新ブログ「べっぷ移住物語」

関東 千葉県

S秘境とT秘境

2015/09/05

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油壺マリンパークを後にし、次なる目的地の久里浜港を目指して再び来た道を引き返します。

昨日梅雨明けしたばかりの三浦半島の海岸線は、空も海も澄み渡って爽やかな空気に包まれていました。観光客の車もまだ少なくて、いつもこれぐらいの込み具合なら横須賀も悪くないんだけどね~

梅雨明したばかりでめちゃくちゃ空いてる横須賀の海

横須賀と千葉を結ぶ東京湾フェリー

久里浜港に到着。ここからフェリーに乗って、東京湾を横切り対岸の房総半島に向かいます。

横須賀〜千葉を結ぶ東京湾フェリー

フェリーは朝6時〜夜19時まで一時間おきに運行しているので、気が向いたら好きな時に利用できる気軽さがいいですね。航路は約30分。あっという間です。

船内はこんな感じ。

東京湾フェリーの船内

その昔、初めて東京湾フェリーを利用した時は、たった35分の航路でも船酔いしてしまった私ですが、その後数々の乗船経験を積み耐性が出来たのか、今回は酔止め無しでも全く平気でした。結構慣れるもんだね。

コンテナ船のような大きな船と、何度も接近して行き合います。東京湾はやはり船の交通量が多いです。

たくさんの船が行き交う東京湾

船内で売っていたノンアルコールカクテルを二本ほど開けたところで、金谷港に到着。

金谷港に到着

しかし、東京湾フェリーって何か目的があってフェリーに乗るというより、フェリー自体が最終目的みたいな妙な航路なんですよね。横須賀は別荘地だけど、東京・横浜・小田原など周辺の主要な都市のどこからも不便な場所だし、金谷にいたっては言っちゃ何だけど周りには鋸山(のこぎりやま)という景勝地以外、海と山だけで何もないような場所なので、ここまでわざわざ来る用事もなければ金谷でリリースされても行くとこもないという…。

金谷港の周りは何もない!

まぁでも、ほぼ並走している東京湾アクアラインも、川崎⇔木更津というこれまた誰得なのかよく分からない道路なので、「ただそれに乗るためだけに神奈川⇔千葉を往復する人達」って、私が想像する以上に多いんだなーと思いました。

鋸山には、数年前フェリーでここに来た時に頂上までリフトで登ったりしたような記憶がありますが、今回はツレが他に行く宛があるらしく寄らずに通過。

ネットで噂される千葉の秘境とは?

何でも、ネット上でS秘境とT秘境と伏せ字で呼ばれる場所が金谷の近くにあるそうです。

何で伏せ字かというと、地元の人の生活用水となる川があるので、外部の人間に荒らされるのを避ける目的でそうすることに暗黙の了解として決まってるそうな。その為、S秘境とT秘境は住所なども明かされず、行ったことのある人から口伝でのみその場所を知ることが出来るらしいのですが、ツレは以前から興味津々でこの秘境の手がかりを調べていて、とうとうどこからか詳細な場所を入手し、すでに何度か友達と出かけたことがあるそうです。

次なる目的地はこの千葉の秘境。でも内心、生活用水を荒らされたくないって言ってるんだしそっとしといてあげればいいのに、と思ったり。つーか、伏字にしたりするから余計みんな知りたがるんじゃ?

秘境とは名ばかり『S秘境』

千葉の海沿いは、横須賀とは打って変わってリゾートっぽい建物もなければ若者の姿も全く見えません。同じ東京湾沿いなのに、何でこうもみんな千葉を忌み嫌うのでしょう?イメージって怖いわ。

海沿いから内陸に入り走ること小一時間、最初の秘境S秘境に到着。

S秘境へは金谷港から小一時間

目印らしい物も何もない畦道を走って行くと、道は林の中へと続いています。

畑のあぜ道を行くと・・・
道は裏の山に続いている

人んちの庭のような場所に出ました。バイクで行けるのはここまで、あとは歩きです。つっても5分ぐらいだけど。

『犬岩』と書かれた看板の矢印の方に歩いて行くと・・・

秘境へのアプローチは常に日陰になっていて、足下はかなりぬかるんでいて歩きづらいです。

足許の悪い秘境への道

100mほど進むと、前方に開けた場所が見えてきました。

おおお・・・これがS秘境!

