新ブログ「べっぷ移住物語」

九州 鹿児島県

坂本龍馬ゆかりの地 林田温泉霧島いわさきホテル

2015/09/05

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人吉温泉を後にし、次なる目的地の霧島温泉を目指しますが、例によって今回も宿は全く決まっていません。

人吉インターから再び九州自動車道に乗って鹿児島方面に進むと、程なく県境を跨ぐ加久藤トンネルを通過。トンネルを抜けると遥か前方に、目的地の霧島連山が見えてきました。

熊本と宮崎の県境のトンネルを抜けると、目の前に霧島連山が!

ここで、人吉からはまだいくらも走っていませんが、霧島方面の情報を得るためトンネルを出てすぐの場所にあるえびのサービスエリアに一旦立ち寄ることに。

熊本県の南部に隣接する県は、半分以上が宮崎県

そういえば、えびのサービスエリアのあるえびの市は宮崎県なんですね。余所者の大雑把な九州地図のレイアウトでは、熊本の南は鹿児島だろ?という程度の認識しかないですが、実際地図で見ると、熊本県の南部は半分以上が宮崎県の県境で占められています。

熊本県の南は、鹿児島ではなく半分以上が宮崎県

えびのインターチェンジで一般道に降りると、霧島連山最高峰、韓国岳の北西部に広がるえびの高原を目指して走ります。

霧島連山目指して一般道を走る

人吉からいくらも離れていないえびの市ですが、高速から降りた瞬間から、風土やそれに伴う文化の違いが今まで通過してきたどの場所よりも明確で、特に民家は、低い軒に四角錐の屋根など、沖縄や奄美の古民家を連想させるような、見るからに台風対策という感じの造りの家が多く見られます。山一つ挟んでるとはいっても、人吉とえびの市ってそんなに気候違うもんかな?

山道に入り、標高が上がるに連れ一帯は南国宮崎とは思えないほど、ひんやりとした空気に包まれてきました。

山道に入ると、一気に気温が下がる

鬱蒼と生い茂った森から、松並木の広がる場所に来ました。どうやらえびの高原に到着したようです。

しかし、めちゃくちゃ涼しいですね、えびの高原。涼しいの通り越して寒いぐらい。一昨日の阿蘇中岳といいここといい、九州の標高の高い山は、温暖なイメージがある分むしろ関東のそれより体感温度は低いかも知れません。

松並木の続くえびの高原

えびの高原にはキャンプ場もあるそうですが、春先でも昼間以外は相当気温が下がりそうなので、利用の際は防寒対策はやり過ぎぐらいで丁度いいと思います。

えびの高原を過ぎてしばらく走ると、県境の韓国岳の峰を超え鹿児島県に入りました。ここから先は下り坂が続きます。

山の峰を超えると鹿児島県

が、ちんたらブログ更新してたら、実際ここに来た時から二ヶ月以上が経過してしまい、ここから先の記憶が一部あやふや。

山肌のあちこちから濛々と立ち上ぼる火山ガスなのか温泉の湯煙なのか。

山肌から立ち上る火山ガス
確かに危険そう

この先いくつも現れるであろう霧島の温泉に否が応でも期待が高まります。しかし、確かに触ったら危険そうだけど、そんなモンを手の届く場所に設置しとくのもどうかと。

不気味な廃墟群の中にたたずむ『林田温泉』

手持ちの地図上では、鹿児島側に入るとこの道沿いにいくつも温泉地があるはずなのですが、ホテルのようなマンションのような大きな鉄筋コンクリートの建物が森の中にたくさん建っているのは見えたものの、それらはかなり前に廃屋になっていて、一帯は巨大なゴーストタウンの様相を呈しています。

キャーッ!怖いわ…

って、オカルトチックなスリルではなく、手持ちの地図に記されている他の温泉地はちゃんと存在しているのか?という危機感の方ですが。

ゴーストタウンを横目に山道をさらに下って行くと、鬱蒼と生い茂った森から突如、イギリス風庭園のようにきれいに刈り込まれた植え込みと、外壁に林田温泉と書かれた巨大な建物が立っていました。

廃墟群の中でひときわ目立つ綺麗に剪定された庭木

植木に手が入っている以上潰れては無さそうだけど、通りから見た感じ奥からは人の気配や活気のような物は感じられません。

一応、どんな感じの温泉なのか見るだけでもと、敷地の中に入って行くと、入り口からは想像できないような大きな建物が現れました。

霧島いわさきホテル

くすんだねずみ色の外壁と、無機質な直方体の建物は、ホテルというより学校とか団地を連想させる殺風景さ。いや、チェコとか旧西ドイツとかの軍事施設のほうがイメージに近いかも。なにこれ怖い・・・

