新ブログ「べっぷ移住物語」

石川県

なぎさドライブウェイから加賀温泉へ

2016/06/11

現在 1 / 1 ページ目

富山駅前のビジネスホテル”ドーミーイン”に宿泊した後、石川県に向かいます。

富山市内から氷見を目指す

この日、太平洋側は巨大低気圧の影響で昨日から大荒れ、朝のテレビのニュースはどこの局も各地の水害についての速報が流れていました。

富山湾の周囲はとりあえず雨は降ってはいませんでしたが、進行方向の西の空には、ちょっとまずい感じの真っ黒な雲が遥か遠くに見える不安定な天気。

富山から下道で小一時間の場所にある、温泉と漁港で有名な氷見を目指します。

氷見の近くにある雨晴海岸。夏場は海水浴などで人がいっぱい来るんでしょうが、この日はおりからの強風と荒天の予報のため、車も人もまばら。

雨晴海岸近くの道
雨晴海岸

雨晴海岸から富山方面を望む。

富山方面は生憎の曇り空

天気がいいと海上にはこんな風に、蜃気楼のように浮かび上がる立山連峰が見えるらしいのですが、この日は雲で隠れてしまっていました。

写真は雨晴観光協会HPの雨晴海岸写真より。

海岸には、袋型の変わった海藻がいくつも打ち上げられていました。なんでしょ?これ。

まぁ、そんなことは置いといて、いざ氷見に来たところでまだ午前中だし、寿司も温泉もまだ早い・・・

というわけで、ここから能登半島を横断し、反対側にある千里浜(ちりはま)に向かいます。

温泉と漁港と藤子不二雄の町、氷見

ところで、氷見の町にはあちこちに、なぜか忍者ハットリくんの絵やオブジェがあしらわれており・・・

氷見漁港の建物に描かれたハットリくん

今この記事書いていて知ったのですが、氷見は忍者ハットリくんほか多数の漫画を世にだした藤子不二雄Ⓐ(本名:安孫子 素雄)さんの出身地だったんですね!

氷見の商店街には、一時間おきに噴水とともにクルクル回転する忍者ハットリくんからくり時計があるとのこと。

あ〜これどっかで聞いたことあるなぁ。知ってりゃ行ってたのに・・・今更後悔しても後の祭り。まぁ、また富山に来る機会があったら見に行こうっと♪

しかし商店街、連休中なのにガラガラっすな〜

氷見の商店街

日本で唯一!砂浜を走る一般道『千里浜なぎさドライブウェイ』

氷見の市街地から国道415線(鞍川バイパス)に逸れ、山道を走ること2時間ほどで、目的地の千里浜がある羽咋市(はくいし)に到着。

能登半島をを横断するのは結構すぐ。国道ボロボロ・・・

ここは私が以前から行ってみたいと思っていた場所があって・・・

千里浜なぎさドライブウェイとは?

なぎさドライブウェイ

千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイとは、千里浜〜今浜の約8km区間砂浜を車やバイクで走行できる、日本で唯一の一般道です。

通常、砂浜は一般車両での走行はできませんが、仮に勝手に砂浜に入って走ったとしても、バギーなどのオフロードに適した車両でなければ、タイヤが路面にめり込みスタックという状況に陥ってしまうので、走行することが困難ですが・・・

通常砂浜ではタイヤがスタックして走行が困難です

その点、なぎさドライブウェイの砂地は、他所の海岸と違って砂が特に細かく、海水を吸って堅く締まる性質を持っているため、このように普通の車両でも走行することができるのです。

千里浜特有の砂地が一般車の走行を可能に

ネイキッドでも楽勝ですね〜

ネイキッドでも普通に走行できるほど路面は安定している

関西の奥座敷 加賀温泉郷

なぎさドライブウェイから一般道に戻ってしばらく走ると、とうとう雨がぱらつき始めました。この時の雨はすぐ止んでしまいましたが、どう考えても雨雲の方に進んでいるので、そろそろ今日の宿のことを考え始めなければなりません。

午前中強かった風も弱まっってきたので、美川ICから北陸自動車に乗り、石川県加賀市周辺にある加賀温泉郷を目指します。

加賀温泉郷とは…粟津温泉、片山津温泉、山代温泉、山中温泉の四カ所の温泉地の総称。

私は大阪出身なので、一泊の温泉旅行では山代温泉や山中温泉はド定番で、よく広告などで目にしましたが、ほかの粟津温泉や片山津温泉、またそれらを総称して加賀温泉郷と呼ぶなどについては、今回宿さがしをしていて初めて知りました。

この規模にして民宿がほとんどないなんて・・・高級志向の加賀温泉郷

まずはじめに片山津温泉。

柴山潟のほとりにある温泉地。いくつか大きなホテルで流行ってそうなところもありましたが、街並みは寂れた感じは否めないです。

片山津温泉の街並みその1
片山津温泉の街並みその2

柴山潟の湖畔には、やけに街並みにそぐわないモダンな造りの日帰り温泉施設街湯があります。

街湯

鳴子温泉の早稲田桟敷湯みたいなコンセプトなんでしょうかね?しかし、片山津温泉観光協会公式サイトには著名な建築家の手による斬新な建物と漠然とした説明しかありません。何でそこぼかすねん?