これがS秘境!

巨大な岩盤の上を流れる川が地面を浸食し、幻想的なこの光景を作り出しています。

独特な地層を見せる川の周囲

川の中央にあるのが犬岩?まぁ、犬に見えなくもないけど・・・

これが犬岩らしい
どのへんが犬なのか??

しかし美しい光景とは裏腹に、ここの川は水流がかなり緩やかなため水位が低いと水があちこちで溜まって、この日はコバエのような虫が大発生していました。川沿いにも関わらず空気に清涼感は一切なく、どんよりと淀んだ空気が立ちこめています。綺麗な場所ですが、残念ながらいまいちここで涼を楽しむような気分にはなれません。

流れが緩やかな川はかなり淀んでいる

S秘境の”S”は『富津市 関』のS

おまけにこのS秘境、もう一方のT秘境とは違って実は全く秘境なんかではなく、富津市のホームページにも紹介されている関の犬岩という景勝地に勝手に伏せ字を当てただけという物。

そういや、入り口にも小さいけど看板が立ってましたよね。看板が立ってる秘境って・・・

何で秘密にする必要もない場所に伏せ字で、おまけに『秘境』なんて勿体ぶった仮称を付けることになったのか、実際の経緯などは分かりませんが、想像するにT秘境が話題になったのを見て、どこかの目立ちたがりが二番煎じ的に思いついたんではなかろうかと勝手に思ってるんですがどうでしょうか。

というわけで、全く隠しておく必要もないのでS秘境の詳細な場所は以下に。

誰やねん?S秘境なんて言い出したヤツ・・・

こんなの私の知ってる秘境じゃねぇ!『T秘境』

S秘境を後に、次に目指すはT秘境。しかし、こっちは本当に場所は一切明かせません。S秘境から近いと言えば近いけど、そのヒントだけでは絶対に見つからないような場所です。

次なる目的地T秘境はS秘境からバイクで40分ぐらい

周囲には農地や住宅が結構あって、地元の人は余所者の姿を見るとあからさまに苦々しい表情をされます。

秘境の手前には農地や住宅がある

そりゃそうでしょう、観光地として売り出している訳でもないのに生活用水を荒らしに遊び半分で余所者が集まって来るのですから、地元の人には堪った物ではありません。

農地のある一帯を通過すると、奥にこんな感じに巨大な岩盤にトンネルが掘られているところがあり、秘境はこの奥。

秘境はこのトンネルの奥

なのですが、画像を載せるのは自粛いたします。

つーか、わざわざプレミア感出してT秘境なんて呼ばれてなかったら、苦労して探し出して遠いとこから来るほどそんな特別凄い場所でもないですよ、ホント。このトンネルが無駄に秘境感を増幅しているだけで、実際は秘境でも何でもないです。自然が豊かで素晴らしい場所ではあるんですが。

こちらもS秘境同様川の流れが緩やかなので、ところどころ淀んでボーフラが涌いていたりして、入って泳ぎたいとかそういう気分になれる水質ではありません。東京近郊でもっと綺麗な渓谷なんてここ以外でも幾らでもあるのに、勿体ぶって伏せ字になんかするから・・・

この日は私たち以外にも結構人が来ているようでした。私がいた時だけで、多分10人以上。

しかも川沿いには誰かが流しそうめんをやった跡があって、樋などがそのまま放置されていました。全く、どこが秘境やねん!

といわけで、神秘的なネーミングに踊らされてわざわざT秘境には来ないように。探し出した達成感はあるだろうけど、地元の迷惑になるだけで秘境っぽいとこなら他に探せばいくらでもありますので。って、こうやってわざわざここに来た私が言っても全く説得力ないですが。


ではこれからT秘境を後にし、今回の旅の最後にさらに内陸の山間部にある日帰り温泉を目指します。

・・・つづく

関の犬岩へのアクセス

住所:千葉県富津市関

Tel:0439-80-1291(富津市役所経済環境部商工観光課)

URL:http://www.city.futtsu.lg.jp/0000000578.html

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