新ブログ「べっぷ移住物語」

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祖谷渓最高の景観「モノライダー」に乗って温泉街を見渡そう!

2015/09/04

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井川池田インターチェンジそばにある元かんぽの宿「あわの抄」に一泊した私たちは、次なる目的地の高知方面へ向かう前に、井川池田から30分ほどの場所にある祖谷渓に立ち寄ることにしました。

祖谷渓には、青森の谷地温泉や北海道のニセコ薬師温泉などと並び、日本三秘湯に数えられている祖谷温泉という全国的にも有名な温泉地があります。他にもキャンプ場や実際渡ることができるかずら橋などのアクティビティもたくさんあり、徳島を代表する観光地の一つとなっています。

今回の私たちが祖谷渓に向かうお目当ては、モノライダーというアクティビティ。2008年の夏に初めて祖谷渓を訪れた際、非常に気になりつつ体験せずに帰ってきてしまったのが長年ずっと心残りだったので、モノライダーに乗る夢がようやく叶い感激もひとしお。

モノライダー遠景

↑は2008年に撮影したモノライダー遠影。その時の記事はこちら勢いで仕事を辞めてしまった時のこと その5 〜徳島の秘湯・祖谷温泉〜 | 温泉ブログ〜なんちゃら街道〜

昨夜通った道を引き返し、山中に入ると道は蛇行しながら標高をどんどん上げていきます。さすが日本三秘湯と称される祖谷温泉を有するだけのことはあります。

祖谷渓は秘境を売りにしている観光地の中ではかなりハイレベルな秘境

現代の日本に於いて、キャッチコピーで秘境だ秘湯だと書かれている場所が、本当の意味での秘境や秘湯であることはほとんどありませんが、祖谷渓はその中では結構いい線行ってる秘境っぷりでしょう。

前回祖谷渓に来た時は、徳島市内から国道439号線を利用したのですが、この国道後から知ったところでは「酷道」と揶揄されるほどのハードな道で、その余りの過酷さに「日本にもこんな凄まじい田舎があったのか」と度肝を抜かれました。

2008年当時はまだ今のようなスタイルのブログを書いていなかったので、写真は祖谷渓に着いてからの記念写真みたいなのしか無いんですが、酷道439号線は例えるならば、最近やけに乱発されている海外の秘境に住んでる日本人を訪ねて行くテレビ番組とか、ああいうのによく断崖絶壁の凄い峠越えのルートなんかが登場したりしますが、気分的にはあれらに匹敵する秘境感ですね。

そしてそんなワケワカラン道が、確か当時は路線バスのルートでもあったと記憶しています。海外の秘境とは違って一応全線舗装路ですが、崖すれすれの場所を大型車両と行き合う場面なんかも度々あるので、車もバイクも運転に自信がある人か酷道マニア以外には絶対にお勧め出来ないルートでしょう。

当時は「大回りしてでも高速で来たほうが楽だったな」と、後から地図を見ながら思っていたのですが、最寄りの高速インターからの道も充分な悪路です。

井川池田から祖谷渓への道

メインの幹線道路で一番まともな道もこの有様というのは凄い。祖谷温泉には大型のホテルもいくつかあるんですが、毎日物資の搬入もこの道使ってるんだよなぁ…

霧迷谿看板その1

遥か彼方に、前回祖谷渓に来た時に立ち寄ったホテル祖谷温泉の建物が見えて来たあたりで、路肩にこんな看板が立っているのを見つけました。

霧迷谿その2

何でも、昔この辺りは温泉から立ち上る湯けむりで度々道を誤るトラブルが起こった場所なんだそうな。今は全く湯気なんて上がってませんが、湯気はどこへ行ってしまったのやら。

小さな像が一体あるだけなのに…徳島を代表する観光スポット「小便小僧」

そして霧迷谿の看板が立っているあたりを通過すると程なくして、通り沿いに立つ「剣山国定公園」と書かれた看板の脇に、祖谷渓の、というより最早徳島を代表する観光スポットの一つと言っても過言ではない、小便小僧の像が立っています。

祖谷渓の小便小僧

この像は、かつてこの道を通った旅人たちが、度胸試しに崖から立ち小便をしていたことに由来するそうです。以前来た2008年の夏には、祖谷渓の中心地から数キロ離れた小便小僧があるだけのこの断崖に、十人以上の観光客が写真を撮影しに訪れていたのですが、今日は連休だというのに私たち以外の人影は見当たりません。

そういえば、昨夜宿探しをしていた時も問い合わせた全てのホテルが連休中にも関わらず空室有り、しかも民宿に至っては三軒ほど当たった全てが休業中という異常事態のような状況で、祖谷渓に何か客足が遠のくようなトラブルがあったのでしょうか??

