べっぷ移住物語

温泉が好きすぎて別府に移住してしまいました

 

未分類

血の池の泥を使った「血ノ池軟膏」は本当に効くのか?

1 / 1 page

別府観光の定番、地獄めぐり。別府にある特徴的な源泉を「地獄」と称して、公園として整備し公開している、ある意味最高に日本らしいアミューズメントスポットです。南の海のような青い温泉をたたえた「海地獄」や、温泉をひいた施設で約80匹のワニを飼育している「鬼山地獄」など、個性的な七ヶ所の地獄が市内のあちこちに点在していますが、中でも特に人気の高い「血の池地獄」には、日本中でここでしか手に入らない幻の土産物があるのをご存知でしょうか。

それは・・・血ノ池軟膏

真っ赤な温泉をたたえた「血の池地獄」は地獄めぐりでも人気のスポット

血の池地獄の入口の門
観光バスが何台も停車できる巨大な駐車場の奥に、血の池地獄の入り口のゲートと受付の建物が建っています。
血の池地獄の受付の建物
かなり新しいモダンな造りの建物ですが、私が初めて血の池地獄を訪れた2013年のゴールデンウィークには、もうすでにこの建物になっていました。

地獄めぐりは、複数箇所周るつもりであれば全部の地獄の入場券がセットになった共通券(2,000円)がお得です。しかし今回は血の池地獄だけの訪問なので、一か所だけの料金400円を支払い建物の奥へと進みます。地獄めぐりの中でも特に人気の地獄というだけあって、受付の建物の半分は土産物売り場となっており、売り場の中を通らないと地獄に行けないドンキホーテ的な構造になっています。

しかし、今回ご紹介する血ノ池軟膏はこのお土産物売り場では手に入りません。では、どこに行けば買えるのか?それは土産物売り場を突っ切って…

建物の奥から表へ。そこには真っ赤な温泉をたたえた血の池地獄が…って、あれ?水面が煙に覆われて何も見えない!!

ゴールデンウィークはこんな感じでした。冬場は外気との温度差の影響で、湯気の色が濃くなってしまうのでしょう。

血の池横の東屋でしか買えない血ノ池軟膏は、何と医薬品!

鬼の角を連想させるトンガリ屋根
血の池の周りには遊歩道が敷かれていて、裏の高台に登ると池を上から見下ろすことができます。高台に登る階段の手前には、地獄の鬼を連想させるキュートなトンガリ屋根の小屋、というか東屋のような建物が。屋根だけは若干新しい気もしますが、建物自体は相当な年代物で、中は受付の建物にあったのとは比較にならないぐらいこじんまりとした土産物屋です。
トンガリ屋根の建物は土産物屋
売られているのは、湯の花や温泉水を使った化粧品など。
平積みされた血ノ池軟膏の袋
その一角に、ひときわ目を引くレトロなデザインの紙袋が平積みされています。これがお目当ての「血ノ池軟膏」です。値段は税込み1,400円なり。

なぜ、受付のほうの土産物売り場では販売されていないのか聞いてみたところ、「血の池軟膏は医薬品なので、医薬品を販売する許可がもう一方の土産物売り場にはないから」らしい。ふ〜む、なるへそ。血ノ池軟膏ってただの土産物ではなく、医薬品だったんですね。

早速購入。売店の売り子さんから、その場で軽く薬の説明が行われます。それによると…

  • 血ノ池軟膏には使用期限がないので、何年後でも使ってOK
  • 洋服に色がつくので注意
  • 顔に塗る場合は、色が目立つので夜寝るときなどがおススメ

だいたいこんな感じ。
血の池の底にたまった赤い泥が軟膏の主成分

血ノ池軟膏の原料には、実際に血の池の鉱泥が使われています。池の中を覗くと、鮮やかな赤い色は底にたまった泥の色であることがお分かりいただけるでしょう。この真っ赤な泥が入っているのだから、相当ドギツイ色をしているであろうことは想像に難くありません。