こういう造りのホテルが流行った時代があったとすれば、おそらく相当前だと思うのですが、その時から壁を塗り直すとかさえ全くされてないというのは、流行ってなくて改装する金が無いのか、それともそもそもこの建物がホテルでは無いのか。

つーか、潰れてるんじゃないの?ここも。

エントランスの前には、お揃いの制服を着たボーイさんが数人立っていて、どうやらここがホテルとして今も営業しているらしいことは分かりました。

エントランス前の車寄せを挟んだ反対側にも大きな建物があり、こちらは日帰り温泉施設のようです。

ホテルの入り口の反対側は日帰り温泉

がしかし、日帰り温泉の建物もこれまたボロい!

この外壁に書かれた文字とか、まぁレトロっちゃーレトロだけど何か・・・

林田温泉と書かれた外壁はかなりの年代もの

この時は地域を挙げてアートイベントみたいなのが開催されていて、日帰り温泉前には杉か何か針葉樹を集めて作った巨大なクマの人形が展示されていたのですが、古ぼけた建物外観と絶妙にマッチしすぎて、遠目から見ると刈った後の庭木の枝とかが積んで置いてあるんだとばっかり・・・

壁はヒビだらけだしガラスは曇ってるし、金属製のパーツなんか片っ端塗装が剥げて錆が出ています。まるで潰れかけの遊園地の遊具みたいです。

こういう豪華で大型の温泉は最近は流行ってない所が多いので、ここもどうにかギリギリ存続できてるような印象。でも、この立地ならばボロくても日帰り温泉の方は景観はかなり良さそうなので、温泉だけでも入って行くことにして、駐車場にバイクを置きに行くと・・・

うわ~、車いっぱい停まってる。こんなボロいホテルなのに、意外と流行ってるんだ。しかも、中にはポルシェやらベンツやら高級車も見えます。

坂本龍馬ゆかりの露天風呂『緑渓湯苑』とは

日帰り温泉の建物の中に入ると、中に緑渓湯苑と書かれた案内の看板が立っていました。なになに?

1866年5月12日(旧暦3月28日)日本ではじめての新婚旅行で龍馬とお龍は栄之尾温泉(緑渓湯苑)を訪れました。
2010年7月29日 NHK大河ドラマ『龍馬伝』の龍馬(福山雅治さん)とお龍(真木よう子さん)も栄之尾温泉を訪れました。当時を再現してロケが行われました。
二人の龍馬が繋ぐ144年の歴史ロマンを緑渓湯苑にて体感下さい。

おー!すげぇ、NHKの大河ドラマで実際セットとしてここの温泉が使われたんですね!それを知った途端、今まで散々ボロいだの何だの言っていたのに『何かよさそう』とガラリと印象が変わったのは、さすがNHK!(違う)

しかし、日本で初めて新婚旅行に行ったのが坂本龍馬というのはどこかで聞いたことがありましたが、旅行先が霧島だったのは初めて知りました。しかも実際に本物の龍馬が入った温泉をこのホテルが持っているなんて、どう考えてもここのホテル超儲かってそうなのに、なんでこんなに建物ボロいの?

ちなみに、緑渓湯苑夏場は日帰りでも入れるっぽいけど、他のシーズンは宿泊者専用みたいです。

日帰り温泉のロビー。外観同様古ぼけてはいますが、かつては最先端だったんだろうな、と見て取れる豪華な造りです。

日帰り温泉のロビー

窓から外を眺めると、濛々と湯煙らしきが山中から立ち上っていますが、件の露天風呂ってあの辺りなのかな?

山中から濛々と立ち上る湯煙

エントランスへと引き返し、入り口にいたホテルの人に空室状況を確認したところ、運良く本日空室ありとのこと。おー!さすが平日。

しかし、この日は一番安い部屋でも二食付きで一泊13,000円、若干予算オーバー気味なのですが、このグレードのホテルで13,000円ならむしろ安いぐらいだし…ムムム、悩む。

とりあえず、林田温泉からさらに下った場所にある、霧島温泉の方も見に行ってから決めることにしました。

霧島温泉といえばココ!素朴な温泉地『丸尾温泉』

林田温泉を一旦後にして山道を下って行くと、何ごと!?という勢いで山中あちこちからガスが立ち上っています。

すさまじい勢いで煙を吹き上げる山肌
すさまじい地熱エネルギー!