しかし、日帰り温泉はあるのに、民宿はあんまり無いのね?というか、宿の数自体がとても少ないように見受けられました。

う〜ん、なんかこの中で宿探すのはちょっと・・・


次に山中温泉

ここに来てとうとう本格的に雨が降り始めました。山中温泉は片山津温泉から約5km、加賀温泉郷のなかでは抜群に知名度の高い温泉地ですが、実際来てみるとさすがの貫禄という感じ。

山中温泉の街並みその1
山中温泉の街並みその2

これぐらいの規模の温泉地ならば、きっと一軒ぐらい空室のある民宿も見つかることでしょう。

しかし、温泉街をあちこち巡ってみるも、不思議なことに民宿が全く見つからないのです。ん〜??何故に?

通りかかったホテルの前にいた番頭さんに、このあたりで民宿があるのはどの辺か尋ねてみたところ、何と「山中温泉には民宿はありませんよ」とのビックリな答えが返ってきました。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工

高級そうな宿が多いのは温泉街に入ってすぐ分かったけど、民宿が一軒も無いなんて!!ちょっとこれは予想外の展開。

温泉街周辺は住宅街で、そのままちょっと改築したらすぐにでも民宿ができそうな家もたくさんあるのですが・・・あれかな?温泉の配当権みたいなのが老舗に牛耳られてて、新参は参入できないとか。伊香保温泉みたいな。

温泉街の中には、総湯と呼ばれる日帰り温泉施設があります。このあたりの温泉地では、外湯のことをどうやらそう呼ぶらしいです。今回は結構な豪雨のため、総湯の写真は撮ってこれませんでしたが、温泉街のランドマーク的な情緒のある立派な建物で、せっかくこんなにいい外湯があるのに、何で民宿無いのよ?高級ホテルに泊まってるひとなんて、そんなに外湯めぐりなんてせんでそ?と、やり場のない怒りが…(#・∀・)

カップルにはつぶしの効く温泉・芦原(あわら)温泉

そろそろ夕暮れも迫って来て、もうウダウダやってる暇はありません。温泉街の役場の軒先で雨をしのぎつつ、携帯で付近の他の温泉地の宿も探してみることに。何軒か予算に合いそうな宿に電話をかけたものの、どこも満室とのこと。

ここで選択肢は二つ、まずはJRの加賀温泉駅前のビジネスホテルであきらめる。そしてもう一つは、一か八か加賀温泉郷から再び大移動して、最寄りのあわら温泉で宿を探す・・・

どっちにする?とツレに聞かれ、私が選択したのは後者の方でした。

雨の日の夜道は車の人が想像できないほどバイクの視界は悪い!!

日も暮れて、ここから先はさらに雨も強く降り始め、天候は軽く嵐の様相を見せ始めました。

あわら温泉が近づくと、道はほとんど街頭もない山道に変わり、時折対向車線から来る車のライトでシールドに付着した水滴が乱反射し、視界は最悪の状態。対面から車両が来ることを全く予期していないのか、単に運転がアレなだけなのか、対向車線を走る車のみなさんは、ことごとくセンターラインをオーバーランして来られますっ(#・∀・)殺す気かぇ〜

後ろに乗ってるだけのわたしでも、恐怖で心臓バクバク・・・ というわけで、写真は全く撮ってこれませんでした。

今にして思えば、結構無茶な注文してたんだなー、私(;・∀・) 

半泣きで山道を走ること一時間ほど。通り沿いに突如、ブティックホテルが数軒現れました。どうやらあわら温泉に到着した模様。

おおお!!あわら温泉には、温泉街を少し外れるとラブホが結構あることが判明!(今更・・・)これは、普通のホテルで部屋が取れなくてもどうにかなるってこってすな!

