新ブログ「べっぷ移住物語」

東北 福島県

土湯峠温泉巡り~鷲倉温泉~

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幕川温泉に立ち寄った後、通ってきた道を引き返すと、次なる目的地の鷲倉温泉の建物が見えて来ます。

幕川温泉から引き返してくると、最初に見えてくる鷲倉温泉

立ち寄り湯にここを選んだのは、幕川温泉から一番近いということ以上にパンフレットにも載っていたこのようなお風呂の写真!

鷲倉温泉のお湯は茶色がかった透明な泉質

様々に工夫を凝らした造りのお風呂は、どこの宿もそれぞれ魅力的ではあるのですが、この一帯のお湯はどこもおしなべてみな白いにごり湯なのに対して、鷲倉温泉のお湯だけ茶色くてしかも透明。不思議だー。幕川温泉も硫黄泉でにごり湯だったので、どうせならばと全くタイプの違うお湯の、鷲倉温泉に決めたのでした。

鷲倉温泉の玄関

鷲倉温泉に到着。鷲倉温泉も日本秘湯を守る会会員の宿で、玄関には例の提灯がぶら下がっていました。

鷲倉温泉も秘湯を守る会会員の宿

フロントで一人500円を払い、早速お風呂へ。

鷲倉温泉のフロントとロビー

鷲倉温泉には源泉が二種類あって、パンフレットにあった茶色いお湯の薬湯風呂の他に、よその温泉と同じようなにごり湯の露天風呂と内湯大浴場があります。

暖簾の向こうには温泉が・・・

薬湯風呂へは、ロビーの案内に従いロビーから建物の奥に進んで行くと、『ゆ』と暖簾の下がった扉が見えて来ました。ここは混浴なのかな?と扉を開けると…

薬湯風呂は駐車場の脇にある

外!

薬湯風呂は宿の駐車場の脇にあって、知ってりゃロビーの方に行かないで勝手に入れる構造に…って、もちろんお金はちゃんと支払って入りましょうね。

露天風呂は男女別。この辺って意外と混浴無いんだね?条例でもあるのかな?

薬湯風呂は男女別

写真は撮って来れませんでしたが、湯船は岩風呂で屋根が付いているので雨の日も安心。この日は日中通して曇り空でしたが、一時的に切れた雲の隙間から夏場のような太陽の光が差し込んで来て、屋根が日除けになって丁度いい感じでした。

強酸性の含鉄泉はアトピーにも効果あるのかも?

泉質は酸性緑礬泉という聞きなれない成分ですが、これはアルミニウム-硫酸鉄泉のことだそうで、含鉄泉の一種に分類されるそう。phは2.7で、強酸性のお湯です。湯温はちょっと熱めの45℃くらいでした。

この時一緒に湯船にいた女性の一人は、かなり辛そうなアトピー性皮膚炎で、以前上諏訪にある毒沢鉱泉に行った時もアトピーの人が来ていましたが、鉄鉱泉というのはアトピーに効果があるって言われてるんでしょうか?よくアルカリ泉は美肌の湯とか言うけど、創傷とか汗疹みたいな皮膚炎には酸性泉の方が効くので、アトピーにも酸性の温泉の方がいいのかもなー。

しかし、滲みそうだわ・・・

体が芯から温まるミネラル系の泉質なので、暑い時期は特に長湯のし過ぎには要注意です。五分ほど浸かって、早めに上がることにしました。脱衣所の入り口には飲泉所もあります。アルミニウムって、飲んだらどうなんよ??

薬湯風呂のお湯は飲泉もできる

食べるところが意外に少ない、土湯峠周辺

ロビーにて、再び作戦会議。鷲倉温泉はバス通り沿いにあり、携帯の電波がようやくまともに受信できる環境になったので、今のうちに早めに本日の宿を決めておきたいところ。

出来れば野地温泉一帯の温泉には他にも入っておきたかったので、近場の宿何ヶ所かに問い合わせてみると、野地から10キロほどの場所にある微温湯(ぬるゆ)温泉にある二階堂という宿で部屋を取ることができました。これで心置きなく湯巡りに集中することが出来ます。

野地温泉の中にあるラーメン屋は、知る人ぞ知る隠れた名店

しかし、この時時刻は午後1時前。昼食の心配もそろそろしないといけないなですが、鷲倉温泉はそこそこ大きなホテルではありますが、ランチや喫茶などはやっていないそう。

並びにある新野地相模屋では、午前中までに予約があれば昼食も出せたんだけどこの時はもう受付は締め切ったとのことでした。

そして、新野地温泉のもう一つ隣にある野地温泉に問い合わせてみたところ、「蕎麦やラーメンぐらいなら食べられますよ」とのこと。う〜ん?野地温泉一帯の宿はどこも日帰り温泉やってるのに、昼ご飯が食べられるとこってほとんど無いんだね?

野地温泉以外だと引き返して土湯の手前にあった道の駅か、逆にかなり進んで高湯温泉のあたりまで行かないと、食事ができる場所は恐らく無いんではないでしょうか。みんなご飯どうしてるんだろ?つーか、他の宿も喫茶とかやったら結構お客さん来そうなのになぁ?

他に食べられそうな場所も見つからないので、とりあえず野地温泉に移動。

野地温泉の正面入口は宿泊者専用

正面玄関から中に入ろうとすると、見たこともないようなものすごいファンキーなヘアスタイルのご婦人が出て来られて、正面玄関は宿泊者専用なので日帰りは脇の専用出入り口に回って下さい、とのこと。その貫禄のある風貌やオーラ、間違いなくここのホテルのオーナーでしょう。

いや、しかしそのヘアスタイル、どこでセットしてんの??

