新ブログ「べっぷ移住物語」

東北 山形県

肘折温泉の林道奥に佇む秘湯・石抱温泉

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中山平温泉を後にし、国道47号線(北奥羽街道)を新庄方面へ。新庄市と寒河江市を結ぶ国道458号線から少し県道に逸れると、川沿いに肘折温泉の温泉街が広がっていました。

湯治宿の風情を色濃く残す温泉街は、かつては冬場の農閑期に近隣の農家が米などの食料を持参し湯治に訪れたといいます。

肘折温泉の温泉街

肘折温泉の近くには黄金温泉という温泉地もあって、そこを含め肘折温泉を中心とした温泉郷を形成しています。黄金温泉は宿が三軒あるだけの小さな温泉地ですが、少ない宿の数に見合わないほど立派な公共の温泉施設がありました。

賑やかな肘折温泉、ひなびたな黄金温泉、どちらも甲乙つけがたい魅力溢れる温泉郷です。

山の中に突如湯船が?知る人ぞ知る石抱温泉とは

肘折温泉で立ち寄りで入浴しようと、温泉街をうろちょろしていると、気付いたら温泉街から外れて林道へ来てしまいました。

肘折温泉から林道に来てしまった

何もないと思われた林道を進むと、不意に石抱温泉と書かれた看板が現れました。

石抱温泉って何だ??

ええ!そんな案内、肘折温泉の温泉街ではどこにも無かったよね?何これ?

どこまで行ったらその石抱温泉が?

スタートから占めて15分ほど走ると、道は行き止まり。広場のような場所に出ましたが、温泉なんてどこにあんのさ??

道は行き止まりだけど、温泉なんてどこにもない!

周囲を調べると、しばらく人の通った形跡のない獣道のようなものを発見。徒歩で進んでいくと・・・

果たしてこの先に温泉はあるのか?

おおお!!!湯船だ!湯船だけがぽつんと草むらの中に。周囲に宿や脱衣所すらないのですが、何なの?ここ?

突如藪の中に湯船が!
周囲には脱衣所すらない

入ってみたかったのですが、藻がいっぱい浮いていてかなり汚れています。 草ボーボーなので、周りにはバッタやこおろぎなどの虫もたくさん。

湯船の手前にはこんな石碑がありました。

『石抱温泉 ゑびす屋に連絡のうえ利用下さい』

ゑびすやってのは肘折温泉街にある宿で、予め連絡したら掃除しておいてくれるみたいですが、このお湯もしや掃除済でこの状態じゃないよね?だったらどうしよう・・・でも、周りに置いてあった洗面器とかは結構綺麗にしてあるんだよなー。

うわぁ、ゑびすやさん泊まってみてぇ。でも、昨日一昨日と鳴子温泉周辺からほとんど動かなかったから、今日は長距離移動するつもりだったんだよね。

散々迷って今回は肘折温泉はパスして、次に進むことにしたのでした。HPによると、冬期は雪が積もっちゃって入れないそうです。

温泉旅館・秘湯は山形県のゑびす屋


ところで、肘折の周辺の山々には、あちこちに穴があいてたり、こんな風にお堂のような建物が建っていたりして、何だかとってもミステリアス。あれなんなんだろ?今度来た時はあそこも探検したいな、と思ったのでした。

肘折温泉の周囲の山肌には穴や小さなお堂がある。気になる・・・

鶴岡市外地近くにあって、高級感と風情漂う湯田川温泉

結局、再び国道47号線まで引き返すことに。最上川に沿って走って行くと、気がつけば突如として、見渡す限りの水田地帯が広がりますが、ここがかの有名な米どころ庄内平野です。

国道47号線から、鶴岡方面に向かう国道345号線にそれてさらに走ります。

見渡す限り水田が広がる庄内平野

やはりこれだけだだっ広いと余程風が強いのか、風力発電の大きな風車が、通り沿いにたくさん並んでいたり、たぶん風よけのネットを張ったりするのかなと思うのですが、かなりの長距離にわたり道に沿って鉄柵みたいなのが張り巡らされていました。

かなりの規模の風力発電施設が
道に沿ってかなりの距離このような鉄柵が立ってたんだけど、これって風対策用だよね?

