新ブログ「べっぷ移住物語」

東北 福島県

ラーメンと蔵の町、喜多方

2015/08/30

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奥会津の大塩温泉に泊まった私たちは、朝食後もまだ次の行き先を決められずにいましたが、ラーメン好きなツレのためにとりあえず喜多方方面を目指すことになりました。

目的地は決まらないが、とりあえず昼食は喜多方でラーメン

奥会津から会津若松に抜ける国道252号線は、ダムの堰の上を通る珍しいルートです。

本名ダムの堰の上を通る国道252

堤防の上からは、2011年の豪雨災害の際、本名ダムの放水で流されたJR只見線の鉄橋が、私達が初めてここを訪れた2012年当時と同じ状態でそのまま放置されているのが見えました。

ダムの放水で破壊された只見線の鉄橋

会津川口駅前に来ました。只見線は本来、会津若松から新潟県の魚沼市の小出駅を結ぶ路線ですが、2011年の水害で会津川口駅から先は断線しており、現在はこの会津川口駅が会津若松からの終着駅となっています。

只見線の終着駅、会津川口駅

そういやこの日は、会津川口駅前でラーメンフェスティバルが開催されているということで、ちょっと興味はあったのですが駅前はいつもと変わらず閑散としています。あれ?イベント今日じゃなかったっけ?

駅を通過するとすぐ、通り沿いに【麺'sフェスティバル会場→】と書かれた看板が立っていました。どうやらイベントは駅前から少し離れた公民館で開催されている模様。

麺'sフェスティバル会場は駅から少し離れた公民館

う〜ん、わざわざ行って駐車場待ちとかだったらやだしな。それに今日はこれからラーメン食べに喜多方に行くんだった。というわけで今回は麺'sフェスティバルは寄らずに通過。

米どころの人はラーメン好きですよね・・・

ラーメンで有名な喜多方の周囲は日本有数の稲作地帯

平地に出てしばらく進むと、見渡す限りの水田地帯の真ん中で豪雨に見舞われました。ようやく集落に入り、公民館のような建物の前で合羽を着ることが出来ましたが、再び出発する気にもなれないほどの激しい降りです。

しばらく雨宿りして雨が小降りになったので、再び喜多方に向けて出発。

そういや、今年の夏に旅した青森も広大な水田地帯の中にラーメン屋ばっかありましたけど、喜多方も日本有数の米どころにあって、察するに「米は他所で金払って食べるもんじゃない」って感じなんでしょうか。

水田の中に突如として現れる喜多方の市街地は、ラーメンの他にも昔の蔵などが保存された町並みを散策する観光コースが人気です。

喜多方の市街地に到着
趣きのある喜多方の町並み

こんな感じで蔵や古い建物があったり・・・

街中に昔の蔵や建物が保存されている
杉玉の下がった酒蔵

使われなくなった蔵を改装したカフェや雑貨屋さんなどが通りにずらっと並んでいて、とてもいい雰囲気の町並みです。

蔵を改装したカフェ

しかしさすがはラーメンの町。市街地に入るなり、あっちにもこっちにもラーメン屋が現れますが、物凄く繁盛している店とそうでもない店にかなり差があるようです。

私は全くラーメンの食べ歩きなどの趣味はありませんが、今時は有名な店はテレビのバラエティ番組で紹介されたり、カップラーメン化されてコンビニに並んでいたり、FC展開されて都内でも出店していたりするので、店の名前を耳にすると何となく記憶にあったりするのですが、喜多方は聞いたこともない店の前で行列が出来ていたりするので、ここほど客のセンスと事前の情報収集能力を試される激戦区もそうそうないのではないではないかと思いました。

最近特に、ラーメン激戦区!なんて言われて行ってみたら、テレビで紹介された店が数軒あるだけで無理矢理感が否めないような場合も多々ありますが、喜多方はそこそこの規模の市街地の至る所にラーメン屋が存在し、駅前の繁華街になるとそれこそ一区画に数軒はラーメン屋がある感じです。

ラーメン大好きなツレも、ここまで大規模なのは想定していなかったようで、どこの店に行きたいとかも全く考えていなかったらしく、とりあえずグルメランキングサイトを見てみると、栄えあるナンバーワンは坂内食堂という都内にも何軒かある店でした。