霧島温泉とは、霧島連山に点在する温泉群の総称ですが、その中で最も賑わいを見せる丸尾温泉を指して霧島温泉と言う場合も多いそうです。

丸尾温泉は、林田温泉から数キロ山を下った場所に広がる、民宿や小さめのホテルが立ち並ぶ活気のある温泉街。居酒屋やステーキハウスなどのそそるお店もいくつかあって、ここはここで林田温泉とは違う魅力溢れる温泉地ですが、何より宿泊料が林田温泉に比べて段違いで安く付きそうだな・・・多分、民宿とか素泊まりなら五千円しないようなとことかもありそうです。飲食店もたくさんあるから、こういうとこでそぞろ歩きしながら、地元の店で地の特産品を頂くというのもいいですよねぇ。

近くには、温泉が滝になって流れ落ちる丸尾滝もあります。

この滝が温泉なのは後日知りました

うーーん、悩むなぁ・・・

散々悩んで、林田温泉の方に決めました。

丸尾温泉もそれなりに標高は高いのですが、如何せん昔ながらの温泉街なので、建物が密集して窓からの景色や露天風呂などの景観はあまり期待できなそうだったことと、緑渓湯苑がどうしても気になって入ってみたかったからでした。

様々な歴史ある温泉を引き継いだ『霧島いわさきホテル』

林田温泉は、元は林田産業交通というバス会社によって開発された温泉地なのですが、その後経営破綻し、同じ鹿児島県内の路線バスなどを運行する、いわさきコーポレーションの傘下に入りました。そのため、通り沿いには大きく林田温泉と書かれた看板が出ていても、ホテルの名前は霧島いわさきホテルです。

加えて、今回の宿泊でお目当てにしていた霧島ホテルの名物野天風呂の緑渓湯苑は、林田温泉の近くにあった元薩摩藩主の避暑地だったという栄之尾(えいのお)温泉の露天風呂を、いわさきホテルがそのまま引き継いだ物なんだそうな。

何かいろんなとこの物をあれこれ引き継いでるんだなぁ、いわさきホテル。

そういや、えびの高原からここに来る途中に沿道に見えたゴーストタウンのような建物群は、ホテルというよりマンションのような建物が多かったように見えましたが、あれはかつての林田産業の社員寮か何かだったのでしょうか。しかし調べてないので不明。


ホテルに到着。車寄せで私がバイクから降りようとすると、長時間の二人乗りで下半身が痺れて、足を踏ん張っていられずよろめいてそのまま後にコロリ〜~ンと一回転してしまいました。うは、恥ずかしい…

入り口にいたボーイさんが「大丈夫ですか?!」と手を貸して下さいましたが、下手に転げてる瞬間に手出しされて巻き添えにしてしまってたらと思うと、コケたのが私一人で本当に良かったです。

バイクの上から見下ろして爆笑するツレ。くっそ〜、ビッグオフの後ろがどんだけ大変だと思ってんだよっ!ネイキッドとかアメリカンとか何台も持ってるくせに、動くのはこの一台だけって意味ねぇ!

はー、痩せなきゃ…

古びた外観からは想像できないぐらい綺麗な霧島いわさきホテル

ホテルのエントランスロビーは、建物の外観からは想像もできないぐらい、きらびやかで豪華。潰れてるとか言ってすんません。

いわさきホテルロビー

そりゃー、倒産したバス会社を買収したり、近隣の温泉地を幾つも丸ごと引き継いだりするぐらいだから、当然儲かってるんでしょう。

こういう高級なホテルは、潰れて格安ホテルグループに買収されたとこにしかほとんど泊まったことがないので、お部屋までメイドさんが荷物運んでくれんのとかもう、大した量でもない上にこ汚ねーうちらの荷物なんざ、わざわざ運んでもらってホンマすんませんって恐縮しきり。客なのにね…

一番安いプランだし飛び込みだし、まぁどうせ景色悪かったりエレベーターまで遠いとか狭いとか、何かしら訳ありのお部屋なんだろうと大して期待せず通された部屋に入ってみると、いやいや全然普通にちゃんとしたツインルームです。

きりしまホテルの一番安いツインルーム

というか、窓からの景色を見てびっくり!遥か彼方に見えるのは桜島?

