新ブログ「べっぷ移住物語」

東北 福島県

再びの幕川温泉

現在 1 / 1 ページ目

土湯温泉の川上温泉で宿をとった翌朝、幕川温泉という所を目指します。幕川温泉は、土湯温泉から数キロの場所にある土湯峠というところから、さらに林道を進んだ先にある超秘湯で、水戸屋旅館と吉倉屋の二軒の宿が寄り添うようにして建っているのですが、実は私達は震災前の2010年7月に、水戸屋の方に一度宿泊したことがあったのでした。

幕川温泉は冬季は営業してないそうなので、震災当日あの山の中で被災した宿の方はいらっしゃらなかったと思いますが、宿に通じる林道がかなり荒れた細い道だったので、あの道が地震でどの程度影響があったのかと、ことあるごとに思い出してずっと気になってはいたのでした。

そして今回、土湯から幕川まで思いの外近いのと、以前と変わらず営業しているとの情報を得て、こうして再び訪問することが叶いました。

おまけに、前日に宿泊した川上温泉は、何と水戸屋旅館と遠い親戚に当たるという話を耳にして、ちょっと運命的な繋がりも感じつつ、土湯峠を目指します。

一軒宿が立ち並ぶ、野地温泉周辺は東北屈指の温泉天国

土湯峠の近くまで来ると、「そうそう、ここにこういう看板立ってたっけ…」と、些細な物からも当時の記憶が甦って来て、また再び幕川温泉に来れたのだなぁ、という懐かしさと感動がこみ上げて来るのでした。

この土湯峠一帯は、幕川以外にもあちこちから温泉が湧出している東北屈指の温泉地で、中でも野地温泉は特に有名です。野地温泉の周辺には、新野地温泉、赤湯温泉などの小規模な温泉地が集中しているのですが、これらの温泉地はそれぞれが一軒宿で建物も隣接しており、各宿で自家源泉を持っているというだけで、ほとんど同じ温泉地と言っても過言ではありません。

栃木あたりだと自家源泉なんて民宿でも当り前なのに、何勿体付けてるんだっつーの。恐らくこれらの温泉地は、全部ひっくるめて野地温泉でも通じると思います。

土湯の道の駅を過ぎ、県道30号線を猪苗代湖の方に向かって進むと、何もない山道に一番初めに現れるのが野地温泉の野地温泉ホテル。

野地温泉ホテル

続いて新野地温泉、鷲倉温泉、赤湯温泉は県道沿いに看板だけが出ていて、宿の建物は県道から分岐した道の先にあるようです。

県道から見える山肌からは、至るところから湯煙が立ち昇り、このあたりの圧倒的な温泉力をこれでもかという程に見せつけて来るのでした。

土湯峠は、あちこちから湯けむりが立ち上る温泉天国
鷲倉温泉の裏山から立ち上る湯けむり

幕川温泉の帰りに、野地温泉周辺の温泉にもどこか入って行こうね〜

秘湯中の秘湯!幕川温泉の道は超険しい林道

そんなことを話しながら走って行くと、幕川温泉へ通じる林道の入口が見えて来ました。看板が立っている方に脇道を逸れると…

県道沿いに出ている幕川温泉の案内看板

そうそう、こんな道だったわー。懐かしいな。

幕川温泉へ向かう林道は、意外と地震の影響などは少ないような感じだった

林道の方は意外と地震の影響は大した事無かったのか、後で補修したような形跡や大きな路面の破損なども特に見られない様子。

林道その2

林道は谷に向かって下って、降り切ったらまた再び少し上り坂になります。そして県道から20分ぐらい走ったところで、路肩の山の斜面がえらいことになってる箇所発見!ひええ〜!これも震災でこうなったのかな・・・

林道の路肩が崩れまくっている!

って、うちに帰ってから二年前の写真見てみたら、震災前からここの路肩は崩れてました(爆) 下の写真は二年前のもの。幕川からの帰りに撮影した物です。

二年前からここは崩れてた。なんだ〜ww

この崩れまくってる所を通過すると、前方にようやく建物が見えて来ます。

ようやく幕川温泉に到着

幕川温泉の寄り添うように立つ二軒の宿

林道から来て手前にあるのが水戸屋旅館。

水戸屋旅館

下の写真は2年前の水戸屋。以前宿泊したのはこっちの方でした。変わらぬ姿に、胸熱…

二年前の水戸屋旅館

そして今回立ち寄るのは、前回は入らなかったもう一つの方の宿、吉倉屋旅館です。

吉倉屋旅館は、水戸屋旅館のすぐとなり

水戸屋旅館のすぐお隣にある吉倉屋旅館は、規模的にも宿のグレードも水戸屋旅館と似たような感じで、両方日本秘湯を守る会会員の宿。

吉倉屋旅館外観

吉倉屋の玄関は、林道から来ると建物の裏手にありました。日帰り入浴は10時からで、土湯から幕川まで予想以上にすぐだったため、早く着き過ぎたんじゃないかと思ったのですが、時計を見ると現在10時過ぎで、今ちょうど始まったばかり。

