新ブログ「べっぷ移住物語」

関東 東京都

高級感漂う町の銭湯 北品川温泉『天神湯』

2015/09/27

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次なる目的地は、京急新馬場駅から徒歩数分の場所にある銭湯、天神湯です

京急線のガードをくぐって、山手通りを百メートルほど進むと、通り沿いに和風モダンテイストのお洒落な建物が現れます。

銭湯とは思えないオシャレな外観の天神湯

営業開始は午後三時から。偶然にも、この時ちょうど開始時間の5分前ぐらいに到着したのですが、早くも開店を待ちわびる地元の方々が、今か今かと入り口が開くのを待っています。へー、凄い人気なんだな…

天神湯は、開店前から行列が
すごい人気なんだな、天神湯

銭湯の上はマンションになっていて、こちらもかなり新しい建物のよう。洒落た外観ですが、こう見えて天神湯は銭湯です。

天神湯の上はマンション

しかもただの銭湯ではなく、ここには黒湯と呼ばれる泉質の温泉が湧いているらしい。

東京で多く見られる泉質『黒湯』とは?

東京には、特に二十三区を中心に、この黒湯を提供する銭湯が多く存在します。価格も普通の銭湯と同じ。意外と東京でも、行くとこいきゃ手頃な温泉がたくさんあります。

南関東にある黒湯の温泉に限って言えば、湧出地がかつての海岸線だった場所に集中していることから、海底に生えていた海藻類や水辺のアシなどが長い年月をかけて分解され、地表から浸透した雨水や地下水に溶け出した物だと言われています。日本では一般的に、このような有機物が主成分の黒い色の温泉を、モール泉と呼びます。

温かくなくても温泉?温泉の定義とは

モール泉は火山活動で出来た温泉では無いため、基本的に源泉温度が低いので、適温に加温されている場合が多いです。

読んで字のごとく、温泉とは普通は温かいものだと思われがちですが、実は日本では、例え源泉温度が低くても、法的に認められた温泉成分が含まれている地下水ならば、温泉と名乗っていいことになっています。

しかし、関東の黒湯銭湯の場合、例え温泉としての条件を満たしていても、長年銭湯として営業を続けて来た経緯で、わざわざ温泉として登記し直していないことも多いので、ネットで『温泉』という条件で検索してもヒットしないところもあります。

天神湯は、入り口に『北品川温泉』と書かれたのぼりが立てられており、温泉と名乗る上で必要な手続きは済まされているようでした。

しばらく待っていると、開店を知らせるアナウンスが流れると同時に入り口のドアが自動的に開き、スタンバイしていたお客さんが一斉に建物の中になだれ込んで行きました。まるでバーゲンセールのようです。

開店と同時に店内になだれ込む常連客

建物の中も、銭湯というより日帰りのスパみたいでとってもオシャレ。番台には、きちんとした身なりの若い女性がいて、まるで会社の受付やホテルのフロントのよう。

銭湯とは思えない洒落た内装の天神湯
番台というか、会社の受付みたい

お風呂があるのは、このフロアの二階。これが銭湯ですよ。エライ時代になったもんだ。

これが450円でいいの?

近所にこんなのあったら、そりゃ昼過ぎから入りに来ちゃうよね、地元の人も。

女湯の入り口。暖簾だけ

さすがに今回は、お風呂の中までは撮影できませんでしたが、脱衣所はコインロッカー(返金式)完備で、無料で使えるヘアドライヤーが備え付けてありました。

洗い場の脇にある湯船には、温度の違う湯船が二つあり、建物の外観同様新しくて綺麗なのですが、湯船の中に満たされているのは黒湯ではなく、おそらく普通の水を沸かしただけのただのお湯。

この日は前日が冬至だったので、柚子の入ったネットが沈められていましたが、これはこれでいいけど、あれ?黒湯は?

先ずはかかり湯をしようと、洗い場のシャワーの蛇口を開けると、開店直後だったせいか、いつまで待っても出るのは水ばかりで、なかなかお湯になりません。

待ち切れず桶を持って湯船のそばまで行き、湯船のお湯でかかり湯をしていると、先に入っていた常連と思しき年配女性に、「桶を湯船に浸けないで!」と注意されてしまいました。

