新ブログ「べっぷ移住物語」

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磐梯吾妻スカイラインから微温湯(ぬるゆ)街道を行く

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本日は朝から土湯峠にある幕川温泉と野地温泉に立ち寄り、そろそろ今夜の宿である微温湯温泉に向かいます。

愛用のツーリングマップル関東甲信越版は、ちょうど東北は土湯周辺が北限で、観光案内のパンフレットなどの地図を見ても、いまいち野地から微温湯温泉までの行き方がよくわかりません。

立ち寄った野地温泉ホテルのフロントの人に道を尋ねると、磐梯吾妻スカイラインを通って行くのがオススメ、とのこと。

千円以上が何と無料に!天空の道磐梯吾妻スカイライン

磐梯スカイラインは、以前はバイクは通行料1150円とかなりいい値段を取っていましたが、現在は震災復興の目的で何と通行料はタダ!(2012年10月現在)

2009年版ツーリングマップル自動二輪は1150円とある

無人の料金所を通過し、山道をどんどん登って行きます。それもそのはず、磐梯吾妻スカイラインは国内の道路の中で最高点の1622mをマークする場所があり、まさに天空を走る道。

磐梯吾妻スカイラインの料金所は、2012年10月現在は無人
料金所出たあたりは、割りと普通のスカイライン

沿道には、要所要所に【双竜の辻】や【天風境】など、何ぞよーわからんセンスの名前が付いた場所があって、記念碑が立てられているのですが、これは昭和34年のスカイライン開通時、スカイラインの雄大な景観を広くPRするため、作家の井上靖が各絶景ポイントに命名したんだそう。

ここは確か、潮見峠とかそのへんだったと思う。

こんなんで幾らぐらいもらってるんやろうな・・・

極寒の浄土平、バイクは夏場でも防寒着持参がオススメ

そうこうしているうち、前方に煙を噴く山頂が見えてきました。

前方には、煙が立ち上る山肌が

山頂に向かって走っていくと、浄土平レストハウスに到着。さ、寒いっっ!!


浄土平レストハウスに到着

レストハウスの駐車場を挟んだ反対側には、吾妻小富士と書かれた看板と、山頂にまで続く長ーい木道。みんな結構歩いてるんだなぁ〜。

吾妻小富士こと、摺鉢山

この山は、吾妻連峰の一つで本来の山の名は摺鉢山と言うそうですが、麓の福島側から見ると富士山の山頂のように見えることから、このような愛称で呼ばれています。スカイラインからだとそうは見えませんが、山頂まで登ると巨大な噴火口がすり鉢状に口を開いている、雄大な様が望めるらしい。

上から吾妻小富士を眺めた写真(Yahoo!トラベルより)

smallarrow写真はYahoo!トラベルより

一見すごい距離に見えますが、山頂までは20分程だそうですよ。しかし今回は寄らずに、トイレ休憩の後すぐに出発しました。

死ぬまでに一度は見て欲しい、磐梯吾妻スカイラインの息を飲む絶景

そして、浄土平から先の道がこれまた素晴らしかった!!まぁこれなら通行料千円以上取るのもうなずけるというような、それはそれは美しい道でした。

雲と同じ高さのところを走っています!

まるで空に飛び出してしまいそうな道。ほとんど雲と同じぐらいの高さを走っています。浄土平周辺は、山の上にありながらここだけが平地になっていて、まるで荒涼としたあの世の風景を見ているかのようです。

浄土平を縫うように走る磐梯吾妻スカイライン
よくこんな道造ったな、っていうね・・・

写真では、実際行った時の感動の半分も伝えられないのが、何とも歯がゆい…

しかし、この道造った人もすごいよねぇ。浄土平周辺は、あちこちから火山ガスが噴出しており、危険なので駐停車はしないように、との注意書きがあちこちにされていましたが、造る時はどうしてたんでしょうね?

浄土平を過ぎると、眼下には収穫時期を迎えた稲穂で黄金色に輝く福島盆地が。

実りの時期を迎えた福島盆地

スカイライン沿道の荒々しい自然の風景と対照的な、人間の日々の営みから生み出される暖かな景色が、対比的に視界に飛び込んできます。感動…

磐梯吾妻スカイライン有数の絶景スポット、つばくろ谷展望台から望む不動橋

そして圧巻はここ!スカイラインも終点の高湯に近づいて来たあたりにある、つばくろ谷に架かる不動橋。

展望台から眺めた不動橋

付近の展望台から眺めたの図。私の腕では思ったように写らなかったのですが、鉄橋の後ろに、黄金に輝く水田地帯がドーーーン!!磐梯吾妻スカイラインの中でも代表的な絶景ポイントの一つですが、特に秋の米の収穫期が素晴らしいんではなかろうかと、今回来て思いました。

鉄橋と田園地帯の対比が美しい絶景スポット

観光案内のパンフレットにも、ここからの不動橋の写真が使われていました。

観光案内のパンフレットにも、不動橋の写真が使われていた

日本屈指の名湯・高湯温泉には大きなホテルが多い

不動橋を過ぎてしばらく走ると、磐梯吾妻スカイラインの終着点にある、高湯温泉に到着。温泉街の足湯で一休みです。いやー、寒かったわ。

高湯温泉の足湯

高湯温泉はこの一帯ではかなり大きな温泉地の一つですが、他の所とは違い民宿のような小規模な宿は少なくて、大型の近代的なホテルが谷間に詰め込んだようにギッシリ立ち並んでいます。普通の温泉宿というよりは、スキー場の近くによくあるロッジとリゾートホテルを足したような感じの大型の宿をイメージして頂くといいかも知れません。

たまご湯とかひげの家なんかは、ネーミングから勝手にペンションみたいな素朴な宿を想像していたんですが、実物は両方かなり立派なホテルでした。

住宅地から再び山の中へ。近くて遠い微温湯温泉

高湯温泉を過ぎ、県道70号線をさらに進むと突如として峠道は終了、沿道には果樹園が広がっていました。住宅も結構あって、あれ?という感じで拍子抜け。微温湯温泉ってもっと山の中にあるかと思ってたのに、こんなとこにあるの?

高湯の先は民家の点在する地帯だった

通り沿いにあった農産物の直売所に入って、店の人に微温湯温泉への道を尋ねると、この先の広域農道から、微温湯温泉へ通じるその名も微温湯街道という道が通じているとのことで、教えて貰った通りに進むと…

これが温湯街道

おー、これが微温湯街道か。

温湯街道は途中一部ダート

微温湯街道は、街道とは名ばかりの荒れた山道でした。暗いよ狭いよ怖いよ~!おまけに途中からダートに!穴だらけでめちゃくちゃ荒れてる。なんだ、さっきの感じだとてっきり住宅地の近くにあるのかと思ったけど、凄いとこにあるんだな…

温湯街道旧道は大荒れ、物好き以外は新道を使うことをオススメします

実はこの道は旧道だそうで、別ルートでちゃんと整備された新道もあります。

直売所のおばちゃんに道を聞いた時、最初はこちらの旧道の方を案内されたのですが、一緒にいた別の人が「そっちの道は旧道だからダメよ~!」と、横から入ってきて新道の行き方も教えてくれたのでした。

確かに旧道がこんなんじゃ、知ってりゃ新しい方の道を薦めるわなぁ。この先、道はどんな風になって行くのでしょうか?一抹の不安を抱きつつ、微温湯温泉をめざします。

・・・つづく

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