新ブログ「べっぷ移住物語」

岐阜県

下呂温泉近くの素朴な温泉、下島(したじま)温泉朝六荘

現在 1 / 4 ページ目

2016年ゴールデンウィーク5日目。富山県の氷見温泉に一泊した私たちは、東京方面を目指して出発しました。岡山県の津山市からスタートし、鳥取から日本海側に出て氷見までほとんど海に沿って走ってきましたが、そろそろ海の幸にも飽きてきたので、富山県高岡市から名古屋を南北一直線に結ぶ東海北陸自動車道に乗って、岐阜の山間部を目指すことにしました。

東海北陸自動車道で飛騨地方へ

平野部では穏やかだった空模様は、山間部に向かうに従って風が強く吹き始め、城端サービスエリアでトイレ休憩のために車を降りると、吹き飛びそうなほどの強風が吹き荒れていました。バイクだったら絶望感に打ちひしがれているところですが、今回はワゴン車なので雨でも風でもどんと来いです。

サービスエリアの建物の前では、鱒寿司がワゴンに山積みになって売られていました。そういえば富山に来たというのに名物の鱒寿司を食べてなかったなぁ。せっかくなので、内陸に入る前に小さなますの寿司を買って食べて行くことに。一緒にぶり寿司なるものも購入しました。

一口サイズの鱒寿司とブリ寿司

これ、一口サイズですごく食べやすくて、カップラーメンのお供なんかに最適です。東京のコンビニでも売って欲しいなぁ。

小さな鱒寿司

「ぶり寿司」というのは私初めて目にしましたが、脂っこい肉質なんかが鯖寿司に少し似ていて、なかなか美味しかったです。

鱒寿司ならぬ「ブリ寿司」

東海北陸自動車道をこのまま内陸に向かって進むと、有名な「白川郷」や「飛騨高山」などがあるのですが、前回2012年に白川郷を訪れた時の印象がまるでテーマパークのように作り物っぽくてあまり心に残らなかったので、今回はその辺の合掌村の類は前を通過するだけ。

東海北陸自動車道白川郷icで一般道へ

で、これからどこへ向かうかというと、今朝偶然地図を見ていて目に止まった「中宮温泉」という、白川郷の近くから西に向かって伸びる白山白川郷ホワイトロードという林道の先にある温泉地。、旧名「白山スーパー林道」といい、今まで旅行ガイドやネットでもほとんど目にしたことがないことからも、物凄い山の中にあることが予想されます。

しかし、白川郷インターチェンジから一般道に降りて白川郷へ向かって進むと、道は徐々に渋滞し始めて、しまいにゃほとんど動かなくなってしまいました。

白川郷が近づくとどんどん渋滞してきた!!

飛騨地方のオンシーズンは夏から!GWはまだ開通していない道も多い

しかも、どこで気がついたのかは覚えていませんがこのホワイトロード、通行期間は何と6月から8月。観光開発されていまや秘境の面影は殆ど無い白川郷ですが、その他の場所はさすが日本三大秘境に数えられるだけのことはあります。まさかゴールデンウィークでもまだ開通していない道があるなんて……

白山白川郷ホワイトロードの通行期間は6月~8月

どうやら、白川郷と反対側の白山市の方からならアクセスできたようなのですが、ここまで来たからにはもう引き返すこともできません。

ちなみに白山白川郷ホワイトロードは、中宮温泉から白川郷までは二輪通行不可。ホワイトロードの閉鎖期間中も温泉は営業していますが、12月から4月までは積雪のため温泉街も閉鎖されるようです。

2012年よりさらに観光化が進んだ白川郷

白川合掌村の一つで世界遺産の萩町地区入り口。2012年に来た時にも、観光客向けの「古い建物風の新しい店」が続々建てられていましたが、2016年にはさらに観光化が進んでいました。

集落の入口をスルーして、白山街道を南へと進みます。

白川合掌村近くの静かな温泉地「平瀬温泉」

この先にもいくつか温泉地があるようなので、これから昼食がてら立ち寄り湯にでも入っていこうと進んで行くと、脇道の分岐点に大きな「大白川の湯 平瀬温泉」と書かれた石碑が立っているのが見えました。

平瀬温泉入り口

道を逸れるとそこには、年季の入った民家が立ち並ぶ小さな集落がありました。

平瀬温泉の温泉街

住民の生活の営みが感じられる町並みは、白川郷とは打って変わって人っ子一人おらず閑散としています。とはいっても、道も綺麗だし建物も古びてはいますが荒廃した感じではないので、日中はあんまり人が来ないタイプの温泉地なのかもしれません。

