新ブログ「べっぷ移住物語」

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ミステリーパワースポット 榛名神社

2015/09/27

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きれいな円錐形の榛名富士

榛名湖が近づくと、ひときわ目を引く綺麗なすり鉢型の山。てっきりこれが榛名山なのかと思っていたら、榛名山は複数の山々を含めた山だそうで、中でもそのすり鉢状の山はやはり特別な存在感から、榛名富士という名称で呼ばれています。

榛名湖畔には、榛名富士山頂に登れるロープウェイの乗り場や、面白いデザインのタンデム車をレンタルしている店も。

榛名湖畔のレンタルサイクル屋

ハイキングに最適、コンパクトに見所の詰まった榛名神社参道

榛名神社は、榛名富士の山頂ではなく中腹にあります。

山門から本殿までは約30分ほどの距離。結構きつい山道やら階段を登らされるのかなぁ、と覚悟していたのですが、舗装されたなだらかな上り坂がほとんどで、ハイキングに最適な距離でした。パンプスとかサンダルでも全然OK。

榛名山参道

参道途中にはお茶屋さんもあるし。

参道途中にあるお土産物屋さん

軽食もあります。田楽に付ける味噌、変わった味がいっぱいありますね、いちじくとか。今回はお腹空いてなかったから食べませんでした。

味噌田楽が美味そう

お茶屋さんの前の涌き水に水琴窟の仕掛けがしてあり、ひしゃくで下の玉砂利に水を撒いて竹筒に耳を近づけると、金属を叩くようなカンカンという音が聞こえます。さすがにこの仕掛けは近年の物かな?お茶屋さんが設置したのかも。

茶店前の水琴窟

ハケ・ブラシ塚

ハケブラシ塚

長年愛用した物には魂が宿ると言いますが、榛名神社の参道には使わなくなったハケやブラシの供養塚と、回収ボックスがあります。ハケやブラシには動物の毛が使われてますからね。あと、亡くなった人の遺品整理で故人のヘアブラシとかが出てくると、毛髪が絡んでたりして何となく処分し辛いものです。

ハケブラシ回収ボックス

神仏習合と奇岩崇拝

榛名山は古くは山岳仏教の修業の場でもあり、上野寛永寺の管理下に置かれていた歴史もあったそうです。

明治に入って神仏分離政策が行われ、徹底的に仏教的な物は排除されましたが、いまだにその名残を所々に見ることができます。

随身門

榛名神社の仁王門

例えば、鳥居を入ってすぐにある仁王門。仁王像の代わりに…

随心像

誰!?

東京文京区にある根津神社の山門にも、似たような侍だか公家だかの像がありました。調べて見ると、この像は随身(随神)と呼ばれ、公家の身辺警護をしていた近衛兵の姿を模しているのだそうです。

奇岩崇拝

鞍掛岩

随身門を通過して参道を行くとすぐ、右手の川を挟んだ山肌に、アーチ状の奇岩が現れます。これは鞍掛岩。分かりやすくキャプション付き。

行者岩

行者岩

参道終盤にさしかかると左手に現れる、行者岩。私のカメラ(腕?)だと、このスケールがうまく伝わらない…

かつてはここで修業が行われていたんでしょうか?

参道沿いには様々な奇岩が現れ、それぞれに細かく名前が付けられています。

三重塔

三重塔

こういう形式の三重や五重の塔は、仏教の祖である釈迦の舎利(遺骨)をおさめる仏塔で、神仏習合の名残。確かに言われてみればそうか!と思いますが、意識して見ないと、ただ「古い物」として一緒くたにして見てしまうので、なかなか気付かないものです。

瓢子の滝…だけど??

行者岩を過ぎた辺りから、川を挟んだ向かいに滝が現れます。ここでかつて修験道者が滝行を行っていたのかなぁ、と思いきや、この滝は後年に人工的に造られた物だそうです。

七福神と天海和尚

参道のゑびす像

江戸時代、衰退した榛名神社を再興させたのは天海という天台宗の僧侶で、日本に七福神信仰を広めた人物だと言われています。そのため、参道のあちこちに七福神の像が。

天海和尚は徳川家康のブレーンだった人物で、日光東照宮の造営や上野の寛永寺・浅草寺の開山や、かつて日比谷にあったとされる増上寺を江戸城の裏鬼門にあたる芝に移転させたという、東照宮は江戸を悪霊から護る結界だった!みたいなオカルト番組で登場する高僧。ああいう番組で言ってることが本当なら、天海が荒廃した田舎の神社の再建に乗り出したのは、榛名神社が江戸を悪霊からまもる重大な拠点だったからなのかも・・・

榛名山は自然の造形とは思えないほどに均整の取れた円錐型をしていて、やはりと言うか榛名山=ピラミッド説も盛んに唱えられている土地柄。探せばどこかに北斗七星の型が・・・?

