新ブログ「べっぷ移住物語」

宮城県

間欠泉と温泉の滝が流れる鬼首温泉

2015/10/29

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鬼首と書いておにこうべと読みます。かく言う私も、最初「おにくび?」と読んでいましたが…( ̄▽ ̄;)

鳴子温泉は、付近に五カ所の小規模な温泉が点在し温泉郷を形成していますが、鬼首温泉も鳴子温泉郷の中の一つ。

前日鳴子温泉に一泊した私たちは、翌朝この鬼首温泉に立ち寄ることにしました。

鬼首温泉へは、鳴子温泉駅から国道108号線(羽後街道)を秋田方面へ車で約30分。鳴子温泉市街地から川を挟んだ対岸にある山の中腹にある温泉地です。一帯は栗駒国定公園に指定されており、道中には荒雄湖(鳴子ダム)があります。

鳴子ダム

この鳴子ダム、春先は雪解け水の放水が行われるそうですが、かなり迫力あって見応えあるそうですよ。秋の紅葉もさぞかし素晴らしいでしょう。

鬼首温泉が近づくと、鬼の付く地名にちなんでかこんな不気味な飾りが付いた橋が。

鬼首にちなんで、鬼の飾りが付いた欄干

しかし、鬼首の地名の由来は、延暦20年(801年)、坂上田村麻呂が蝦夷平定に東征した際、"鬼"と呼ばれ恐れられていた大竹丸を追い詰め、この地で首をはねたことからだそうで、別にこういう本物の角の生えた鬼がいたわけではないみたい。なんだ~

鬼首温泉には数軒の旅館や民宿、キャンプ場やスキー場の他、温泉が自噴する間欠泉があります。

間欠泉の周辺は公園として整備されていて、施設の名前はその名も鬼首かんけつ泉

かんけつ泉ののぼり

入園料は400円ですが、周辺の宿で割引券が貰える場合がありますので、かんけつ泉に行く際は先に立ち寄り湯を済ませてからにしましょう。

自然の神秘!温泉の滝が流れる峯雲閣の仙人風呂

今回立ち寄った峯雲閣は、東北地方を代表する温泉旅館の一つ。

峯雲閣外観

鬼首温泉は吹上温泉、神滝温泉、轟温泉、宮沢温泉、神滝温泉などの複数の一軒宿温泉を含めて、鬼首温泉郷と呼ばれることもあり、峯雲閣は鬼首温泉郷の中で吹上温泉に分類されます。鳴子温泉郷の中の鬼首温泉郷の吹上温泉・・・なんかややこしい入れ子みたいになってますなぁ(;・∀・)

峯雲閣の建物の脇から立ち上る湯けむり

建物の脇からは、もうもうと立ち上る湯けむりが見えます。


建物は500年前の建物を改装して使っているそうで、玄関を入ったロビーは昔ながらの内装や調度品が目を引きます。

峯雲閣のロビー1
峯雲閣のロビー2・臼を加工した珍しいテーブルセット
峯雲閣のロビー3・ベースは500年前の建物だそう
峯雲閣の玄関

入浴料500円を支払い、早速お風呂へ。峯雲閣の日帰り入浴の受付時間は10時~13時と短いので、立ち寄りの際はくれぐれもご注意を。

峯雲閣のお風呂は、男女別の内湯が各×1ずつに、混浴の露天風呂が一つ。

露天風呂の裏には滝があってたいへんに景観がよいのですが、見出しにもある通り実はこの滝、温泉で出来ているんですね〜。すごい!!温泉が滝になってるなんて、まるで養老の滝伝説みたい。。。

露天風呂から滝壺に降りることが出来ます。

群馬県の尻焼温泉、和歌山県の川湯温泉、北海道の屈斜路湖周辺など、同じように自然の河川や池が温泉になっている場所は他にも行ったことがありますが、峯雲閣の仙人風呂の特筆すべきはお湯の綺麗さでしょうね。温泉というよりは公園の池にでも入っているような他の野天風呂に比べ、ここのはかなり普通の露天風呂に近い感覚で入ることが出来ます。

滝壺の下は少し大きめの砂利が溜まっていて、裸足では若干足が痛いので脱げにくいサンダルなど持参で行くといいと思いました。

当然天然のものなので、天候よってぬる過ぎて入れなかったりすることもあります。また、他のお風呂は通年入れますが、仙人風呂だけは5月下旬から10月下旬の間のみの営業となっています。

夏の東北の注意点・ハチやブヨにはご用心

温泉巡りには最適な気候の夏の東北ですが、この時期東北の山間部ではハチやブヨなどが多く出没するので、入浴の際は充分ご注意下さい…とは言っても、こればかりは注意のしようがないですけど。お風呂の中じゃ虫よけも使えないですしね。

素晴らしいお風呂で長湯したいのは山々だったのですが、あまりの虫の多さに私たちも早々に退散させられてしまいました。

ブヨは軽く触れただけでも皮膚がパンパンに腫れたりすることがありますから、夏の東北にはブヨに効く副腎皮質ホルモン入の軟膏(フルコートなど)や、腫れる前に毒を吸い出すポイズンリムーバなどの準備していくといいかもしれません。

滝壺は保安上の理由から、夜間は入浴不可になっています。

仙人風呂は夜間の立ち入りは禁止

一応この日の空き室を確認しましたが、やはり人気旅館、お盆前の平日にも関わらず満室でした。う~ん、残念orz

とりあえず、峯雲閣のロビーに置いてあった鬼首かんけつ泉の無料券を持って、次の目的地かんけつ泉に出発!

