新ブログ「べっぷ移住物語」

近畿 和歌山県

タマ駅長と花山温泉

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大阪と和歌山の県境を越え和歌山県に入ると、大阪側の積雪が嘘のように、路面は路肩に少し雪を残してほとんど融けていました。これから山を下り、和歌山市内にある花山温泉に立ち寄る予定です。

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良くも悪くも変わらない、和歌山の街並み

私は曾祖父が和歌山県の名手というところでみかん農家をやっていたので、小さい頃から収穫の手伝いに行く時この辺りの道は車でよく通りました。

とはいえもう20年以上前の話、曾祖父が亡くなってからは全く来る機会も無かったのですが、再びこうやってこの地を訪れて見ると、良くも悪くも子供の頃記憶していた風景とほとんど何も変わらず。農耕機のショールームがそのまま携帯電話の販売店になっていたりとか、よく見れば多少の変化は当然ありますが、驚くほどに思い出の中の町並みそのままで、おかげで全く地図を見ないで貴志川町までたどり着くことが出来ました。

のどかな町にあって妙にギラギラした【貴志駅】

貴志川という地名にはピンと来ない人も多いかと思いますが、和歌山電鐵貴志駅のタマ駅長と聞けばお分かりでしょうか。

たかが駅に住み着いた野良猫とは思いつつも、子供の頃から知っている地名がまさかこんな形で全国的に有名になるとは!と、話題になった当初はビックリしたものです。

道順的にもちょうどいいので、花山温泉に行くついでにタマ駅長にも会いに行ってみることにしました。


貴志駅は地図上では県道10号線沿いにあるように見えますが、実際は道より少し奥まった住宅地の中にあって、駅舎は通りからはほとんど見えません。駅の目印といえば、県道沿いに小さな案内の看板が出ているだけ。

貴志川町は和歌山市内から割と近く、民家もそこそこありそんなに『ド田舎!』という感じでもないのですが、農家が多いせいか基本的には車社会。大通り沿いには大型の店などぼちぼちあるものの、駅の周りは寂れていてこれといったランドマークもありません。

有名になったとはいえ、地方ではどこも鉄道の扱いはぞんざいだなぁと思いながら、案内の場所で道を住宅街の方に逸れると…

貴志駅の駅舎

和歌山電鐵貴志駅

こ、これは!!

貴志駅にわざわざ立ち寄る人って、あんまりこういうの求めてないような?

遠目から見ると、屋根が猫の顔の形になってるんですね。入口の暖簾にはタマ駅長をモデルにしたキャラクターがあしらわれていたり。

タマ駅長のキャラクターがあしらわれた入り口の暖簾

町並みに溶け込むようレトロな造りにしたつもりなのかもしれませんが、高野山や熊野本宮あたりならいざ知らず、貴志川の駅前はこんな感じ。

貴志駅前

・・・浮きまくりですから。誰だよ、この駅舎の企画やったの?

ちょっと肩透かしを喰らいつつも、せっかく来たので中に入ってみると…

なんかタマ駅長が悲惨なことに・・・(´・ω・`)

なんかタマ駅長が悲惨なことに・・・

工エエェェ(´д`)ェェエエ工

動物虐待で訴えられてもおかしくないレベル!とか言いつつ、私も写真はちゃっかり撮ってるんで同罪ですが。

完全に白けてるタマ駅長

猫は犬とは違って気ままですから、いつも駅にいてくれるとは限らないので、決まった時間になるとショーケースに無理矢理駅長を押し込み、客にお披露目するシステムになっているようです。嫌がって出ようとする駅長、ガラスを叩かないよう注意書きが貼られていましたが、最前列のアジア系外国人観光客のグループには張り紙の日本語は読めないようで、大声で何か言いながらお構い無しにバンバンガラスを叩いていました。駅長(´・ω・)カワイソス

タマグッズ販売の土産物屋【小山商店】

駅の待合室の隣は、タマ駅長のキャラクターグッズを販売する土産物屋になっていて、駅長をケースに押し込む係もここの店員さんが兼ねているようですが、この時の店番のおじさんはそんなに猫好きではなさそう(´・ω・`)

小山商店

駅舎に併設されたカフェ

待合には洒落たカフェも併設されており、この設備は唯一いいなぁと思いました。貴志川線は本数が少ない上、駅前にはラーメン屋ぐらいしか店がないので、一旦下りてしまうと時間を潰す場所にも事欠くのでは電車で来た人は困ってしまいます。