ポンパドールって言うんでしょうかねぇ?イメージとしては、クラブのママさんとかが夜会巻きのトップのボリュームを高く盛ったような髪型にしてますが、あの盛ってる部分が頭一個分ぐらいの高さみたいな感じ。一回見たら絶対忘れないような凄いインパクトでした。

正面玄関の脇には、通用口のような小さい扉があって、その周りには泥だらけの登山靴が沢山脱いで置いてありました。あ~、これじゃ正面玄関から入るなってのも無理ないか(^_^;)

外来は脇の通用口から

日帰り客はここから入って、正面玄関脇にあるフロントまで言って入浴料を支払いますが、先ほどの鷲倉温泉同様に、その気になったらお金払わなくても全然バレなさそうな、かなり緩〜いシステム。まぁ、自家源泉だしお湯は捨てるほどあるんだろうなぁ。でも、入浴料はちゃんと払いましょうね。

名物女社長は歌手デビューしていたww

今回は私達は食事だけだったので、その旨を伝えてフロントは通過。食事処は建物の二階にあるとのことなので、階段を昇ると…

ひー!これは先ほどの女社長!Σ(´∀`;) 歌も出してるのか。夕食の時に歌ってくれたりとかするのかな?ちょっと聞いてみたいような、聞きたくないようなw

ポスターを見てツレが、野地温泉と隣の新野地温泉の相模屋旅館の間には何か関係があるに違いない!とか言い出しました。おー、確かに社長の苗字も相模だわ。でも、親戚なの?

うちの地元は、私の苗字の藤井って名前がめちゃくちゃ多い地域で、実家の隣の家も藤井さんだけど全然親戚でもなかったし、伊香保温泉なんて、大手のホテルの経営者は片っ端木暮って苗字だけど、血縁関係とか一切無いらしいし。

階段を昇ると、大きなホテルにはよく有りそうな夜鳴きそば的な小さなお店がありました。お昼の営業時間は二時までで、この日はギリギリセーフの一時半。あと30分遅かったら、昼ご飯食べそびれるところでした。アブねぇ。

野地温泉の中にあるラーメン屋

カウンターだけの店内には、閉店間際ということもあって、客は私達二人だけでした。厨房には、痩せ型で白髪混じりの、少し恐そうな感じの白衣を着た初老の男性が一人。

店内は私達二人だけでした

メニューはラーメンとかうどん・そばなどの麺類のみで、トッピングのバリエーションが数種類あります。二人とも、メニュー表の一番上に記載されていた鬼面ラーメンを注文しました。

このあたりは、安達太良連峰最北端に位置する鬼面山の山麓に位置し、野地温泉の館内にも鬼面の湯と名付けられた露天風呂があったりしますが、昨日東京から土湯に向かう時に降りた、東北道二本松インターチェンジの近くには、鬼婆の民話で有名なあの安達ケ原があり、鬼面山などというおどろおどろしい地名にも、きっとオカルトチックな由来があるんだろう思ったら、残雪の形が鬼の顔みたいだからってだけらしいです。

注文したラーメンは、ものの五分ほどで出てきました。醤油ベースのスープに、太目の縮れ麺のシンプルなラーメンです。別に注文した半熟卵をトッピングして、頂きます。

これが鬼面ラーメンだ!

お味は、予想を裏切るぐらい美味しかったです!

特に、麺に不思議なシコシコ感があって、あんまり他所では食べたことないような食感…って、私あんまりラーメン詳しくないんでアレですが。スープは多分煮干系かな?出汁の香りが立っていて、缶詰のスープをお湯で溶かして出してるような、その辺の安い食堂の物とは明らかに違う本格派。

口にしたと同時に、二人で思わず「うま〜い!」と声を上げてしまいました。ちょっと恐そうな第一印象だったお店の人も、うちらが旨い旨い言って食べてるのが余程嬉しかったらしく、「旨くてゴメン!」とニコニコして言ってました。いや~、旨いわマジで。ここの店はリピーターも多いらしく、付近にここ以外飲食店が殆ど無いということを差し引いても、この味なら近くに来る用事があったらまた食べに来ようってなるわ~。

野地温泉と新野地温泉は親戚らしいけど・・・

ラーメンを食べながら、ツレはよほどここの社長の苗字が気になるのか、ラーメン屋の店主に探りを入れていました。それによると、野地温泉と新野地温泉相模屋は一応遠い親戚で、曽祖父とか曽々祖父ぐらいの代までは付き合いはあったそうなのですが今は全然とのこと。

ふ〜ん、一応親戚ではあるんだな。だとしたら、ツレの言うお家騒動的な事件が二つの宿の間にあったのかもしれません。あっちの家と付き合いたくないから、意地でも別に源泉掘ってやる、みたいな。分かりませんけど、こんな超秘湯の山の中で、遠いとは言っても親戚同士隣で同業の商売やってて、交流が全くないなんてねぇ?

野地温泉のお風呂もかなり良さそうではあったのですが、こちらの泉質は幕川温泉などと同じのにごり湯。似たような泉質のお風呂に立て続けに入る気にあまりなれず、今回は食事だけで宿を後にしました。

鷲倉温泉へのアクセス

住所:福島県福島市土湯温泉町鷲倉山1

Tel:0242-64-3224

URL:http://www.f-onsen.com/washikura/

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