格安温泉に侵食されているあわら温泉

ラブホを数軒やりすごし、一番はじめにあったホテル青雲閣にて空室を問い合わせてみることに。青雲閣は、関西〜中部・北陸地方を中心に展開する湯快リゾートが運営するホテルで、365日同一の格安料金が売り。青雲閣は一泊二食で8,800円、夕飯はバイキング形式なので、もしここで空室があれば夕飯の心配もクリアすることができます。

が、やはりというか満室。まぁ、連休だしな〜。

でも、いざとなったらラブホに宿泊したらいいと思えば、気分的に相当楽です。

青雲閣を出て少し走ると、芦原温泉あわらという大型のホテルが見えてきました。こちらはさきほどの湯快リゾートと同じような、低価格で通年同一料金が売りのホテルチェーン大江戸温泉物語が経営していますが、湯快リゾートも大江戸温泉物語も、潰れた大型ホテルを安く買取ってリニューアルすることで設備投資の資金を抑え低価格を実現しているホテルなので、要は温泉街入ってすぐにある大型の温泉旅館が片っ端潰れたってことですね、あわら温泉は。

大江戸温泉物語の方も今回は満室、そして今回宿をやっと空室を見つけたのが隣にあった長谷川でした。

長谷川玄関

大雨でずぶ濡れの私達を見て、「まぁまぁ、大変でしたねぇ〜」とねぎらいの言葉で出迎えて下さった若女将。うぅ・・・泣きそうや。フロントマンが、濡れたカッパをボイラー室で乾かしてくれるそうです。こっちからは何にも頼んでないのに、むっちゃ優しい(´Д⊂グスン

下の建物外観は、翌朝撮影したもの。

予備として空けておいたという部屋。全然綺麗。広いし

長谷川は、先の青雲閣や芦原温泉あわらと同じぐらいの規模のホテルですが、こちらは格安で運営しているホテルではないので、お部屋まではちゃんと中居さんが荷物を持って案内して下さいます。

部屋は予備として空けてあった部屋とのことで、もっと運転手用の部屋みたいなそっけないのを予想していたのですが、いやいや普通の客室とおそらくほとんど同じようなグレードの和室。二階にあるので景色はあまり良くないのでしょうが、この日はどっちにしろ大雨で外の景色なんてほとんど見えないだろうし、長谷川にはエレベーターが一基しかないので、一階の大浴場に行く時やチェックアウト時の便を考えたら、むしろこっちのほうが良かったかも。

長谷川はお隣が回転寿司屋

ただ、長谷川は食事はバイキングではないので、夕飯はこの日は準備が間に合わないとのこと。こんなとき、グランドホテル系の大型ホテルばかりが集中する温泉街の場合、付近に飲み屋や飲食店が少なく夕飯が付かないと結構困ったりするのですが、しか〜し!!

長谷川の隣の大江戸温泉物語の一階は回転寿司

なんとっ!すぐお隣の大江戸温泉物語の一階は、何と回転寿司!もちろん、外部からの客も利用できます。大江戸温泉物語のお客さんは、建物内から直接エントリーできて、おそらく部屋代につけたりできるのかなぁ?さすがこのへんは大手チェーンですね。

飛び込みでも夕食の心配なし

長谷川の方でも、私達のような飛び込みで夕食が間に合わない客でも食事に困らないのは、正直かなり助かっているのではないでしょうか?

かにみそ軍艦

能登といえばカニ!まーでもこれに関しては、ほんとに付近で捕れたカニかどうかは微妙ですが・・・昨日に引き続き、新鮮な海の幸を堪能いたしました。

朝食はこんな感じ。たまにはこういう旅館の食事もいいですね〜

長谷川朝食

温泉は男女別の大浴場と露天風呂。貸切風呂なんかもあるみたいですね。今回はかなり疲れていたので、大浴場のほうだけで満足。

長谷川大浴場
長谷川露天風呂

写真は楽天トラベルより。

泉質はアルカリ性低張性鉱泉。ってことは、お湯は沸かし湯かな?海に近いということで、塩っけの強いミネラル塩泉を想定していましたが、ツルツルする肌によさそうな優しい泉質でした。

外を眺めると「あぁ・・・」ってなるぐらいの暴風雨。太平洋側の惨状を考えたら全然この程度で済んでるのはマシとも言えるのですがマジ凹むわぁ・・・(-∧-;)

おまけ・・・加賀温泉にあるユートピア加賀の里の巨大な仏像。怪しスポット好きにはオススメの施設みたいですね。今度加賀温泉に来る機会があれば、是非潜入してみたいです。

ユートピア加賀の里の巨大な仏像。今度加賀温泉に来た時はぜひ潜入してみたい

越前あわら温泉 長谷川のアクセス

住所:福井県あわら市二面48-14

Tel:0776-77-2164

URL:http://www.awara-hasegawa.com

大きな地図で見る

PR:

現在 1 / 1 ページ目

-石川県
-,

 
べっぷ移住物語banner

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterでなんちゃら街道をフォローしよう!