まぁねえ。札幌行った時も、寿司屋で調べたら一番人気はかっぱ寿司だったし、本場だろうが人気店は安定の大手チェーンなんでしょう。

駅から離れた住宅街の行列店「はせ川」

というわけで、今回は二位だか三位だかにランクインしていたはせ川という店に行くことにします。

しかし、サイトに載っていた電話番号を弘、(カーナビ)に入力して辿り着いたその場所は、駅からも繁華街からも離れた田んぼの中。

電話番号検索で道に迷う弘、

えぇ〜、ここ?店なんかないけど。ひ〜ろ〜し〜!電話番号検索で迷ってんじゃねーよ。

犬の散歩をしている人がいたので呼び止めてはせ川の場所を尋ねると、はせ川はここから1キロぐらい先の住宅街の中だそうな。大まかな方角は間違ってなかったのが救いですが、本格的に壊れてきたんちゃうか?弘、。

それにしても、東北の人たちってホントに皆さんよそ者に優しいです。ひとしきり遠くから来たことを労って下さった後、去り際に「では、良い旅を〜!」と手を振って見送って下さいました。

はせ川はメインストリートからちょっと奥まった場所にありますが、通り沿いには目印などは全くありません。教えてもらった通り、マンションの手前で道を曲がると・・・

人気店はせ川の目印のマンション

わぁーーぉ・・・・さすがトップ10に入る店は違うわ。

駐車場待ちの車で渋滞するはせ川の前の道

駅からかなり離れているため、来客の大半は車だと思うのですが、住宅街の中の道は駐車場に入れない車が列を成しています。近所から苦情とか来ないのかな。

「どうする?」とツレ。まぁねぇ・・・喜多方まで来れる機会なんてそうそう無いのでちょっと悩みましたが、なんせ私は並ぶのが大嫌いな大阪人なので、他のもっとスムーズに入れる店に移動することにしました。

駅前の素朴なラーメン店「丸見食堂」はカップ麺になったこともある有名店?

とりあえず喜多方駅前へ。駅前にあったこちらの丸見食堂に適当に決めました。

喜多方駅前の丸見食堂

ツレは中華そば、私はかなりお腹が空いていたので中華そばの大盛りを注文。しかし、出て来た丼を見て驚愕!

大盛りは+150円で何と二玉分!

大盛りは何と、2玉分もあるんだそう。これで差額150円とは驚きのコストパフォーマンスです。餃子とか煮玉子とか頼まなくて良かった・・・

とんこつの存在感が薄い丸見食堂の中華そば

喜多方といえば、醤油味のスープに太めの平打縮れ麺が特徴ですが、この記事を書くにあたり喜多方ラーメンのWikipediaを見ると、

スープは醤油味の透明な豚骨スープが基本で、あっさりした味わいである。

とあります。

ええ!丸見食堂のラーメンスープは煮干しか何かだと思ってたんですが、全くとんこつ味の印象なかったですけどね。店によっては煮干しととんこつのブレンドのとこもあるそうなので、煮干しが勝ってるとんこつ味だったのかな?

というか、個人的に丸見食堂のスープはあっさりしすぎで一味足りない印象で、そのくせテーブルにはコショウとラー油ぐらいしか調味料が無く、自分で味の調節も出来ないので、決して不味くはないんですが「何でこの味でそんなに強気なの?」と疑問に感じる店でした。

しかし、会計の際レジ脇にカップラーメンの蓋が額装されて飾ってあるのを発見。何とこの店、駅前の普通のラーメン屋かと思いきや、カップラーメンになったことあるような有名な店だったんですね!

レジ脇に飾られた丸見食堂のカップ麺の蓋

でも、それにしちゃ店内の混み方はぼちぼちだし、味も普通に美味しかったけど、そんなに・・・か?