貴志駅のカフェ

これがビジネスモデル?変わらない良さもあるよね…

しかし、商売上手いんだか下手なんだかよくわからんなぁ。また来たいとも思わないし、人に勧めたいとも思えないし。テレビでよく、貴志川線を地方活性のビジネスモデルみたいに紹介してますが、私には全然そうは思えなかったです。

これだけ観光化された貴志駅ですが、いまだに改札は自動化されていないので、切符なしでも勝手にホームに出ることが出来ます。

映画のセットのような貴志川線

止んでいた雪がまた降り出し、まるで映画のワンシーンのよう。正面から見た駅舎より、こっちの方がノスタルジックで雰囲気あるのにね。

ちょっと白け気味で駅を後にし、花山温泉を目指します。

途中でタマ駅長のスペシャル車両に遭遇。

タマ駅長のスペシャル車両に遭遇

タマ駅長、長生きしろよ~(ノД`)

関西最強を自負する薬湯・花山温泉は庶民的な地元の社交場

花山温泉外観

次の目的地の花山温泉は、数年前旅番組で見て以来ずっと行ってみたかった温泉の一つ。

龍神温泉や南紀白浜温泉、川湯温泉などなど、近畿地方を代表する名湯を数多く有する和歌山県において、花山温泉はややマニアックな存在ですが、以前見たその旅番組によると、花山温泉の湯舟はいくら掃除してもすぐに温泉成分がこびりついて、何センチもの厚みになりまるで鍾乳石のようになっているそうです。下の写真はオフィシャルサイトhttp://www.hanayamaonsen.com/higaeri.htmlより

今回は下道から行きましたが、立地的には阪和道和歌山ICのすぐそばの一軒宿で、周りは普通に住宅街のため風情や景観などはあまり期待できませんが、お湯は相当凄そうです。

花山温泉の入口の駐車場には車がたくさん停まっていて、かなり賑わっている様子。ロビーは健康ランドのような感じですが、花山温泉は宿泊も出来るそうです。

花山温泉フロント

温泉と言うよりもはや薬?お湯の印象は見た目以上のインパクト!

早速お風呂に向かいます。さすがに今回はお風呂の中までは撮影できませんでしたが、湯舟は以前見た旅番組と同様に温泉成分の結晶がモリモリ。浴室は内湯のほかに露天風呂もあります。下の写真は花山温泉 薬師の湯 Photoギャラリー - KoffeePhotoより

女湯内湯

内湯には湧出時の25℃そのままの源泉風呂と、適温に沸かした湯舟が二つあり、それぞれ交互に入ることでより高い健康増進効果が期待できるとのことですが、真冬の1月に何が悲しくて水風呂に入らなあかんねんっ!ということで、まずは温かい方の湯舟に。

しかしさすがは関西最強の炭酸泉を自負するだけのことはあり、すぐに体が温まって汗が噴き出してきました。

他のお客さん達はみんな普通に冷たい方のお風呂に浸かっているので、私もだましだまし入ってみましたが、思ったよりも辛抱できたもののやっぱり冷たい~(((°Д°)))

一分ほど浸かって耐え切れずに温かい方の湯舟に戻りると、今度は締まっていた血管が一気に開くような感じで、皮膚がびりびり痺れるほど血行が良くなってきました!これは確かに癖になる!!

数分おきに温かい方と冷たい方を往復し、すっかり温まりました。いいなぁ、こんな温泉近所にあったら週に何回も来ちゃうよ・・・

風呂上がり、浴室からロビーをつなぐ通路には飲泉所もあって、湧出したての温泉水を飲むこともできます。湯舟の茶色いお湯からは想像できないような完全に無色透明の温泉水ですが、味はいかにもな金属っぽい感じで見た目以上にかなりマズイです。

朝食を微妙な時間に取ってしまったため、昼ご飯を食べ損ねてしまった私たちでしたが、花山温泉には食堂も併設されているのでついでにここで食事も済ませておこうと思ったら、来た時間が遅く営業終了していてここでも食べることが出来ませんでした、残念。

花山温泉は宿泊もできる温泉旅館ですが、ちょっとした健康ランド並の設備は諸々揃っている印象ですね。立地的にも気軽に来れる庶民的な温泉だと思いました。

花山温泉、凄いインパクトでした!!

そろそろ今夜の宿探しです。このまま阪和道に乗って、潰しが利くところで今から白浜温泉に向かいます。

はたして今夜の宿はどうなるのでしょうか・・・

アクセス

花山温泉

住所:和歌山県和歌山市鳴神574

Tel:073-471-3277

URL:http://www.hanayamaonsen.com/index.html

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