新ブログ「べっぷ移住物語」

富山県

ハットリくんの生みの親、藤子不二雄Aの故郷富山県氷見市「まんがロード」

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2016年ゴールデンウイーク4日目、敦賀市の中華そば一力で昼食を食べた私たちは今夜の宿を探しながら東へ向かって北陸自動車道を車で進んでいます。

当初は前回北陸を旅した2012年に、時間の都合でほとんど通過してしまった丹後半島の海沿いをグルっと周ってみようと考えていたのですが、敦賀へと向かう途中の舞鶴市街地で後続車に追突されるというアクシデントもあり、丹後半島を周ると宿がありそうな場所に夕方までに到着できない可能性も出てきました。

石川県で温泉地といえば、丹後半島の東側の海沿いに位置する「和倉温泉」が全国的に有名ですが、予約サイトを見てみると和倉温泉の相場は平日でも2万前後で、私たちの予算をかなりオーバーしています。それも空室があればの話で、人気温泉地の和倉温泉にゴールデンウイーク中に飛び込みで空室があるとも思えず、今回は宿が多くありそうな富山県の氷見を目指すことにしました。

氷見は丹後半島の東の付け根に位置する港町で、前回北陸を旅したときに港のそばを通過したことがありましたが、その時の印象では付近の町の中ではかなり栄えていて、また温泉もあったように記憶しています。

石川県に入り、北陸自動車道の徳光パーキングで休憩がてら宿探し。氷見には「氷見温泉郷」と呼ばれる温泉地があって、規模はそれほど大きくはありませんが、大型の観光ホテルから中規模~小規模の温泉旅館や民宿など、様々な旅のスタイルに対応できる宿が揃っています。温泉街は無く、JR氷見駅を中心に数軒の温泉宿が町のあちこちに点在しています。

予約サイトの温泉宿一覧の中で最も安い「氷見天然温泉ルートイングランティア氷見 和蔵の宿」に電話。すると意外とあっさりとダブルの部屋が取れてしまいました。

以前富山で、ルートインと同じく全国展開のビジホで温泉付きの「ドーミーイン富山」を利用したことがありましたが、下手な観光ホテルよりきれいだし食事も美味しいし温泉も意外に良くって、「最近のビジホは侮れん……」と驚いた経験がありましたが、温泉付きのルートインは初めて。

ルートイングランティア氷見は天然温泉の大浴場の他に宿泊客用の食事処も併設されており、ビジホですが観光ホテルにかなり近いシステムで、朝食だけでなく夕飯も付けられるそうです。二食付きで1人約8,000円。安いし温泉もあるなら特に不満もありません。

その場でルートイングランティア氷見に予約を入れ、以前通った記憶のある防砂林に囲まれた高架を東へと進み、小矢部砺波ジャンクションから能越自動車道へと乗り継いで北へ。

氷見が近づくと、高速の周囲は鏡のように西日を反射する水田地帯が広がり、黒っぽいシックな屋根瓦と重厚な造りの「豪農」といった感じのお屋敷が、農地の間に点在しています。

そんな日本の原風景の中を走り抜けて、氷見に到着。

今夜の宿のルートイングランティア氷見は、氷見駅から少し離れた氷見バイパス沿いにあるのですが、薬局に寄りたい用事があったため宿に向かう前に氷見駅の方へとやってきました。

大型の店舗が立ち並ぶ氷見のメインストリート。無事に薬局を見つけて用事を済ませましたが、今夜の宿はビジホだし早めに行ってもやることもないだろうと、海の方へと行ってみることにしました。

藤子不二雄Aこと安孫子素雄氏の故郷、氷見

氷見港の魚市場の上には大きな水産加工場の建物があって、道に面したコンクリートの壁一面に、巨大な「忍者ハットリくん」の絵が描かれています。

魚市場の巨大ハットリくん壁画

この壁画は、ハットリくんの作者である藤子不二雄Aこと、安孫子 素雄(あびこ もとお)氏が氷見出身であることが由来。

また、氷見港の周辺の商店街では、忍者ハットリくんを初めとする我孫子作品のオブジェをアーケード街のあちこちに展示し、「氷見まんがロード」と銘打って町おこしをしています。