近隣の温泉地とカブるため改名を余儀なくされた”大塩裏磐梯温泉”

ではお腹も膨れたことだし、これから次なる目的地に出発。

昨夜泊まった温泉地と同じ名前だからというだけの理由で、喜多方の市街地から裏磐梯方面に数キロ走った場所にある、大塩裏磐梯温泉に向かうことにしました。

大塩裏磐梯温泉は福島県耶麻郡北塩原村にある温泉地で、食塩泉が湧くことから江戸時代には塩の採取地でもありました。

そのため、古くは大塩温泉、または北塩原温泉と名乗っていましたが、奥会津の大塩温泉や栃木県の塩原温泉郷など近隣の温泉地と混同されることから、現在の名前で呼ばれるようになったんだそうです。

黄金色の水田地帯から山道に入ってほどなく、大塩裏磐梯温泉の温泉街に入りました。

宿が数軒あるだけの大塩裏磐梯温泉

しかし、手持ちのツーリングマップル上にはかなり大きく大塩裏磐梯温泉の名前が記されていたため、てっきり大きな温泉地なのだろうと思っていたら、ホテルが二軒ほどある他は民宿のようなちいさな宿が国道沿いに何軒かあるだけで、何か思ってたのと違うなぁ。

ここに来て、一旦上がっていた雨が再び降り始めたので、とりあえずバイクを停めて作戦会議のため通り沿いにあった東屋へ。

東屋の脇には何やら看板が立っています。何でもここがくだんの大塩の塩井なんだそうな。しかし、現在の塩井は平成6年に防砂工事の際元あった場所から移転したもので、現在はここから塩が採れるとかそういったことはない模様。

国道沿いにある塩井は近年移築された物

しかし、どうすっかなぁ〜。調べてみると、大塩裏磐梯温泉には共同浴場なども無いらしく、何かすごく・・・微妙。

大塩裏磐梯温泉の先には、日本屈指のリゾート地である裏磐梯があります。私はまだ裏磐梯には行ったことがないのでどんなところかは分かりませんが、地図で見ると桧原(ひばら)湖や秋元湖などの大きな湖の湖畔に、幾つもの温泉地やキャンプ場が密集しており、スキー場も多いことから、夏場はどこかしら空いた宿も見つかるのではという期待もあり、今回は大塩裏磐梯温泉には立ち寄らずもうしばらく進んでみることにしました。

日本屈指の観光地、裏磐梯の湖畔の宿は総じて高級

大塩裏磐梯温泉から裏磐梯へ

桧原湖が見えてきました。道の駅裏磐梯から桧原湖を眺めると、雨上がりの空に虹が架かっています。今日は全てが微妙な感じだったけど、何かいいことありそうなヨカン♪

雨上がり、桧原湖に架かる虹

裏磐梯の最も栄えている場所は、桧原湖の南側の湖畔に集中しているようで、通り沿いには目もくらむような高級ホテルが立ち並んでいます。え〜、裏磐梯ってこの感じだと全体的に高めなのかな?

桧原湖の南側は高級ホテルが立ち並ぶ

しかしグダグダながら順調に来れていたのもここまで。五色沼のビジターセンターにて、目的地を絞るため一旦バイクを下りて軒先で休憩していると、突如として堰を切ったように叩きつけるような大雨が降り始めました。

再びの豪雨。雨に振り回された一日だった

今日は朝から夕立のような雨が降ったりやんだりの空模様だったので、今回もすぐ止むだろうとのんびり構えていたのですが、雨はこの後3時間近く降り続けました。

しかも、桧原湖周辺にはこれだけたくさんの宿がありながら、さすが連休、予算が合う宿はどこを当たっても全て満室。桧原湖の北端に位置する早稲沢温泉にある山城屋という民宿に空室を見つけた時には、もう日は沈みかけていました。

ここまで一日中何も出来なかった日も珍しいです。結局日中は駅前のラーメン屋でラーメン食べただけで、どこの温泉にも立ち寄らなかったし観光も出来ませんでした。

道の駅から見えた虹は凶事の前兆だったのか?それでも何とか宿は取れたので、一応良かったのでしょうか。

でも、宿が決まったので一安心です。夕食も準備していたただけるそうなので、今から湖畔を南に向かって進みます。その前に、裏磐梯では観光宿泊者拡大促進プログラムとして、全国の大手コンビニのチケット端末でお得な割引券ハッピートラベルチケットが購入できるそうなので、途中にあるセブン-イレブンに立ち寄ってから、早稲沢温泉に向かって出発!

夕暮れの桧原湖

・・・続く

丸見食堂へのアクセス

住所:福島県喜多方市町田8257−5

Tel:0241-22-0506

URL:http://tabelog.com/fukushima/A0706/A070601/7000974/(食べログ)

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