色も凄いがニオイも強烈!!モクタールが主成分の本格的な医薬品

意外と小さな血ノ池軟膏の袋
ジャジャ〜ン!手にとってみると、意外と小さな袋です。袋の隅には【第3類医薬品】の文字が。
血ノ池軟膏の袋の裏
裏。大仰に封緘印まで押して閉じられています。効能は、田虫、水虫、しらくも、疥癬(かいせん)、しもやけ、やけど、ひび、あかぎれ。
どす黒い赤の血ノ池軟膏、ニオイも強烈
袋を開け中身を取り出すと、皮膚科でもらうあの無粋な水色の軟膏の容器が出てきました。せっかくかわいいパッケージに入ってるんだから、容器ももうちょっとどうにかできんかったもんか?
そして中の軟膏は、池の色に比べどす黒い上に、すさまじいニオイが鼻を刺します。なんていったらいいんだろう…焚き火??正露丸っぽい感じもします。

血ノ池軟膏の主成分は、血の池の鉱泥の他にイオウと黄色ワセリン、そしてモクタールが含まれています。ニオイのもととなっているのはモクタールです。

モクタールはアカマツなどの木部を原料としたタール剤で、どす黒いのもそのせい。アトピーの脱ステロイド剤として使われているお薬なので、消炎効果とかゆみを抑える働きがあります。能書きにはありませんが、ニキビや吹き出物などにも効果がありそうです。

ちなみに、血の池地獄の泉質は酸性ーナトリウムー塩化物・硫黄塩泉。鉱泥の成分も塩化ナトリウムと硫黄が混ざったような感じなんだと思います。

意外と即効性があって凄いぞ!血ノ池軟膏!


さっそく肘の内側に塗ってみました。確かにすごい色!!去年から突然、肘の内側に謎の痒みが続き、なかなか治らなかったのです。子供の頃に少しアトピー体質だったので、加齢で再発したのかもしれません。顔にも塗ってみましたが、まるでゲリラ戦闘員か、鶴田一郎の描く女性の野性的なチークみたいになりますのでご注意下さい。
鶴田一郎の絵画
かなり粘度の高いテクスチャですが、肌に塗り込んでしばらくすると意外とベタつかずサラッとします。真っ白な服はちょっと危険ですが、汗ばむ季節以外は案外洋服への色移りはそれほど心配しなくてもいいのかも。

で、数日後。関節のかゆみはほぼ完治しました。正直、ニキビ用のイオウ化粧品ぐらいの効果しか期待していなかったのですが、予想以上の効き目で「こんなことなら薬を塗る前の患部の写真も撮っておくべきだった」と後悔しきりです。顔の吹き出物は小さかったので、一晩で完全にしぼみました。

昔からニキビや吹き出物が出やすい体質で、顔にシコリのある出来物がよくできていた私は、以前「タコの吸い出し」という軟膏を愛用していました。タコの吸い出しは、よく効く代わりに強烈な緑色とベタつく使用感で、とにかく扱いづらいお薬でしたが、血ノ池軟膏はそれに比べれば、寝具や衣類への色移りも少ないので全然楽勝です。保存も効くので、吹き出物が出やすい人は、もしもの時の特効薬として一個は持ってて損はないんじゃないかと思います。ブログネタのための購入でしたが、意外といい買い物で個人的には大満足です。

皆様も是非、別府にお越しの際は血の池のほとりの売店で血ノ池軟膏をお買い求め下さい。近頃は通販でも医薬品が購入できるようになりました。ネットストア血の池地獄直送便でも購入できますので、興味のあるかたはぜひ。

血の池地獄へのアクセス

住所:〒874-0016 大分県別府市野田778
Tel : 0120-459-554
URL:http://www.chinoike.com/index.html#top

1 / 1 page

-未分類
-, ,

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterでなんちゃら街道をフォローしよう!