吉倉屋旅館の玄関ロビー

フロントで入浴料一人500円を支払います。フロントから右手に進むと露天風呂、内湯は左との説明を受け、先ずは露天風呂へ。

露天風呂のある建物は比較的新しい

露天風呂は男女別で、女湯はすでに先客がいらっしゃったので、今回はお風呂の写真は撮影出来ませんでした。

露天風呂は川沿いの岩風呂で、比較的最近になって造られた物のようでした。広さはせいぜい5〜6人で一杯になるようなこじんまりとした大きさで、白濁したお湯の泉質は単純硫黄泉。ぬる目で何時間でも入っていたくなるような、素晴らしい露天風呂でした。

がしかし、そうこうするうち次から次にお客さんが増えてきたので、ちょっと窮屈になって20分ほどで上がることに。まだ午前中なのに、この人の入りですよ。午後になったらかなり混むかもね?

露天風呂から上がって、ツレを待つ間に内湯の様子も見に行ってみましたが、こちらにもすでに何人かお客さんがいました。露天風呂あるのにわざわざ内湯に入る人って、何なんだろう?地元の人なのかな?地元っても、周囲5キロ以上は民家なんかないけど。

吉倉屋旅館の内湯の前

この記事を書くにあたって吉倉屋旅館のリーフレットを見ると、吉倉屋には源泉が二つあって、硫黄泉の他に単純泉の源泉もあるそうな。露天の方は間違いなく硫黄泉だったので、内湯は単純泉だったんですね。

ツレもお風呂から上がってきたので、ロビーでしばらく作戦を練っていましたが、結局何も決まらないので、とりあえず先ほど通ってきた野地温泉周辺のお風呂に何軒か入りに行くことにしました。

2010年7月、水戸屋旅館はこんな感じだった!

ちなみに、以前行った水戸屋旅館はこんな宿です。(2010年7月の情報)

2010年の水戸屋旅館玄関

よくメディアに紹介される露天風呂は、建物の屋上にあって土俵みたいな屋根が付いてます。

水戸屋旅館の目玉・露天風呂
8の字型の変わった湯船でした

あまり知られていない、水戸屋旅館のもう一つの露天風呂(2010年の情報です)

そしてその他にもう一つ、水戸屋旅館には露天風呂があって、建物の裏手から外に出て駐車場の奥に進むと・・・

建物裏から駐車場を突っ切って行くと・・・

掘っ建て小屋が見えてきました。

手作り感満載の掘っ立て小屋が!
ここがもう一つの露天風呂

屋根がないので、雨の日は傘を差して…♪

この日は雨だったので、傘を差しながら入りました

傍らにはせせらぎが流れていて、なんて素晴らしいロケーション!

露天風呂の傍らには小川が流れている

Singin' in the Rain〜♪

私達が泊まった日の朝、この露天風呂近くにクマが出たとか言ってた記憶。まー出るわな、クマぐらい。

内湯も湯船のバリエーションが豊富でした。内湯なのに岩風呂があったり露天風呂があったりして、まるで大きなホテルのような湯船の豊富さ。

内湯にも岩風呂や露天風呂などの楽しいお風呂がたくさん!
内風呂の中に露天風呂みたいな岩風呂が!
内湯に付いてる露天風呂

しかし、やっぱりブログに書いてないと、何年も経つと細かい出来事までは覚えていられないもんだなー。

2010年には、もう既にこのブログの前のブログは書いていたはずなのですが、今もそうですが私はキーボード操作が苦手な上文才が乏しいのとで、とにかく遅筆で行ったところが多いと記事を書くのがどんどん押してしまい、水戸屋の記事も書こう書こうと思いつつそのままめんどくさくなってお蔵入りしてしまったんですね〜、確か(^_^;)

とても感じのいいお姉さんが受付業務をやっていらっしゃったように記憶しています。ツレが、有名温泉ブロガーのべにこさんに似てるってしきりに言ってたんですが、今調べてみたら確かに似てるな〜。ツレは「本人なんじゃねーの?」って言ってたけど、さすがに温泉の仲居さんやってたんじゃ温泉巡り出来なくない?そんなことないか。

あの時の宿の皆さんはお元気だったのでしょうか。変わらぬ水戸屋旅館の建物を見て、まぁ変わりないなら、と幕川温泉を後にしました。

さよなら、幕川温泉!また来れて本当に良かった。

幕川温泉吉倉屋旅館へのアクセス

住所:福島県福島市土湯温泉町鷲倉山1-10

Tel:0242(64)3617

URL:http://www.f-onsen.com/yoshikuraya/

大きな地図で見る

PR:

現在 1 / 1 ページ目

-東北, 福島県
-,

 
べっぷ移住物語banner

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterでなんちゃら街道をフォローしよう!