前回港の前を通過した時にも、このハットリくんの巨大壁画は非常に印象に残っていましたが、東京に帰ってから初めて氷見が我孫子さんの出身地だということ、また我孫子さんのキャラクターを集めたまんがロードなるものがあることをブログを書いている時に調べものをしていて知り、次に富山に行く機会があればぜひ立ち寄ってみたいと思っていました。

港のすぐ隣には観光客相手の「魚々座」という大きな施設が並んで建っていますが、この日はもう閉館していて前の駐車場はガランとしています。

駐車場の片隅には、小さな船着き場があって「唐嶋大弁才尊天」と書かれた真っ赤な幟が立っていました。

この船は氷見港の300メートルほど沖にある弁天様が祀られた無人の小島「唐島」の周囲を巡る遊覧船で、海越しに3000m級の山々が眺望できる絶景のクルージングが楽しめるんですが、この日はもうすでに営業終了していました。

氷見沖クルージングは大人1,000円子供500円で、9時~15時30分の間運行しているそうです。(※4月下旬から11月末まで毎日運行) 詳細は氷見沖クルージング - 体験 - きときとひみどっとこむホームページ

車を駐車場に停めて商店街を目指して歩いていくと、港の前の公園の片隅に妙な石像が置かれているのが目に止まりました。

ブリ小僧の像

その名も「ブリ小僧」。氷見で揚がる寒ブリは「氷見ブリ」と呼ばれブランド化されていますが、芝生にぽつんと佇むブリ小僧は死んだ魚の目をしていました。

公園の遊具も我孫子作品がたくさんあしらわれており、すべり台のローラーもよく見るとハットリくんのモザイク模様。

ハットリくん柄の滑り台

遠目から見ると、すべり台も魚の形をしてるんですね。

ブリの形の滑り台

すべり台の上に藤子不二雄キャラ……

ひみぼうず

誰??

これは「ひみぼうず」という、氷見のために我孫子さんがデザインしたオリジナルキャラクターだそうなのですが、肥え太ったオヤジみたいなフォルムで何か…かわいくねぇ。

港を背ににしてまんがロードを目指して進むと、通り沿いにはいたるところに小さなハットリくんのオブジェが飾られていました。

ハットリくん像

ハットリくんの弟の「しんちゃん」。

ハットリくんの弟シンちゃん

そして、ハットリくん以外にもまんまブリをモチーフにしたキャラクターの像も。

まんがロードに到着。

この通りは「潮風通り」という商店街で、港に通じる道から南側にハットリくんを中心に展示されており、北側には笑ゥせぇるすまんが展示されています。

まずはハットリくんブースから。郵便ポストの上にもシンちゃんをおんぶする愛らしいハットリくん像が。

シンちゃんをおんぶするハットリくん

そして、ハットリくんの像と一緒に、氷見で上がる海産物をモチーフにしたオリジナルキャラの像もたくさんありました。

カニ丸像

これは「カニ丸」だそうな。まんまやないか。像の上には人感センサーが付いていて、近寄るとどこかで聞いたことのある声優さんの声で像が自己紹介を始めます。

ブリンス

これはブリのプリンスで、その名も「ブリンス」。港の方から商店街に来る途中にあったブリの像もブリンスだったのかな?帽子被ってなかったけど。

トビウオの「トビー」

アンボス

「アンボス」はあんこうのボスかな?

「エイチョウ」

シマシマ博士

シマダイの「シマシマ博士」

「イカゾウ」

これらはまんがロードにあったオリジナルキャラの一部。

足元に目をやると、マンホールはブリ模様。結構細かいとこまで凝っています。

ブリ模様のマンホール

町行くタクシーもハットリくんラッピングです。

氷見のハットリくんタクシー

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