部屋からは彼方に桜島が一望

夕方で曇ってたので、ちょっと写真きれいじゃないので下の画像は翌朝の物。

朝のホテルの窓からの景色

ホテルの建物がそっけない直方体だった意味が、部屋に入ってみて分かりました。うん、この方向がベストポジションなんだわ。つか、桜島見えない部屋作ったところで、不良在庫抱えるようなもんですからねー。


夕飯はバイキングですが、どっかの格安ホテルのバイキングとは比べ物にならんぐらいちゃんとした内容。感動・・・

夕食バイキング

何食ってもおいしいよー、霧島最高!山ん中だけど、窓から見えるぐらいの距離に海もあって、肉も魚も野菜も何もかもがハイレベルな上に、高級ホテルのちゃんとしたシェフの腕も加わって、あのコレ、本当に13,000円でいいの?

車で送迎付き、森の中の秘湯『緑渓湯苑』

食後は、楽しみにしていた緑渓湯苑へ行ってみることにしました。

日帰り温泉とホテルは地下で繫がっている

地上から見ると、ホテルの建物と日帰り温泉の建物はそれぞれ独立しているように見えるのですが、地下通路で繋がっていて、地下に降りるエスカレーターを降りると、そこには巨大なゲームセンターと、そして何とボーリング場がありました。

地下には何とボーリング場が!

私が今まで行ったことのあるグランドホテル系の大きなホテルで、こういうバブル時代の遺産のような施設を未だに綺麗な状態で存続させ続けている所はかつて見たことがありません。凄いね、コレ。外装を手直しする予算を、全部内装に突っ込んでる感じ。

ボーリング場とゲーセンを通過し、温泉受付へ

こんなホテルが未だにあるんだ!と、感動すら覚えながら通路を進むとそこに緑渓湯苑の受付がありました。

受付の人の説明によると、緑渓湯苑はここから少し離れた場所にあるらしく、送迎車が運行しているので、車の定員に達し次第出発だそうな。

私たちと40代ぐらいのご夫婦、そして二十代ぐらいのカップルが受付を済ませていざ出発。

しかし、単純に送迎車でしか行けない都合上なのか、それとも盗撮などの防犯対策なのか、手持ちの私物は出発前に「全て」内湯の脱衣場にあるコインロッカー(無料)に預けさせられ、尚且つ全員必ずその場で受付で準備された浴衣に着替えさせられるため、緑渓湯苑にはカメラなど持ち込む隙は一切無く、今回はお風呂の写真は無しです。

ちぇっ、まあでもそういう決まりなら仕方ありません。

渡された浴衣に着替え、ロッカーにデジカメや小銭入れを入れて出発。

まるでテーマパークのアトラクション!な、緑渓湯苑への道

一階に上がると、エントランスの車寄せにファミリーワゴンが一台停まっていました。これが送迎車。多分、これともう一台ぐらいで交互に行ったり来たりしてるんだと思います。

早速乗り込み出発!しかし、年代も違う全然知らないカップルが偶然集まり、全員浴衣でファミリーカーに乗り合わせているなんて、何だか不思議な空間ですね。

若干気まずい空気を醸しながら出発したワゴンは、車寄せの奥の地下駐車場のスロープを下って行きます。ワクワク。

地下駐車場を抜けて、ホテルの裏に出ました。ここから先は、木立の生い茂る雑木林の山の斜面を縫うように走っていきます。ホテルの裏らしく、普段使わないような土木用品などがあちこちに積まれている細い道を、送迎車の運転手さんは、慣れたハンドルさばきで爆走して行くのですが、これがまた冒険活劇のワンシーンみたいで、夜は特にところどころ照明でで照らされている様子はまるでテーマパークのアトラクションのようです。

運転されていたのは結構高齢の男性だったように記憶していますが、そういや考えてみりゃいわさきホテルの親会社ってバス会社だったんだっけ。そりゃ運転のプロなら身内になんぼでもいるわな。


出発してから五分かそこらで、緑渓湯苑に到着。暗い山道を走って来たので、もはやホテルと緑渓湯苑がどういう位置関係になってるか全く分かりません。多分、夕方日帰り温泉から見えた湯煙の場所とは違うような?

