新ブログ「べっぷ移住物語」

中部 長野県

万治の石仏

2016/10/10

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寒い冬が終わり、辛い杉花粉のピークも一段落して、気が付けば今年もやってきました、ゴールデンウイーク到来です!ついこないだまで、積雪や凍結対策していたような気がするのですが、本当に時が経つのは早いです。

今回の旅は、富山~新潟の日本海側を目指します。まずは中央道で諏訪湖まで行き、そこから飛騨地方を通って富山方面に向かう予定です。

思い切って中日に休みを取ったので、何と9連休の超大型連休となりました。

前日の夜のテレビのニュースでは、中央道は約40キロの渋滞が予想されるとのことで、場所によってはもうすでに渋滞が始まっているという情報もありましたが、結局朝起きて渋滞情報をチェックすると、中央道は圏央道の合流がある高尾付近で若干の渋滞が見られる他は、ほぼ順調に流れている様子でした。

今から徐々に渋滞の距離が伸びて行くのかな?と思いきや、逆にどんどん縮まっているようで、多くの世間の人が渋滞に備え深夜のうちに出発する中、当日の朝からダラダラ準備を始めて余裕のお昼前出発。今回もツレのTT600Eの後ろに乗ってタンデムの旅です。

雪山とウメ・モモ・サクラの花が同時に見られる信州の春

まずは中央道で諏訪湖方面へ。

しかしふざけたことに、首都高は阪神高速などの他の都市高速と違い、ほぼ全線でバイクのタンデム走行が禁止になっているため、中央道に乗り入れている首都高新宿線に乗るには、まず下道でうちから一時間近くかかる永福まで行く必要があります。

しかしこの移動の間にも中央道の渋滞はどんどん縮まり、ちんたら甲州街道を走って新宿線に乗ると、そこから先は目的地まで渋滞ほぼゼロ。

途中初狩SAで昼食を取っても、午後三時頃には目的地の下諏訪に到着することが出来たのでした。

中央道を走っていると、前方には南アルプスが見えてきました。春とはいえ、さすがにまだまだ山頂には雪が残っています。

山頂に雪を頂いた南アルプス

信州はこの時桜が満開のシーズンを迎えていました。このあたりでは、不思議なことに梅もモモも桜も同時期に花が見られるということで、今回の旅は始終あちこちで様々な花が満開でした。

高速脇の桜の林

上の写真は諏訪湖近くの桜。他にも菜の花とかたんぽぽとかも・・・

上諏訪よりもこじんまりとした下諏訪温泉

諏訪湖周辺の街は、上諏訪と下諏訪の二つの地域に分かれています。

今回の目的地の下諏訪は、諏訪湖の西側にある街で、JR下諏訪駅周辺には小さな温泉街もあります。下の写真はJR下諏訪駅。

JR下諏訪駅

東側の上諏訪にも温泉街があって、上諏訪の方がはるかに規模が大きいのですが、今回は下諏訪で是非行ってみたい場所があったので、まずこちらに寄ることにしました。

諏訪湖といえばご存知諏訪大社ですが、諏訪湖にある諏訪大社は南側に本宮と前宮、北川に下社とがあり、下社はさらに秋宮、春宮の2社に分かれていて、今回の目的地は諏訪大社下社の春宮近くにあるらしいです。


春宮の参道は、JR下諏訪駅近くの中山道沿いにある、金属製の大鳥居が目印。

諏訪大社下社春宮の参道入口

大鳥居をくぐった少し先には、太古橋みたいなアーチ橋に屋根が付いたような建物が、道路の中央に車の往来を妨げつつ鎮座しています。

諏訪大社下社の下馬橋

これは下馬橋と言って、身分の高い人間でも、ここでは馬から降りなければならないとされたらしいです。

しかし、見た感じ橋の下には川は流れて無さそうですが・・・他の場所から移築されたんでしょうか?調べてないので不明です。

春宮の鳥居脇に無料の駐車場がありますので、バイクはここで停めて歩きます。

諏訪大社下社春宮の鳥居

しかし春宮は、その辺にある神社と同じようなかなりこじんまりした御社なので、歩くとはいっても散歩にも少し物足りないぐらいの敷地面積です。

諏訪大社下社春宮の境内
諏訪大社下社春宮の弊拝殿

とりあえずはまず弊拝殿にお参りし、そして鳥居の脇から川沿いの道を歩くこと数分…


砥川沿いの遊歩道

岡本太郎も絶賛した素朴な石仏『万治の石仏』

畑の真ん中に、ぽつんと人の頭の付いた岩があるのが見えてきます。

万治の石仏遠景
万治の石仏右から見たところ

この像は万治の石仏と呼ばれ、この不思議な石仏の名前の『万治』とは、作者の名前ではなく、像が制作されたとされる万治三年の元号から来ているそうです。

胴体は自然石の形状を生かして、袈裟を着て座禅する僧侶のような彫刻が施されています。

万治の石仏レリーフ模様

正面から見ると、頭部が微妙に中心からずれて付いていたりと、この像の制作年代は江戸時代初期なので古代芸術とは呼べないのですが、まるでプリミティブアートのような素朴さです。

正面から見た万治の石仏

無駄に映り込む私・・・


正面の細かい造作と反対に、後ろから見た姿は岩石を組み合わせただけのミニマルアートのよう。

万治の石仏後ろ姿
万治の石仏後ろ姿2

万治の石仏の独特な参拝方法

万治の石仏には独特な参拝の仕方があって…

  1. まず像の正面で一礼し、「よろずおさまりますように」と唱えます。
  2. それから、像の周りを右回りに三周します。その際、歩きながら願い事を唱えましょう。
  3. 最後に再び正面に立ち、「よろずおさめました」と唱えて終了。

いつからどういう理由でこういう参拝方法になったのかは不明。賽銭は無用とのこと。

万治の石仏にお参りするツレ

万治の石仏参拝が済んだら、次は宿探しです。果たして今夜の宿は取れるのでしょうか?

つづく・・・

万治の石仏へのアクセス

住所:長野県諏訪郡下諏訪町大門193 (諏訪大社下社春宮)

Tel:0266-27-1111

URL:http://www.manji-sekibutsu.com/ (万治の石仏から楽しむまち歩き)

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