観賞用の温泉だけじゃない!鬼首かんけつ泉

とは言っても、200メートルくらいしか離れてないんですけどね。入口で峯雲閣で貰った無料券を渡して中へ。

間欠泉入り口
前方に勢い良く高く吹き上がる間欠泉が!!

入り口を入ると、前方に勢い良く高く吹き上がる間欠泉が!園内にはこの他にもいくつか源泉がありますが、全てが勢いよく噴き上がる訳ではなく大半が地味な外見のものばかり。

玉の湯は吹き上がりません
間欠泉雲竜
微妙に吹き上がる雲竜

それぞれの泉には名前が付けられていて、先ほどの前方に見えた最もそれらしい泉が「弁天」

「弁天」近景

この弁天泉、ずっと吹き上がっている訳ではなく、10分くらいの間隔で出たり止まったりしています。不思議だ~、中はどうなってるんでしょうね?

弁天は訳0分間隔で吹き上がる

園内には隠れ露天風呂が!しかも無料

実はこの施設、間欠泉を観察出来るだけでなく園内に露天風呂もあります。鬼首の他の温泉に入ってかんけつ泉の無料券を貰って来ると、二種類のお風呂が一回の入浴料で楽しめることになりお得!

園内を奥に進むと…

鬼首かんけつ泉の園内は意外と奥行きがある。

板塀で囲まれた建物が見えてきます。小さく【源泉かけ流し】と書かれており、間違いなくこの建物が露天風呂です。

鬼首かんけつ泉・露天風呂の外観

目隠しの壁があってまる見えにはなりませんが、ちゃんと囲われてる訳ではないので、知らずに「何ここ?」と覗きに来た人にびっくりされたりして、かなり女性には入るの勇気いるかも?

かんけつ泉露天風呂
写真で見るより周りから見える構造
脇には小川が流れ、ロケーションは最高なんだけどなぁ〜

一応私も入りましたけど、ここはもうちょっと囲いを厳重にした方が来園者が増えるんではないですかね?

あと、先程の峯雲閣の露天風呂同様、ここもハチやブヨがすごいのですぐ上がってしまいました。湯加減もちょうどいいし、木立に囲まれて傍らには小川が流れる最高のロケーション。もっとのんびりしたかったなぁ(;´Д`)

混浴露天風呂はちょっと・・・という人には、すぐそばに足湯もあります。

露天風呂のそばには足湯も

園内奥には温泉の滝が!

かんけつ泉の園内は結構広くて、植物園みたいになってる

かんけつ泉の園内は結構奥行きがあって、露天風呂からさらに奥に進むと、峯雲閣のような温泉の滝があります。(注)こちらは入浴できません。

かんけつ泉の園内奥には、温泉の滝が!!
(注)こちらの滝は入浴できません

吹上地獄谷

荒湯地獄ってどこにあるの?

荒湯地獄とは、温泉本やWebサイトなどでも取り上げられることがしばしばあるマニア垂涎の野湯ですが、いかんせんちゃんとした住所のある場所ではないので場所がよく分からず、勘で吹上温泉の近くにある地獄谷に行ってみることに。

吹上地獄谷入り口
吹上地獄谷入り口の階段

入口の急な階段からして、園内はさぞかしアップダウンの激しい山道なんだろうと想像していたのですが、予想に反してほとんど高低差のない、なだらかな遊歩道が続く絶好のお散歩コース。

木道が整備されたなだらかな吹上地獄谷
お散歩に最適な吹上地獄谷

遊歩道にはいたるところから小さな間欠泉が吹き出しています。勝手にあちこちから湧いてくるなんて、何てすごい温泉パワー!!

木道の脇にはいたるところから間欠泉が吹き上がっている!
危険です言われてもね・・・

間欠泉にはそれぞれ名称が付いていて・・・。

雷みたいにゴロゴロ言うから「雷の湯」

雷の湯。由来は、お湯が吹き出す時、雷みたいにゴロゴロ言うから。

山菜をここのお湯でゆがいたから「わらびの湯」

山菜をここのお湯でゆがいたからわらびの湯、とか。

地獄谷最大の間欠泉・紫地獄

20分ほど歩くと、前方に今までの間欠泉とは比べ物にならないほど激しく立ち上る湯気が!!

前方にただならぬ湯けむりが!

吹上地獄谷最大の間欠泉、紫地獄。何で紫なのかは不明。鬼首かんけつ泉の弁天よりは少し吹き上がった高さが低く感じましたが、こちらは止まることなく絶えず湯気を吹き続けています。

紫地獄

紫地獄まで来ると終点はもうすぐ・・・って、あれ?結局、荒湯地獄は??

終点に到着

遊歩道の終点には、何故か鳥の巣箱が。

終点には何故か鳥の巣箱

その気になれば、ここから一応、未整備ながら通行は可能だそうですが、荒湯地獄はこの先に果たしてあったのでしょうか?結局ここで引き返してしまったため、終点から先に何があったのかは不明。

それにしても、何?この事故を誘発しそうな案内・・・

「終点但し未整備ですが通行可」

吹上地獄谷は、のんびり歩いても往復一時間ほどなので、鬼首温泉に来た際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

鬼首温泉・峯雲閣のアクセス

住所:宮城県大崎市鳴子温泉鬼首吹上16

Tel:0229-86-2243

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