どこかいい宿があったらここで決めてしまってもいいかなぁ?と思いつつ車を走らせると、頭上に立派な旅館らしき建物の渡り廊下が見えてきました。

道の頭上に架かる高級旅館の渡り廊下

渡り廊下の下を通過してしばらく進むと、立派な茅葺屋根の「白山荘」と看板を出す宿が見えてきました。まずはこちらの宿で日帰り入浴がやっているか聞いてみることにしました。

茅葺屋根の「白山荘」

入り口で声をかけると宿の人が出てこられましたが、残念ながら日帰り入浴はやっていないんだそうです。ネットで下調べした際、よその方の温泉ブログに日帰り情報があったんですが、随分前の記事だったのでその後やらなくなったのか、それともゴールデンウィーク中は忙しいから一時的にお断りしているだけなのか。

この日白山荘は日帰りはやっていなかった

代わりにといっては何ですが、駐車場の片隅に無料で入れる足湯があります。湯船の中には、無色無臭の温泉が溜まっていて湯加減もよさげでしたが、ここまで来て足湯も何だなということで、手前にあった渡り廊下の宿に行ってみることにしました。

白山荘駐車場の無料足湯
無色無臭の温泉

建物の横に砂利敷の大きな駐車場があり、私達が車を停めるとちょうど宿の建物から仲居さんが何名か宿の着物のまま出てきて、それぞれ自分たちの車に乗り込んでどこかへと行ってしまいました。

ちょうど12時前なので、チェックアウトのお客さんが全員片付いてチェックインが始まるまで家でご飯でも食べようと言ったところでしょうか。

藤助の湯は無人

駐車場から宿のへと周ると、建物の玄関へと続く石畳の脇には「藤助の湯」と書かれた玄関灯が立っていて、その奥に重厚感のある木造の玄関が現れました。しかし、日帰り入浴がやっているか問い合わせてみようと玄関の前まで行ってみるも、扉は閉ざされていて人の気配すらありません。

もしや、さっき宿の人全員出て行っちゃったとか?うっそ~ん、民宿ならともかくこの規模の宿で留守番を置かずに従業員が全員いなくなるなんて、未だかつて経験ありませんが、まぁ連泊のお客さんもいなくて日帰りもやってないなら、チェックインの時間まで鍵かけて出払っても特に問題ないのかな……

平湯温泉唯一の日帰り温泉「しらみずの湯」

誰もいないので仕方がないから今回は平湯温泉にある公共の日帰り入浴施設「大白川温泉しらみずの湯」に行くことにしました。最初っからそっちにしとけよって感じですが、しらみずの湯はいかにも田舎の公共施設って感じの無粋な建物外観で、先に藤助の湯や白山荘を見てしまったら、できればそっちに入りたいな~と誰でも思うと思います。

藤助の湯や白山荘が普段から日帰り入浴不可なのかこの時だけだったのかは不明ですが、ひょっとすると平湯温泉全体で日帰り入浴はこのしらみずの湯に集約させて、個々ではやらない方針に変えたのではないかなという感じがしました。

建物外観撮影してくるのを忘れてしまったので、画像は白川観光情報|白川村役場より。入浴料は一般600円。建物内には座敷の休憩室はありますが、食堂の設備はありません。ただし道の駅飛騨白山に併設されている温泉施設なので、昼食は隣に行けば食べることができます。

泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉。お風呂は男女別の内湯と露天風呂があって、内湯は大きな窓があり明るく開放感抜群。湯船は窓際に大きな湯船が一つと、寝湯やジャグジーなどバリエーション豊富でなかなかに素晴らしいですが、これらの全てがかけ流しというのが何気に凄いところ。この規模の公共の温泉で塩素消毒がされていないというのはなかなか無いです。ただし湧出量が少ないのか、加水+加温です。

しらみずの湯露天風呂、景観はほぼなし

女湯の露天風呂は目隠しの塀で覆われ、景観はほとんどありませんでした。

しらみずの湯の源泉は、14キロ離れた白山登山口近くの白水湖畔にあり、長い距離を引いてきているせいか硫黄が含まれている感じはほとんどありませんでしたが、塩化物泉特有の、体の芯から温まるいいお湯でした。

PR:

現在 1 / 4 ページ目

-岐阜県
-, ,

 
べっぷ移住物語banner

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterでなんちゃら街道をフォローしよう!