鶴岡の市街地を通過し、しばらく走ると、通り沿いに湯田川温泉の案内が出てきました。もうそろそろ、今夜の宿探しを始めなければならないので、湯田川温泉がどんなところかちょっと見て行くことにしました。

湯田川温泉は住宅街の近くにありながら温泉の風情満点

湯田川温泉は鶴岡市の市街地のすぐ近くなのですが、風情のある温泉街には足湯や外湯もあって、浴衣で散策している宿泊客の下駄の音が通りに響いていました。

湯田川温泉にある外湯。外湯は二つある
湯田川温泉にある足湯

しかし意外にも、湯田川温泉は全体的に高級そうな宿ばかりで、昨日琢琇でちょっと贅沢してしまった私はかなり悩み中・・・

そして、悩んで悩んで、結局湯田川温泉もパスすることに。次なる目的地は、日本海沿岸にある由良温泉。ちなみにこの日は、今回の旅の最後の夜になります。ずっと山の中の温泉が続いていたので、最終日ぐらい海沿いの宿をと思ったのですが、果たしてどうなりますやら・・・ドキドキ

人生最悪かもしれない由良温泉サンリゾート庄内

鶴岡市の市街地から由良温泉までは二時間ほど。到着して街の中をぐるっとめぐってみると、宿はたくさんあるものの多くが釣りや海水浴客相手の民宿で、温泉があるのは今回目についた限りでは、由良温泉八乙女という大型ホテルと、サンリゾート庄内という古めのホテルの二ヶ所だけでした。

八乙女は見るからに高級そうな海沿いのリゾートホテルで、これはとても私達には手が出ないと判断。八乙女の裏手の山側にあるもう一つのほうのサンリゾート庄内に行ってみると、運良く部屋を取ることができたのでした。

サンリゾート庄内外観

おまけに、サンリゾートは一階でレストランもやっているので、夕飯はそちらの方で頂けるとのこと。食事も食いっぱぐれることなく、まぁ建物は古いけど高台にあるから景色はきっといいんだろうと、案内された部屋に入ると・・・

完全にオーシャンビューを遮る壁が!

はぁぁっ????

なにこの壁?何かの嫌がらせ?オーシャンビューは?沈む夕日は?日本の夕日百選に選ばれたんだよね?前の海。それわざわざ目隠しすんの?は?は?は?

言葉は悪いけど、ここの経営者アホなんですかね?たった一つの取り柄を自ら潰しにかかるなんて、頭悪いとしか・・・

ちなみに、この壁が無かったら、窓からはこんな景色が望めたはず。

日本の夕日百選の景色が・・ああ

はぁ、がっかり。ここが今回の旅の最終の宿だなんて、何か日頃の行いのバチでも当たったのだろうか。

ちょっと泣きそうになりつつ、一階のレストランで夕食。刺身などの海の幸のメニューが豊富で、食事はなかなかに美味しかったのですが、それにしても食堂の窓、写真では分からないと思いますが、一面クモの巣だらけ・・・しかも蜘蛛の巣だけではなく、生きた蜘蛛も無数に蠢いていて、虫嫌いな人ここで食事なんて絶対無理だね。

食堂の窓は一面蜘蛛の巣だらけ。生きた蜘蛛もうじゃうじゃいてかなり気持ち悪い

つーか、宿の人これどうにかしようって一人も思わないの?こんなに何人も従業員いて?

おっかしなホテルだな〜

気を取り直して、お風呂に入ることにしました。天然温泉だし、内湯だけど開放感のある大きな窓があって見晴らしは最高!

がしかし、ここでも問題。先に入った人が水を出しっぱなしにしたせいで、冷たすぎて入れない!!まぁこれはホテルの責任じゃないけど、なんでこうもすべてが最悪なの?

お風呂も冷たくて入れないし、何なの?このホテル?

結局お風呂は後で入ろうと思って、そのまま朝まで眠ってしまい、もうどうでも良くなって入らずにチェックアウトしたので、どんなお湯だったかは分かりませんでした。

この先、ここまでがっかりさせられるホテルに遭遇することはそんなに無いんじゃないかと思いますね。

ちなみに、部屋のベランダが板で塞がれていたのは、ベランダにこんなわけわからん壺湯を作ったせいなんですが、これ温泉じゃなくてただのお湯ね。

中途半端なバリ風のオブジェがイラつくわ(#・∀・)

温泉湧いてるホテルに泊まって、誰が水沸かした風呂に入りたいなんて思うかよ、ばっかじゃねーの?おまけに、部屋の内装と不釣合いにベランダだけ中途半端なバリ風にしようとしてんのが、さらにイラつく(#・∀・) 他に気配りするとこ山のようにあんだろ?

宿を遠目から見ると、この目隠しがあるのはうちらが泊まった二階だけみたいで、上の部屋に泊まってたら、もうちょっと印象変わってたかもなー。サンリゾートグループのホテルは日本各地に他にもいくつかあるらしいですが、まぁサンリゾートと名の付くホテルには金輪際泊まることはないでしょう

そんなこんなで、2009年夏ツーリングの最後の夜は更けて行ったのでした。

由良温泉 サンリゾート庄内へのアクセス

住所:山形県鶴岡市由良3-17-20

Tel:0235-38-8088

URL:http://sunresort-shonai.net/

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