新ブログ「べっぷ移住物語」

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万座温泉豊国館と半出来温泉

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草津温泉の西の河原露天風呂にて立ち寄り湯を済ませた後、草津国際スキー場の脇の山道を進みます。

殺生河原の景観

火山ガスが道の両脇から立ち上る殺生河原と呼ばれる一帯を抜け、草津白根山の山頂を過ぎて県道(万座道路)しばらく走ると、沿道のあちこちにロッジ風の建物が点在する一帯に出ます。

ロッジ風の建物が点在する万座温泉

万座温泉に到着。冬はスキー客で賑わいますが、夏も涼しいし宿が空いているのでおすすめです。

ツレはバブル期のまっただ中に青春を謳歌した世代のためか、ことにプリンスホテルなどの西武系のホテルやスキーリゾートには特別な思い入れがあるようで、万座にも万座プリンスと万座高原ホテルという二軒のプリンス系のホテルがありますが、若い頃からそこを含めこのあたりには何回も来ていたようです。…つっても、多分大方お金持ちの知り合いとかに連れてきてもらっていたんだと思いますが。

近年はプリンスホテルも苦しい経営状態が続いて、バブルの頃に比べると手頃な料金のプランも増えましたが、それでも私のような貧乏人が気軽に払える金額ではないので、今回は万座プリンスのお隣の豊国館という湯治がメインの旅館に宿をとることにしました。

万座温泉の老舗旅館、豊国館

豊国館外観

かなり歴史のありそうな宿です。ちょっとググって見たのですが、いつ創立とか詳しいことは分かりませんでした。万座で三番目に古い宿とのことです。

豊国館一階ロビー

自炊部もあるので、宿泊者は大学生のサークルっぽいグループや、長期滞在のお年寄りなどが多いようでした。

自炊部もあるので、長期滞在のお客さんも多い

一階ロビーにある売店には、土産物の他にちょっとした乾物などの日持ちがする食料品も置かれています。そういや、長期滞在のお年寄りって、野菜や肉とかはどうしてるんでしょうね?来る時に大量に持ってくるのかな?それとも誰か売りに来るんでしょうか。

色んな物が売ってる豊国館の売店

豊国館は旅館部も湯治宿スタイルのサービス

私が泊まった部屋は六畳間、布団の上げ下ろしなどは宿泊者各自で、とのこと。

豊国館の客室

部屋には冷蔵庫がありませんが、給湯室や調理場に共用のものがあります。高校生のころに行ったスキー合宿を思い出しました。

高級ホテルとも引けをとらない豊国館の絶景露天風呂

ちょっと地味な感じの旅館ですが、露天風呂は想像以上に新しくて立派です。こちらは女湯の露天風呂。

豊国館、女性専用露天

女性用露天は女性専用の内湯の外にあります。それぞれ五人ぐらいなら余裕で入れる広さで、露天風呂は男性用のに比べて二回り以上小さく、やや厳重に目隠しの竹垣か立てられていますが、これでも充分に開放感がありました。

女性専用内湯


男湯の露天風呂は男女混浴です。広すぎてうまく写せませんでした。

男性用の露天風呂は男女混浴
広すぎてコンパクトカメラでは全部入らなかった〜
混浴の方は目隠しもなくて開放感抜群

ここの温泉はにが湯と呼ばれていて、保健所の許可は取っていないので一応飲用出来ると公言はされていませんが、飲んで下さいと言わんばかりにコップが置いてあります。お味はその名の通り苦味が強く、その中に酸味もあってとにかく激マズでした。

万座空吹きが一望できる、豊国館の露天風呂

ところで…今調べていて初めて知ったのですが、山の斜面にあるガスの噴出口、植物が生えず硫黄で白っぽくなっていますが、これを万座空吹きと言うそうです。露天風呂からよく見えます。

風呂から見た万座空吹き

夕食も山小屋スタイル

旅館部の方で宿泊すると、夕飯は普通の宿同様に宿の方で準備して出してくれますが、旅館の食事というより山小屋で出されるような素朴な家庭料理という感じ。部屋出しなどのサービスは無く、食堂での広間食になります。

豊国館の夕食

半出来温泉の一軒宿、登喜和荘

翌朝万座を後にし、東京に帰る前にどこかで立ち寄り湯を頂いて行く事にしました。万座ハイウェーで一気に嬬恋村まで南下し、国道145号線を渋川方面へ。

すると、通り沿いにこんな看板が目に付きました。

半出来温泉と書かれた看板が!