車から降りると、すぐそこにでベニヤ造りの小さな脱衣所の小屋があり、中には着替え用の個室の脇に湯浴み着がたくさん積み上げられていました。出発前、わざわざ新しい浴衣に着替えたのに、到着したらまた着替えるんですか。へぇへぇ・・・

湯浴み着は、健康ランドのムゥムゥみたいな感じ。元あった林田温泉の方で使ってたのがいっぱい余ってるんでしょうかね?

しかし、こういう大きなホテルでは全裸での混浴は難しいのでしょうが、湯浴み着着用にしたってもうちょっと風情のある衣装は無かったものか。

着替えを済ませ早速露天風呂へ。カメラ持って来れなかったので、下の画像は霧島いわさきホテル公式サイト じゃらん.net より。右の画像の人たちが着てるのが、ホテルで準備された湯浴み着です。写真左は水着を着用しているようですが、夏場は自前の水着でも入れるみたいですね。

緑渓湯苑の画像、霧島いわさきホテル公式サイトより 緑渓湯苑 じゃらん.netより

更衣室の小屋から谷に向かって石段を降りて行くと、日本庭園風に整備された渓流沿いには、岩で組んだ大小8つの露天風呂が点在していました。

もし、この人間ドックみたいなムゥムゥを着た人が浸かっていなければ、ただの整備された遊歩道のようにしか見えないかもしれません。

入浴客はこの時は思ったよりもたくさんいて、その大半が夫婦やカップルでした。ここは一人旅だと居場所ないだろうな〜

大きい湯船は5〜6人入っているところもありましたが、基本一組のカップルや家族で一つの湯船が一杯になってしまうぐらいの大きさです。

とりあえず、更衣室の近くにあった露天風呂に入ることに。泉質は適温の単純酸性温泉。てっきりアルカリ性単純泉かと思ったら、酸性泉なんですね。薄暗くてよく分からなかったのですが、お湯に色などは無かったように思います。

緑渓湯苑、夏場以外は凍えるほど寒い!

緑渓湯苑の露天風呂は、湯船はたくさんありますが、どの湯船も大きさや川からの距離が違うだけで見た目大した差は無いのですが、せっかくなので一応全ての湯船に入って見ることにしました。

・・・がしかし!数メートルしか離れていない隣の湯船に移動するだけのところ、用意されていた湯浴み着が全く湯浴み着に適した材質でなかった為、たっぷりお湯を吸ったまま水分が切れずに体に張り付き、お湯から出た瞬間急激に冷えて寒いの何のったら!

これはひどい!口コミサイトとかに苦情書き込まれるレベルです。悪い病気にでも罹ったかのようにはげしくガタガタ震えながら、根性で全ての湯船は回りましたが、ホテルの人はこの湯浴み着自分たちで着て露天風呂に入ってみたことあるんでしょうか。

小走りで更衣室まで引き返し、新しい浴衣に着替えてホッと一安心。浴衣あったか〜い♪

着替えを済ませて外に出ると、待つほどのこともなくすぐにホテルの方から客を乗せた送迎車が到着しました。

緑渓湯苑、真夏ならもうちょっとましだったかもしれませんが、それ以外の時期は宿が準備した湯浴み着強制は苦行以外の何物でもありません。他の全てが素晴らしかっただけに、これは至急要改善の事案だと思いました。

ホテルの建物まで戻ってくると、大浴場のロッカーに預けてあった部屋から着て来た浴衣にまたまた着替えて、持って来たデジカメや小銭入れを持ってお部屋に引き返します。

今日何回着替えるんや・・・

しかし、このブログを書くにあたってネットで画像検索してみると、結構この緑渓湯苑の画像アップしておられる方おられるんですね。私が行った時には、携帯電話ですら持ち込むのはほぼ不可能なシステムで隠れてこっそりでも写真撮影なんて無理でしたが、夏場は私物持ち込みはそれほど厳しくないんでしょうか?

ちなみに、正確な時間は失念しましたが、緑渓湯苑と日帰り温泉の方は両方とも夜間は入浴出来なくなります。ホテルの方にも一応内湯設備はあるのですが、緑渓湯苑はともかく林田温泉の方は地下で繫がってるんだから、24時間とは言わないまでも深夜も入れるようにしてよ〜。


お部屋からの夜景も、それはそれは素晴らしかったんですよ〜!私のカメラの性能(腕?)だと、これが関の山でしたが。

この日は朝まで眠ってしまって、ホテルの中の温泉には入りませんでした。

早寝したので、翌朝は林田温泉がオープンするのとほぼ同時に入りに行きました。が、こちらも各所に厳しくカメラの持ち込み禁止の張り紙がされており、お風呂の写真は無しです。