えっ!あぁ、そういうモンなんですね。すいません、以降気をつけます…

黒湯はというと、洗い場の脇のサウナ室のような小部屋の中に、小さめの黒湯の湯槽がありました。

お風呂の詳細は、天神湯HPでご確認下さい。

黒湯と言っても、場所によって様々

黒湯銭湯は、実は私の住んでいる台東区にも何ヶ所かあって、私が知っているのは浅草にある蛇骨湯と、上野にある六龍鉱泉の二カ所。

入ったことがあるのは、六龍鉱泉の方だけなのですが、同じ都内の黒湯だと思っていたら、天神湯の黒湯は六龍鉱泉のとは全然違うんですね!これにはびっくり。

天神湯の方は、色が真っ黒で濃厚なことに加え若干とろみもあって、つるつるした感触が凄く肌に良さそう。匂いも確かに植物由来っぽい、お茶みたいな独特な香りがします。

六龍鉱泉のお湯は、色ももっと薄いし感触もサラッとしてます。例えるなら、天神湯がコーヒー、台東区のは濃い麦茶みたいな感じ。

ただ、この色や肌触りの違いが、果たして有効成分の濃度の差なのかは不明なので、どっちがいい泉質かとかそういう話はここでは言及しないでおきます。まぁ、でも天神湯のほうが、濃そうな感じでありがたみはありますわね。

お湯の温度は適温。ややぬる目かな?六龍鉱泉の方は、熱好きの下町っ子向けなのか、熱湯コマーシャルか?ってぐらいの超激熱で、日によって多少の温度差がありますが、50度近い時もあったりするので、適温なのは心底羨ましい。

黒湯の温泉は、品川区や大田区には特に集中してあるようなので、あちこち入り比べてみるのも面白いかもね。

お風呂から上がって着替えていると、後から続々とお客さんが増えて行きます。この感じだと、土日はかなり混みそうです。だから常連さんは早めに来て待ってたのかな?

人生初京急!複雑すぎた戸越への道…

天神湯を後にして、京急の新馬場駅に向かいます。本来ならばこれで今日予定していた場所は全て周ったのですが、思ったより早く終わってしまったので、いっちゃん繋がりで今から戸越銀座に行ってみることにしました。

しかし、実は私、戸越銀座の最寄り駅ってどこだか知らないんだけど、近くに『戸越』とか『戸越銀座』みたいな分かりやすい名前の駅あんの?

しかも今回、わたくし東京在住十七年目にして京急に乗るのも初めて。京急って、東京と神奈川往復で通勤してる人とか、羽田空港行く人以外ぶっちゃけ使う用事ってあんまないよね。そうでもない?

京急新馬場駅

階段を上って改札前まで行くと、券売機の上に貼ってある路線図めちゃくちゃ複雑なのね!しかも、仕事で行ったことあるとこ以外馴染みの無い駅名が多くて、地図上でどんな風になってんだか全然想像できない・・・

京急の複雑すぎる路線図

ええっと、戸越戸越、とじっくり探すと、ありました!新馬場駅からだと、一旦泉岳寺まで行ってから都営浅草線に乗り換え、と。

切符を買ってホーム階へ行くと、今まさに電車が入って来ました。

普通しか停まらない新馬場駅

・・・が、あっけなく通過。快特って新馬場には停まらないのか。

なんて思ってたら、次の列車も通過。工エエェェ(´д`)ェェエエ工

あー、なんかコレ、沿線に住んでる人から聞いたことあった気がするなぁ〜。京急って、長距離は速いんだけど、途中の駅には全然電車停まらないんだっけ?

その次か、次の次かでようやく停車した普通電車に乗り込み、いざ泉岳寺へ!

と思ったのも束の間、新馬場を出て二駅目の品川駅でアナウンスが。

『品川〜終点〜、この列車は車庫に入りまーす』

ええっ!終点???泉岳寺はあと一駅なのに!

路線図を調べると、ちょっ(笑)泉岳寺には特急とか快特とかしか停まらないのに、新馬場には普通しか停まらんって!しかも散々待って二駅目で、次の一駅の為に乗り換えとか・・・

これは…凄いですね〜、キてますねぇ、京急

腹立つなー


快特だか特急だかに乗り換えて、泉岳寺で無事都営浅草線に乗り換え完了。

都営地下鉄浅草線

はぁ〜、どっと疲れたわ・・・地図上の位置関係だけですぐ着くかと高をくくってたけど、こんなに乗り換え面倒くさいとは。温泉に入る予定が無ければ、新馬場駅からスタートした方がすんなり周れたんでしょうけど。

泉岳寺から戸越へは、三駅で到着。休憩する間もなく、次の目的地の戸越銀座に向かって出発!

・・・つづく

北品川温泉天神湯 へのアクセス

住所:品川区北品川2-23-9

Tel:03-3471-3562

URL:http://tenjinyu.com/

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