この個性的な温泉の名称は、このあたりの地名に由来するそうです。土地が痩せていて、作物を植えてもよその半分ぐらいしか収穫できないことから、半出来と呼ばれるようになりました。

半出来温泉には登喜和荘という宿が一軒あるだけの温泉地で、創業は昭和50年。源泉もその時に湧出したという比較的新しい温泉です。

登喜和荘外観

強烈なインパクトのある温泉地名に反して、登喜和荘の外観はよくある民宿のような佇まいです。

登喜和荘の玄関

受付で入浴料400円を支払い、温泉へ向かいます。

登喜和荘の受付

浴室は受付から建物の奥に進んだ先にあります。

お風呂は建物の奥

内湯・更衣室は男女別で、庭には露天風呂もあります。露天風呂は混浴と女性専用の二つ。

登喜和荘の内湯(男湯)女湯も似たような感じ

男湯側の内湯。飲泉用のコップが置いてあります。薄いすまし汁みたいな味で、夏場汗をかいた後よさそう。

内湯から庭に出られます。庭の真ん中には、『混浴露天風呂』と書かれたアーチというか門というか。よく考えたら、これ結構手間かかってるよねぇ。

露天風呂の入り口

庭の木道は、宿の人の手作りでしょうか。

手作り感満載の木道

写真では、庭は草ボーボーみたいに見えますが、実物はかなりお手入れが行き届いていて、ガーデニングのこととかは私あまり詳しくないんですが、おそらくこういう草ボーボーに見えるデザインなんだろうな、と。入浴客が裸で木道をウロウロしている傍らで、宿の女将さんが平然と庭の植物の手入れをされていました。シュールだわ・・・(笑)

かけ流しにこだわった、ぬるすぎる半出来温泉のお湯


これが混浴露天風呂。とっても狭いですが、女性専用露天はこれより一回り小さくて、普通の家のお風呂みたいなサイズでした。

このときは女風呂にお客様がいらっしゃったので撮影は自重。

混浴とは別に、女性用の露天風呂もあります

半出来温泉のお湯は、微妙にぬるくて40度に満たないような感じ。源泉かけ流しにこだわっておられるので、加熱などはしていません。私の伺った日は、梅雨の中休みで初夏のような気温だったため、ぬるくてむしろ入りやすかったのですが、冬場等寒くて入っていられないような時の為に、浴槽内に冷めにくいように小さい浴槽が二つ、後付で据え付けられていました。

ちょっと湯温の高い

でも普通のお風呂に比べればかなりぬる目。

混浴露天からは、裏を流れる吾妻川にかかる吊り橋が見えます。

露天風呂からは裏の川にかかった吊り橋が見える

登喜和荘はこう見えて実は駅前旅館

後で宿の人に、裏の橋がどこに続いているのか尋ねると、「あー、あれはむこうに駅があるんですよ」とのこと。えぇっ?駅?しかし、確かに地図で見ると、川向うにJR吾妻線の袋倉駅がありますね。へ~、この宿が駅前にあったとは、車で来ると全然気が付かなかったなぁ。

人によって評価の別れる宿だと思うのですが、露天風呂もよかったし、宿の雰囲気も好感持てました。名物料理はすっぽんだそうです。

登喜和荘HP

おまけ:手書きの温泉分析表(笑)

手書きじゃ駄目じゃん(笑)

タイムリーすぎてビックリ!な、豊国館がやらかした事件とは?

ところで、この後東京に帰ってうちでテレビを付けると、夕方のニュースに昨夜宿泊した豊国館が写っているではありませんか!何事ぞ??と思って見ていると、何と宿の次男坊が女湯を盗撮していたとかで、私がチェックアウトした数時間後に逮捕されたという…何とカメラを仕掛ける時に、自分の顔がバッチリ映ってしまっていたのが証拠となり、カメラ発見と同時に御用という、なんとも間抜けな事件でした。

「自分で楽しむためにやった」と供述していたそうですが、風呂屋の子って女の裸なんか見慣れてるってよく聞きくし、ホントに〜?売って小遣い稼ぎに充ててたんじゃないの?

まー少なくとも、私が映ってたかも知れない映像は、もしあれば警察に押収されてるはずなので、世に出回ることはないのでむしろ一安心。ブログ用の写真撮るのに、裸でカメラ持ってウロウロしてるのとかも映ってたのかな〜(笑)警察に「何やってんだ?コイツ」って思われてたかもなー。

穀潰しの馬鹿息子のせいでなんか気の毒だなぁ、とは思いますが、もしこれが金品の窃盗だったら?とか考えると、今回の事件は宿の責任も大いに問われるべきでしょうね。でもこれに懲りずに、豊国館には頑張って存続して欲しいと思いました。

万座温泉 豊国館へのアクセス

住所:群馬県吾妻郡嬬恋村大字干俣万座温泉2401

Tel:0279-97-2525

URL:http://www.houkokukan.com/

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