とか考えながら散策すると、なかなかに楽しいです。

境内に到着

岩にめり込むようにして立つ門

岩にめり込むようにして立つ門。

この門は双龍門と呼ばれ、左右の扉に精工な竜の彫刻が施されています。今は触れないように金網で保護されていますが、たくさんの人に今まで触られ続けた跡が見えます。

双龍門の細工

本殿と国祖殿

榛名神社本殿
本殿内部

本殿の凝った彫刻は、日光東照宮を彷彿とさせる故事成語か教訓だかをモチーフにしたような感じ。

本殿の細工
本殿の細工”麒麟?”
本殿の細工、鳥と船に乗ってる人が見える。

本殿の脇に建つ国祖殿の巨大な天狗のお面は、修験道が盛んだった頃の名残でしょうか。

巨大な天狗の面

神楽殿

神楽殿外観

神楽殿は現在改修中ですが、正面からは見ることができました。屋根の邪鬼?何とも言えない存在感を放っています。

屋根の飾りの邪鬼


番所跡

番所跡と滝

社務所の脇から境内を抜けると前方に大きな滝が見えますが、これは瓢子の滝よりもかなり最近になって護岸されたと思われる、人工的な滝。近くまで行ってみるとの、滝の手前に江戸時代の番所(関所)がありました。

ここから参道の脇道に出ることができまるので、帰りはこっちの道を通って帰ります。

参道脇の遊歩道
参道脇の遊歩道2

瓢子の滝の下。この時は水量が少なくて、落ちる途中でほとんど散ってしまって滝業が出来る感じでは無かったです。

瓢子の滝の下

榛名神社の本坊と宿坊

本坊

榛名山本坊
本坊内部

榛名神社の山門脇にある茶屋は榛名神社の本坊(住職の住む僧坊)で、今回は天ぷら蕎麦を頂きました。蕎麦は看板メニューのようで、かなり美味しかったです。

本防で食べた天ぷら蕎麦

茶屋の脇にある別当所は江戸時代に建てられた由緒ある建物。別当とは、大寺院の寺務を統括する僧官のことだそうで、別当所は寮のや詰所といったところでしょうか?

榛名山別当所

別当所の前には、何故かカンパを求める貼り紙が・・・

別当所前のカンパを求める貼り紙

この建物は江戸時代に榛名山の別当所として建てられました。
平成十七年、国の重要保存文化財として文化庁から指定を受けました。
しかし国からの援助補助は全くありません
維持・保存の為参詣の皆様の御芳志を心からお願いします。

えぇぇ・・・そんな無茶苦茶な話ってあるの??文化財に指定しといて、援助等は一切ないって普通なんだろうか?

こちらの本坊は脇の空き地で駐車場も運営されていますので、参詣の際は立ち寄ってちょっとお金を落としてあげてくださいませ。

”いわな定食は参拝前にご注文頂きますと待たずに召し上がれます!”だそうです。

いわな定食は参拝前にご注文頂きますと待たずに召し上がれます!
榛名山 本坊


鳥居を出ると、参道脇に宿坊が立ち並んでいます。

榛名神社参道の宿坊
吉本坊
入之坊
滝之坊と大龍坊

この宿坊はかつて祈祷師がお札やお守りを売ったり、参拝者の祈祷を行って生計を立てていたそうで、今でもAmazonで検索するとこんなものが…。

宗教法人云々ってちょっと怪しげですが、何枚か撮ってきた宿坊の写真を見てみるとありました、孝善坊さん。

孝善坊

時代ですねぇ。

これらの宿坊は、榛名神社の氏子や参拝者で無くても普通の宿屋と同じように宿泊できるそうです。

榛名神社へのアクセス

URL: http://www.haruna.or.jp/

住所: 群馬県高崎市榛名山町849

Tel: 027-374-9050

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