新ブログ「べっぷ移住物語」

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勢いで仕事を辞めてしまった時のこと その2 〜川湯温泉露天風呂〜

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のんびりしてけと家族は言うが…全然のんびりさせる気ないやん(#・∀・)

東京から無事に大阪の実家にたどりついた私でしたが、しばらくのんびりするつもりが一週間もしないうちに家にいるのに飽きてしまい、バイクでどこかに出掛けることにしました。

当時はまだ親が有職中で、平日はほとんど家に人がいなかったのですが、結婚して実家の近くに住んでいた姉とその息子二人(八歳、四歳)が頻繁にうちに来ていたので、現実は当然のように甥っ子の相手をする要員として扱われ、のんびりなどとは程遠いような状態。

また、私が帰ってきたからなのか普段からそうなのか、夕食はほとんど毎日姉の家族がうちに来て、二家族合同で食卓を囲みます。大勢での賑やかな食事が久しぶりだったこともありますが、今まで数回しか顔を合わせたことのない姉の旦那さんと一緒の食事は、正直ひたすら気を使ってばかり。

姉の家族が嫌いとかそういう訳ではなく、旦那さんはいい人だし息子二人もかわいいし、それは決して嘘ではないんだけど、親も姉ももう少し私の気持ちも察してくれてもいいのにと思うのは、私が長く一人でいたからなのかも知れませんが…

仕事を辞めて帰って来た当初は、もう東京の部屋は引き払って実家に帰ろうかとも考えていたのですが、帰ってたったの数日で、実家に戻って金銭的に余裕が出来ても、結局自分のしたいことは何一つ出来ないと感じ、早くここから離れて一人になりたいと切実に願うようになったのでした。

私の思い出の地・和歌山

どこかへ出かけよう!と思い立った時、まず頭に浮かんだのが和歌山県でした。

うちはそもそも曾祖父が和歌山県に住んでいたことから、小さな頃から和歌山に行く機会は多かったのですが、和歌山は近畿地方の一大観光スポット南紀白浜や龍神などを有することから、近場のレジャーというと『和歌山』をとっさに思い浮かべる大阪人は、私以外にも多いと思います。たぶん、東京の人にとっての伊豆や館山のような存在なのではないでしょうか。

曾祖父の家は、和歌山県の名手というやや大阪寄りの場所でみかんや柿などを作っており、収穫の時期になると祖母は車で曾祖父の家まで行って収穫を手伝ったり、売り物にならない規格外の実を奈良や大阪など近くの親類の家に届けに回ったりしていました。

私もその車に乗って収穫の手伝いというか、くっついてよく遊びに行っていたので、曾祖父が亡くなってからもう十年以上和歌山には行ってませんが、実家から曽祖父の家に行く道は今でも数パターンは導き出せるし、また和歌山県内ならどこでも、だいたいの標識の案内さえあれば、地図無しでも回って帰って来れるだろうという目算がありました。

いざ家からバイクで祖父の家に向かって見ると、わたしの子供の頃の記憶とまあびっくりするほど変わらない道と町並み。

曾祖父の家はもう取り壊されて、農地共々人手に渡っていたので、今回は家の方までは行きませんでしたが、近くを通る国道480号線(西高野街道)で高野山へ向かうことにしました。

奥の院へ向かう峠には行楽の車はほとんどいませんでしたが、480号線は吉野杉の産地から切り出した木材を運ぶトラックの往来が多く、途中行き会い困難な大型車両の通行でつっかえている場所がしばしばありました。

落ち込んだ時には高野山が効くかも?