祖谷渓の小便小僧

小便小僧を通過し、ホテル祖谷温泉に到着。ホテル祖谷温泉は、祖谷渓の温泉街がある辺りからは一軒だけかなり離れた場所にありますが、祖谷温泉といえばここ!と言っても過言ではないぐらい有名なホテルです。

ホテル祖谷温泉

ホテル祖谷温泉の目玉は、車道沿いにあるホテルの建物からケーブルカーで谷底にある露天風呂まで移動するイベント性が人気の温泉旅館ですが、加温なしでかけ流しにできる自家源泉も持っています。火山が少なく温泉の大半が低温泉という四国に於いては非常に稀有な存在なのですが、ついさっきあわの抄の温泉に入ったとこなので今回は通過。

まぁ、こう言っちゃ身も蓋もありませんが、四国内陸の温泉は大半が透明のアルカリ泉で、ホテル祖谷温泉の源泉もあわの抄や昨夜立ち寄った松尾川温泉と似たタイプのヌルヌル泉。正直、連続して入るとちょっと飽きますわな。

冬の祖谷渓は観光客激減のオフシーズン。施設も休みのところがあるので要注意

しばらく走ると住宅が密集する一帯に出ました。川沿いに沿って走り、橋を越えると前方にお目当てのモノライダーがある祖谷ふれあい公園の事務所の建物が見えてきました。

祖谷ふれあい公園に到着

おしゃれなウッドハウス調の大きな建物で、モノライダーの受け付けもここにあります。早速建物の前まで行ってみると…

ふれあい公園受付の建物

ガーーーーン!!やってへんがなorz

連休中なのに休園中のふれあい公園

まさかまさか?しかし入り口の扉のをよく見ると、事務所は休みですがモノライダーだけは運行しているらしく「運行中!!」と書かれた紙が何枚も貼られており、とりあえず一安心。ところが、ちょっと休憩とトイレに行こうとすると、この手の施設では建物がお休みでも大抵は使用できるはずのトイレまでもが休止中。どないなっとんの、ふれあい公園?

ふれあい公園の事務所から100メートルほどの場所に道の駅があるので、トイレはそちらで済ませ再びふれあい公園の方に引き返すと、先程は誰もいなかった駐車場に車が一台停まっています。

ふれあい公園の不思議な形の橋

車の持ち主の後に着いて、不思議な曲線を描く珍しい形の橋を渡ってモノライダーの乗り場がある対岸へと移動すると、やはりここの従業員さんが丁度出勤してきたのでした。ひ〜、もうちょっと来るのが早くても乗れなかったんだな。おそるべし、祖谷渓…

祖谷渓を一望!とっても可愛いモノライダー

こちらがモノライダー。見ての通り、子供向けのモノレールですが、二人乗りで大人も乗車することが出来ます。これにね〜、乗りたかったんですよ、どうしても。うっせー!

モノライダー近影

券売機の準備もまだこれからだそうで、従業員さんに直接料金の400円を手渡しましたが、「今から試運転で一周してくるので、しばらく待っていて下さい」とのこと。それにしても、一番乗りとは言えふれあい公園の駐車場には従業員さんと私達の車しか停まっていません。もちろん、モノライダーの乗客も私達だけ。

察するに、祖谷渓のメインのシーズンは夏場で、冬場は極端に客足が激減してしまうのかもしれません。ふれあい公園の受け付けが閉まっているのも、昨夜飛び込みで宿探しをしていた際どこのホテルも空室有りで民宿は片っ端休業していたのも、それなら筋が通ります。まぁでも、ハイシーズンだったら逆に家族連れでかなりこむので、大人だけだと乗りづらかったかもね。前回はそれで諦めたのかもしれません。記憶は定かではありませんが。

10分ほどで従業員さんが一周して戻って来られたので、ようやく長年の夢だったモノライダーに乗車できます!ひ〜ん・゚・(つД`)・゚・ 嬉しい〜!

ツレに「一緒に乗ろうよ」と声をかけるも「え〜?いいよ別に…」と断られてしまったので、予備のカメラを手渡し出発する私の雄姿を撮影してもらうことにしました。

モノライダーで出発する私の雄姿

モノライダーは、結構急勾配な山の斜面をグングン登って行きます。乗用とは思えないぐらい華奢なレールは、みかん農家のモノレールを彷彿とさせる感じ、というかおそらくほぼアレと同じ物でしょう。

みかん用モノレールみたいなモノライダーのレール

今回はカメラに付いていたビデオ機能を使って動画を撮影してみたので、生まれて初めてYouTubeに動画をアップロードしてみました。

無編集かつこれといった出来事も特に起こらない映像が5分少々ダラダラと続くので、動画の内容を文章で説明しますと、勾配を登り切った先は公園になっており、地面には先日降った雪がうっすらと残っています。公園を通過すると下り坂。右手には、ホテル祖谷温泉の次ぐらいに有名なホテル秘境の湯の巨大な建物が見えます。山肌の木々は全て葉を落とし視界はいいですが、やはり冬の祖谷渓は完全にオフシーズンなんだなぁ、と感じました。

乗り場に戻ると、ツレの姿が見当たりません。おや?と思ったら、別の車両に乗って後から付いてきました。

モノライダーに乗るツレ

こんな感じでモノライダー搭乗の夢も達成し、祖谷渓散策は終了。これから高知方面を目指します。

・・・つづく

祖谷ふれあい公園へのアクセス

住所:徳島県三好市西祖谷山村尾井ノ内379

Tel:0883-76-8585

URL:http://www.miyoshinavi.jp/03asobu/detail.php?genr=102&uid=SS000050

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