新ブログ「べっぷ移住物語」

中部 長野県

絶景露天「馬曲(まぐせ)温泉」から北斎と栗の町小布施へ

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小布施を発つ前に、小布施にある日帰り温泉でひとっ風呂浴びていくことにしました。

和菓子屋さんが建ち並ぶ一帯を抜けて、果樹園の広がる平野の東へと進むと、小布施の町を見下ろす高台に「おぶせ穴観音の湯」があります。穴観音の湯は日帰り温泉で宿泊はできませんが、すぐ隣に新しい「あけびの湯」という温泉施設が並んで建っていて、こちらは宿泊施設も備えています。日帰り入浴は穴観音の湯あけびの湯両方共600円。

小布施の町外れにある温泉

で、今回立ち寄るのは「穴観音の湯」の方です。単純に名前が気になるっていう理由。

遠目からも目立つ「穴観音の湯」と大きく書かれた白いタワーは立体駐車場のように見えますが、これは駐車場から建物のある石垣の上に上がるためのエレベーターです。

エレベーターで上に上がって通路を進むと、木でできた大きな玄関扉の奥には休憩室やロビーがあり、大勢の人で賑わっていました。浴室の入り口には番台のような小さな部屋があり、中にはこの温泉施設の名前の由来となった「穴観音」の写真が飾られていました。

平成の日本昔話「おぶせ温泉穴観音の湯」は観音様のお告げの湯

穴観音は、穴観音の湯のすぐそばにある岩屋に昔から祀られていた小さな仏像で、戦国武将福島正則がこの地に流刑になった際に持仏を祀ったと伝えられています。しかし、温泉が湧く前この辺りは祠の他は雑木林が広がる何もない場所で、創業者の碓井亮一さんはそんな辺鄙な穴観音の祠に欠かさずお参りしていました。ある日「私がいる場所を掘りなさい」とお告げを受けたことから、祠のそばを掘削したところ湧き出したのがこの温泉です。日本昔話みたいなエピソードですが、平成に入ってからの話ですからねコレ。

浴室の入り口に飾られた穴観音の写真

穴観音の湯は男女別の内湯と露天風呂が各一。内湯にはサウナが併設されています。温泉の泉質は含硫黄-カルシウム・ ナトリウム塩化物温泉。

穴観音の湯内湯

今回の山陰から東京に帰る旅では、硫黄泉にはまだ一度も出会えていなかったので、穴観音の湯は今回の旅の終盤を飾るにふさわしい温泉施設です。うっすら緑がかったお湯は時間によってにごり湯になったりすることもあるそう。

湯温は少し熱めで45度ぐらいだったと記憶しています。内湯の壁は一面が大きなガラス窓になっていて、北信五岳が一望。窓ガラスには山の稜線を白い線でなぞったイラストが描かれていて、それぞれの山の横に名前が添えられています。

穴観音の湯露天

お風呂の写真はおぶせ穴観音の湯HPより。

露天風呂は10人以上は入れそうな広々とした岩風呂です。真下が畑と駐車場なので、目隠しの塀が張り巡らされて眺望は内湯よりもありませんが、こんなに大きな内湯と露天がかけ流しとは観音様の霊験は大したもんだな。

ちなみに、隣のあけびの湯も源泉はここと同じです。あけびの湯ももうちょい穴観音へのリスペクトを込めた名前にしないと、何となくタダ乗りしてる感じで印象悪いような気がしました。

帰る前に、穴観音の祠にお参りに行くことに。

穴観音の湯の正面玄関と反対側に、穴観音への参道がある

エレベーターに直結する入り口とは別の小さな勝手口のような扉から外に出ると、石段が斜面に沿って続いていて、50メートルほど下った場所に、想像以上に小さくて目立たない穴観音の祠がありました。古びてはいますが、今でもここの施設の人や地元の人から大事にされているのがよく伝わってきます。

祠のある場所からは、小布施の田園風景が一望できます。霊験あらたかな穴観音様は、いつもここから人々の生活を眺めておられるのだなぁ。

車に戻って今夜の宿探しです。予約サイトをあちこち見ていると、蓼科にある「横谷温泉旅館」という宿に急遽大量キャンセルが出たらしいとの情報。問い合わせてみると夕食は今からだと間に合わないが部屋はあるそうで、一泊朝食付きで6,480円。一も二もなく、横谷温泉旅館に予約を入れました。

あまりにもタイミングよくいい宿が決まって、これも観音様のご利益かな?皆様も小布施においでの際は、穴観音の湯に入って穴観音様にお参りして下さい。何かいいことあるかも。

・・・つづく

馬曲温泉望郷の湯 へのアクセス

住所: 長野県下高井郡木島平村大字往郷5567-1

Tel: 0269-82-4028

URL:http://www.maguseonsen.jp

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