新ブログ「べっぷ移住物語」

徳島県

祖谷渓近くの元かんぽの宿「あわの抄」は意外と温泉がイイ!

2015/10/03

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2015年の成人の日の連休、岡山に出張中のツレと岡山駅前で落ち合い、車で瀬戸大橋を渡り香川県でこんぴら参りをした後、徳島県の内陸部、祖谷(いや)地方にある秘湯松尾川温泉の日帰り温泉施設に立ち寄ったりしながら、今夜の宿の大歩危祖谷阿波温泉 あわの抄へと向かっています。

松尾川温泉からおあわの抄へ向かう

祖谷地方には、日本三秘湯に数えられる祖谷温泉があります。今回も当日飛び込みでの宿探しでしたが、祖谷周辺の温泉宿のあちこちに電話で問い合わせてみたところ、連休中だというのにほぼ全ての宿で空室有りとの返答が返ってきました。しかしその割にどこも料金は連休スペシャル価格で、楽○などに掲載されている最安値の倍近い値段をふっかけてきて来ます。

ならばと値段の安い温泉民宿を当たってみると、こちらは不思議なことに全てが判を押したように休業中。そんな中で唯一、お手頃料金かつ連休中でも平常価格のままで営業されていたのが、大歩危祖谷阿波温泉あわの抄でした。勿論温泉付きです。

元かんぽの宿だったあわの抄

あわの抄は元はかんぽの宿だったんだそうで、よそのホテルに比べあまりガツガツしてないのも、そういう経歴から来ているのかもしれません。

今回は連絡した時間がかなり遅かったため、夕飯は間に合わずコンビニで調達していくことになりましたが、日本三秘湯に数えられるほどの山の中にコンビニなんかある?と不安に駆られていると、あわの抄は祖谷温泉からは若干離れた徳島道井川池田IC近くにあるんだそうです。

そういえば、かんぽの宿って有名な温泉地や観光地から微妙に離れた変な場所にあることが多いですが、あわの抄も30分かそこら足を伸ばすだけで全国的に有名な祖谷温泉があり、なおかつ高速インターからあまりにも近すぎるという微妙過ぎる立地は、確かにかんぽの宿っぽいです。

高速に近いとはいえ、それでも充分すぎるほどの田舎なのですが、かろうじて一軒コンビニというか小さなスーパーのような商店を見つけ、夕飯も無事に調達することが出来ました。

長宗我部元親ゆかりの城跡に建つあわの抄

あわの抄は国道から少し離れた住宅地の中の高台の上にありますが、なんでもここは戦国時代に長宗我部元親が四国統一の拠点としたという白地大西城があった、歴史的に大変重要な場所なんだそうな。

しかし、あわの抄の前身のかんぽの宿建設にあたって残されていた遺構は全て取り壊され、今は駐車場の真ん中に立っている石碑のみがここが城跡であることを物語るのみとなっています。

あわの抄の麓の国道沿いには、白地温泉という旅館が一軒だけの小さな温泉地があって、あわの抄はホームページでは大歩危祖谷阿波温泉なんぞ、ネットで検索した時にヒットしやすそうなキーワード全部無理矢理くっつけたみたいな不自然な温泉名を冠してはいますが、実際は白地温泉の一部のような感じもします。

あわの抄建物外観

翌朝撮影したあわの抄は、確かにいかにもかんぽの宿という外観の建物。

あわの抄は安いだけでなく明朗会計を売りにしていて、通年一律の素泊りの料金に夕食や朝食を自由に組み合わせることができます。夕飯は間に合いませんでしたが、朝食はバイキングなので今からでも料金さえ払えばOKとのことなので、一泊朝食付きの料金をチェックインの際に前払いし、鍵を受け取って自分たちだけで部屋へ向かいます。

あわの抄のロビー

部屋は和室で、部屋にはいるとすでに布団が敷いてありました。低価格ながら、元かんぽの宿ということもあり部屋には冷蔵庫とトイレが付いていて、部屋のグレードは普段私達がよく利用する同じ価格帯の安宿に比べ部屋の設備は充実しています。

