新ブログ「べっぷ移住物語」

中部 長野県

谷底にひっそり佇む蓼科の一軒宿「横谷温泉旅館」の渓流露天風呂

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ラーメン屋は隣のカラオケスナックとワンオペで回しているため、しばしば従業員さんが不在になります。メニューはラーメン数種類にチャーシューや餃子などの一品メニューがいくつかあるだけで、決して品数は多くありませんが、この日はテレビでサッカーの国際試合が放送されていて、サッカー見ながらあれこれ飲み食いしていたら、気がつけば夕食付けるよりもいい金額になってしまいました。

御柱のビール瓶

ラーメン屋の店内に客は私たちだけでしたが、従業員さんと一緒にテレビでサッカー中継を見ながらあーだこーだ話していると、ふと気がつくと通路側の窓から浴衣を着た男性が数人、中のテレビを覗き込んでサッカーの試合を見ています。そんなとこで見てないで、入って一杯ぐらい飲んでいけばいいのにと思いましたが、奥さんと一緒だとそうも行かないのかな。クラシックコンサートよりも、こっちの方がいい人は少なからずおられるだろうな。

日中女湯になる含鉄泉の「巨岩大露天」

食後は大浴場の方へ。


日中女湯になる「巨石大露天」

写真は翌朝撮影したものです。浴室は男女別の内湯と露天があり、それぞれ夜9時に入れ替えになります。こちらは日中女湯になる方の「巨石大露天」。内湯はどちらも似たような造りですが、露天風呂は男女でかなり違っています。

巨石大露天の手前には、2~3人で一杯になってしまうぐらいの小さな湯船があり、白っぽいにごり湯が溜まっています。横谷温泉には泉質の違う二種類の源泉があり、こちらは貸切風呂や渓流露天の含鉄泉とは別の炭酸泉。

日中男湯になる「渓流露天」は半透明の炭酸泉

対して、日中男湯になる「渓流露天」は、大きな岩風呂に少し白く濁った透明に近いお湯がガボガボ音を立てながら勢いよく注がれています。

日中男湯になる「巨石露天」

そして巨石露天の手前には、小さな茶色い泉質の岩風呂があります。渓流露天と巨石大露天、どちらの露天風呂も違う良さがありますが、両方を堪能できるのは宿泊客だけの特権。

湯船のすぐ横には横谷渓谷の清流が流れ、巨石大露天からは小さな滝も眺めることができます。

巨石露天から見える滝

ちなみに内湯のお湯は男女とも濁りが少ない泉質でした。

内湯は濁りが少ない泉質

そんなに標高の高いところまで登ってきたような印象はありませんでしたが、やはり蓼科はゴールデンウイークでも夜はかなり冷え込みます。露天風呂の通路には足下に水がたまって移動がとにかく冷たくて辛く、冬場は湯船の中以外は地獄の寒さでしょう。

大きなホテルですが地元の人の利用も多いのか、スポーツバッグを下げたジャージ姿の学生さんや、ラフな服装にお風呂セットのかごを持った人の姿も見受けられました。

大浴場には時間を惜しんで何度も入りに行きました。入る時間帯によっていつも違った良さが感じられ、旅の最後にふさわしい素晴らしいお風呂でした。

朝食は松花堂弁当。疲れた胃腸に優しい内容です。今度来る機会があれば、ラーメン屋は食べ過ぎてしまうので夕飯は必ず付けようと思います。

朝食は松花堂弁当

宿の玄関で、ボーイさんが気を効かせて記念撮影をして下さいました。温泉、建物、サービスに至るまで、私たちが日頃体験できない非日常の連続で、これぞ温泉旅館!という醍醐味に溢れた最高の一晩になりました。

玄関で記念撮影

ところで、今この記事を書いていて知ったのですが、横谷温泉旅館ってウィークデーだと2食付きで8,000円ぐらいからあって、意外とお手頃価格なんですね。日頃から温泉のリサーチを欠かさない私たちが今まで聞いたこともないと言うことは、やはり知名度的に劣るのが安い理由なのかもしれません。素晴らしい宿なので、この価格帯はかなり穴場の温泉だと言えるでしょう。

横谷温泉旅館から歩いて行ける!横谷渓谷「乙女滝」

宿を後にする前に、露天風呂から見えていた谷川の方まで降りてみることにしました。横谷温泉旅館のすぐそばを流れる横谷渓谷には、1キロちょい東の渋川温泉まで遊歩道が整備されているのですが、そんなに歩くのは大変なので今回は宿のすぐそばの「乙女滝」まで。

横谷渓谷の地図

遊歩道の案内図。「マイナスイオン個数が”やたら”多い場所」だそう。”やたら”っていいセンスだな。

マイナス個数が”やたら”多いらしい

家電業界では疑似科学の代名詞的存在のマイナスイオンですが、滝などの周辺ではレナード効果(水が急激に微粒化されると、大きい水粒子は正に帯電して落下し、小さい水粒子は負に帯電する)という現象により、マイナスイオンが大気中に多く漂っていることは科学的に証明されているので、安心してやたらめったらマイナスイオンを浴びることができます。マイナスイオンが体にいいかどうかは不明。

宿の駐車場近くから階段を下る

駐車場を出てすぐの場所に、滝に続く階段の入口があります。階段は50メートルぐらい。

昨夜の雨で水量を増した乙女滝は、PMSで荒れ狂ってるような勢いで轟音を上げて流れ落ちていました。この滝の周辺には、空気1ccあたり2万個のマイナスイオンが漂っているそうです。

ではでは、滝も見学したしこれから中央道に乗って東京へ向かいます。

2016年ゴールデンウイークの旅終了

鳥取から日本海側を通って東京を目指す旅はこれにて終了。いつも行き当たりばったりなので、今回も有名な宿にはほとんど泊まれませんでしたが、なんだかんだで楽しい旅になりました。今夜にはまたいつものボロ家での生活が始まるかと思うと少し寂しいですが、11日にもわたる長旅で疲れもあり、早く帰っていつもの自分の枕と布団で早くのんびりしたいです。

2016年ゴールデンウイークの旅、おしまい。

横谷温泉 横谷温泉旅館へのアクセス

住所: 長野県茅野市北山5513

Tel: 0266-67-2080

URL: 横谷温泉旅館(楽天トラベル)

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