林田温泉の露天風呂

上の画像はじゃらん.netより。

単純酸性温泉だった緑渓湯苑とは対照的に、林田温泉のお湯は白濁色の単純硫黄線。巨大な内湯にはうたせ湯、内湯から外に出ると露天風呂が山の斜面に沿って幾つも並んでいます。内湯の建物から最も離れた場所にある湯船が一番巨大で、十人以上は入れる大きさですが、他の湯船は1〜3人ぐらいの大きさ。ジャグジー風呂などもありましたが、私が入った時にはジャグジーは止まっているようでした。

そしてここも客室同様、ばっちり桜島が見えるベストポジション。まるで桜島を眺める為の階段席のような構造になっています。

金属の腐食が目に付くのは、やはりここの泉質によるものが大きいのでしょう。ホテル同様、建物の外観に対して中の設備などは新しくてとても綺麗です。

お風呂が終ると朝食です。夕食と同じ部屋でバイキングでしたが、やっぱり野菜の産地ってホントに何食べても美味しいですね。東京や大阪みたいな都会って、物やお金は溢れていても生活は貧しいなぁ、と思いますよね、こういうとこ来ると。

手作りさつま揚げが激ウマ!

ホテルのシェフが手作りしたさつま揚げが、めちゃくちゃ美味しかったです。

いわさきホテル、他にも何軒か大きなホテル持ってるらしいけど、東京にいると全くその名前は聞いたことも無かったです。旅番組とかでも目にした記憶ないなぁ。覚えてないだけかな?旅行代理店とか通して、ちゃんと予め部屋取ってから来る人は知ってるんでしょうか。もっと東京でもPRしたらいいのにね。

ホテルも食事も温泉も何もかもが良くて、かなり立ち去りがたいものがありますが、チェックアウトを済ませて先に進みます。機会があればまた来たいけど、来れんのかな・・・なんせ鹿児島だし。

新婚旅行で何と18泊も!龍馬が愛した『塩浸温泉』

霧島温泉を後にししばらく走ると、通り沿いに巨大な坂本龍馬の看板が立っていて、周囲にはタクシーや観光バスなどが何台か停まっています。対岸を見ると、日帰り温泉のような建物が建っているのが見えました。

霧島温泉を後にし、桜島を目指す

ホテルを出てまだいくらも走っていないので温泉はまだいいのですが、坂本龍馬資料館と書かれた看板なども出ていて少し気になって立ち寄ってみることに。

川沿いに日帰り温泉と龍馬資料館がある

ここは塩浸温泉という温泉地です。霧島に新婚旅行に訪れた坂本龍馬が最も長く滞在したとされていて、その滞在日数何と18泊20日!滞在日数が一日少ないのは何なんでしょうか。移動日?しかし、新婚旅行にそんなに長く時間が取れるなんて、幕末はのんびり時間が流れていたんですねぇ。うらやましい。

現在は塩浸温泉には日帰り温泉があるだけで、付近に宿などは無いようでしたが、当時は泊まるとことかあったのでしょうか。調べてみると、何やら戊辰戦争の時にここの温泉に入った負傷兵に効能があったそうで、当時はかなり知名度はあったそうです。

よく、文豪が愛した〜みたいなキャッチコピーで売ってる温泉や温泉旅館がありますが、よくよく調べてみたら、宿の方の依頼で何泊かして一筆書い貰っただけだったとか、「愛したって一回来ただけやんけ!」みたいなことは多いですが、18泊っていったらよっぽど何か気に入ったんでしょうね。もうね、他の温泉もこれぐらいじゃないと”愛した”って言うの禁止!

川沿いには、龍馬とお龍の銅像が立っていました。”ほぼ”実物大らしいです(笑)当時としては、まぁまぁ大柄だったのかな?龍馬って。

何だか私たちも新婚旅行に来たみたいね、なんつって・・・

しかし、福山雅治主演で大河ドラマ『龍馬伝』が放送されていたのはもう三年も前なのですが(2013年現在)、九州地方はまだまだ龍馬フィーバーは冷める気配がありませんでした。

ではではこれから、桜島に向かってしゅっぱーつ!そういや、龍馬資料館見なかったな。

霧島いわさきホテルへのアクセス

住所:鹿児島県霧島市牧園町高千穂3958

Tel:0995-78-4888

URL:http://kirishima.iwasakihotels.com/

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