しかしイマイチな点もかんぽの宿から引き継いでいて、例えば客室からの景色は、高台にある建物にもかかわらず、三階にある客室の窓からは鬱蒼と生い茂った木々が視界を遮りほとんど何も見えません。

微妙な客室からの景色

翌朝撮影した窓からの景色。せっかくの好条件を活かさずやりっ放しにするようなところも、いかにも元かんぽの宿。

ヌルヌルつるつるのあわの抄の大浴場さまちの湯

コンビニ弁当とカップ麺で夕飯を済ませて、天然温泉の大浴場へ。

あわの抄のお風呂は大浴場のみで、深夜は入ることが出来ないため今日はこれが最後の入浴となるでしょう。

あわの抄のお風呂は男女別の大浴場がそれぞれ一つのみ。露天風呂や家族風呂などはありません。画像は翌朝撮影した物。

あわの抄の大浴場

日本全国のお湯自慢の温泉旅館は、たいてい温泉は24時間いつでも好きな時に入ることができるのですが、火山の少ない四国地方では温泉の大半が低温で湧出しているため、沸かし直しなどのコストがかかってしまうことが理由からか、あわの抄に限らずほとんどの温泉旅館の大浴場が深夜は入ることができません。

あわの抄の大浴場の湯船

あわの抄の大浴場にはさまちの湯という名前が付いていて、これは源泉の所在地がかつて佐馬地村と呼ばれていたことに由来します。

無色透明のお湯は炭酸水素塩泉で、肌触りは夕方に立ち寄った松尾川温泉のお湯に似たぬるぬるするお湯ですが、硫黄臭は全くありません。

ヌルヌルツルツルのさまちの湯

予想を越えて素晴らしい泉質だったので、今この記事を書くまでここのお湯が循環濾過であることに私全く気が付きませんでした。

塩素臭もありませんし、何よりすばらしいヌルヌルの泉質は、温泉は絶対掛け流しでないと許せない!という掛け流し至上主義の人でも、おそらくほぼ不満を感じないレベルだと思います。多分。

むしろ、ここのお風呂の問題点は窓からの景色。かんぽの宿の多くは、利用者の年齢層が高いせいかお風呂はこれでもかってぐらい厳重に目隠しがされていることが多く、あわの抄もお風呂の前は高い塀で囲われ、唯一見えるのはショボイ箱庭だけ。しかも芝も植木も手入れもされずにボサボサで、これなら何も見えないほうがマシなのでは…

微妙過ぎるさまちの湯の景観

風呂上がり、脱衣所の鏡の前で腹の肉掴んで揉んでたら、突如として見知らぬ地元の方からグリーンスムージーのレシピを教わりました。頑張ってグリーンスムージー飲んで痩せます、ハイ。

軒並み高評価のあわの抄の食事は価格対満足度が高い!

そして翌朝。朝食はバイキングで、品数もそこそこあるしなによりどのおかずも大変に美味しかったです。

あわの抄の朝食バイキング

旅行サイトの口コミでは、あわの抄は食事が軒並み高評価で、朝食でこのレベルなら昨夜食べられなかった夕飯もなかなかの物だったのではないかと思われます。

食事がハイレベルなあわの抄

これはあわの抄手作りのヨーグルトなんですが、ヨーグルトというよりまるでクリームチーズのような濃厚さ。あまりにも美味しくておかわりしてしまいました。

あわの抄手作りヨーグルト

夕食時には週末限定ですが阿波踊りのショーなんかも行われてたんだそうで、もっと早くチェックインしていればと今更ながら大変悔やまれました。(2015年1月現在)

食後にひとっ風呂浴びてチェックアウト。全く期待してなかっただけに、お湯も食事も予想外に素晴らしく大変いい思い出になりました。何より安いしね。

あわの抄から再び祖谷温泉へ

今日はこれから再び祖谷温泉に引き返し、どこか立ち寄り湯にでも入ってから高知県の桂浜を目指します。

・・・続く

大歩危祖谷阿波温泉あわの抄へのアクセス

住所:徳島県三好市池田町白地本名165番地6

Tel:0120-018-081

URL:http://awanosho.jp/

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