高野山奥の院は、複数の寺社が総本山の金剛峯寺の境内に点在しています。それらの点在する各寺院には車道が通っていて直接アクセスできますが、境内の最も奥にある弘法大師御廟には、国道沿いの駐車場に車両を停めて参道を歩いていきます。

参道沿いには、大昔の偉人を葬った墓や、変わったデザインの法人供養塔などがたくさんあり、墓石を眺めながら歩いているだけでもかなり刺激的。

シロアリ供養塔
苔むした墓石や供養塔

ピラミッド型に並べられた小さな地蔵達。

ピラミッド型に並べられた小さな地蔵

参道脇にはせせらぎが流れ、苔むしたいにしえの供養塔や、人が小さく見えるような巨大な樹木を見ていると、自分の悩みなどとても小さく取るに足らないもののように思えてくるのでした。

高野山の参道脇に流れるせせらぎ
樹木の大きさが凄い。スケール感が変になりそうなぐらい

参道の一番奥にある弘法大師御廟は特に神聖な場所で、手前の川にかかる御廟橋を超えた先は写真撮影も禁止とのことで、遠巻きに一枚。

弘法大師御廟前

まるで南国リゾート!な紀伊半島内陸

高野山奥の院参拝後は、そのまま龍神スカイラインを通り、紀伊半島の内陸へ。

たぶん、途中の龍神や護摩壇山などにも立ち寄ったのだと思いますが、この時はブログを始める前だった為一枚も写真撮ってきてないです… ちなみに、この頃はまだデジカメも持っていなかったのですが、携帯がSONYのサイバーショットだったので、携帯で撮影した写真がまずまず綺麗に撮れているのは救いでした。

河原から温泉の湧く川湯温泉

その後、走り続けてたどりついたのが、関西を代表する名湯川湯温泉

見てください、この川の色!まるで南の島の珊瑚礁の海のよう…

河原の露天風呂は宿泊客専用、全裸は禁止

画面中央に見える掘っ建て小屋のようなのは、何と付近の源泉から温泉を引き込んだ露天風呂です。しかし、実は近畿地方には裸で入る混浴というのはほとんど無くて、このお風呂も水着や湯浴み着で入るタイプ。

しかもこの露天風呂は、無料ながら川湯温泉の宿泊者しか利用できないそうで、この時は横の川にずっと浮かんでいました。まぁ、暑かったし、今回はお風呂じゃなくてもいっか・・・

露天風呂の前を流れる大塔川は、川底からも温泉が湧出していて、河原に備え付けてあるスコップで河原を掘ると、自分専用の湯舟を作ることも出来ます。

いいな、ここ…ツレにも教えてあげたいな。先にも書きましたが、この日はお盆前の平日のため、高野山から先はびっくりするほどどこも空いていて、ここもほとんど人がいないプライベートビーチ状態。

和歌山というと、関東の人にはあまり馴染みのない場所だと思うんですが、高野山も龍神もここもこんなに素晴らしいのに、知らないなんて何て勿体ない!!

パワースポット那智の大滝

この後、熊野街道(国道311号線)で新宮からダラダラと海岸線沿いに走って、白浜の方へ向かいます。

那智の大滝

本宮からほど近い山中にある名瀑那智の大滝。ツレは滝や渓谷が好きで、関東近郊でも大きな滝には何箇所か今まで連れて行って貰ったことがありましたが、そのどれとも比べ物にならないほどの大スケール・・・言葉を失うほどの荘厳な空気が一帯に漂います。

那智の大滝近景

夕暮れの橋杭岩(はしくいいわ)は、潮が満ちて昼間とはまた違った雰囲気

そして紀伊半島の最南端に位置する串本町。海沿いに点在する奇岩群を横目に。

夕暮れの橋杭岩は潮が満ちていた

夕刻の橋杭岩は潮が満ちて、日中見るのとは違う静けさです。

夕刻の橋杭岩

本州最南端の地に立つ、潮岬灯台

そして、串本町のさらに海沿いにある潮岬の灯台。

潮岬灯台

日中は中を見学できるそうですが、この日はもう時間が遅く、入り口の門は閉まっていました。

今考えると、一方的に呼びつけたかなり勝手な行動でしたが・・・

途中から阪和道に連絡している田辺バイパスに乗り、ズバッと一気に大阪へ。

実家に到着するとすぐ、東京にいるツレに、興奮気味にすぐ大阪に来いとかなり勝手なメールを送り付けたのでした。

案の定、ツレの反応は全く乗り気ではない様子でした。

つづく・・・

川湯温泉 のアクセス

住所:和歌山県田辺市本宮町川湯

Tel:0735-42-0735

URL:http://www.hongu.jp/onsen/kawayu/

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