新ブログ「べっぷ移住物語」

新潟県

スキー場最寄りの新潟県赤倉温泉、GW中はまるで廃墟

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午前中黒部ダム観光をした私たちは、白馬村の蕎麦屋で昼食を摂った後、東へと車を走らせています。

白馬から戸隠へ

当初白馬村で宿を探す予定にしていた私たちでしたが、予算的に合う宿が見つからなかったため、宿がたくさんある戸隠の方に移動して宿探しをすることにしたのでした。

白馬と長野市を結ぶ国道406号線

絶景の白沢峠、展望台はトンネルのすぐそば駐車注意

少し荒れた急カーブが続く国道406号線を進むといきなり展望が開けて、雪を頂いた北アルプスが車窓に広がっていました。

車が数台停められる駐車スペースがあるだけの白沢峠展望台

ここは白馬から長野市の方に抜けるとき最初に通る白沢峠という峠で、展望台とも言えないようなただ駐車スペースがあるだけの場所なのですが、この国道沿いでは最も北アルプスがよく見えることから、駐車スペースは満車。路肩に車を停めてしばらく待っていると、タイミングよく一台の車が出ました。

白沢峠から北アルプスを望む

しかしこの展望台、トンネルのすぐ脇にあるため駐車場に入れるのも出すのも非常に危険で、私たちがこの場にいた数分の間に、トンネルから出てきた車と駐車場から出入りする車が何度も出会い頭に接触しそうになっていました。かといって、ここ以外406沿いに北アルプスを落ち着いて眺められるポイントはほとんどありません。いずれこの場所がもっと安全に駐車できるように改善されることを願いますが、現状ではとにかく気をつける以外の対処法はないので、駐車場から出る車があれば誘導してあげるなど、協力しあって事故を防ぐよう努めて下さい。

時の流れから取り残された伝説の村「鬼無里きなさ」

白沢峠を下ると、小さな山里の村に出ます。ここは鬼無里(きなさ)村。現在は市町村合併で長野市に統合されていますが、曰く有りげなこの地名の由来は、妖術を使う美女がこの地で聖剣によって討伐された説、太古の昔天武天皇がこの地に都を移そうと計画した際鬼に妨害され、鬼を全て退治したことからなど、諸説あるそうです。

村の入口には大きな日帰り温泉施設がありましたが、前を通ると駐車場に何台もの消防車が停車していたので、何かのイベントなのかと思い、混雑するのが嫌で立ち寄らずに通過しましたが、後で聞いたところではこの時本当にボヤがあって消火活動のために消防車が来ていたんだそう。

鬼無里神社

村の中にある「鬼無里神社」は小さいながら威厳に満ち、国道沿いの町並みはかつては賑わっていたであろう参道の面影を残しています。この日は何か催し物でもあったのか、観光バスが数台路肩に停車しており、村の中は大勢の人で賑わっていました。

鬼無里村のバス停に停まっているレトロバス

鬼無里神社近くのバス停。ものすごい年代物のバスが停まっています。方向幕は「ALPICO」と表示されていますが、現在でも使われている車両なのでしょうか。バス停共々、40~50年前にタイムスリップしたかのようです。

鬼無里村には、長野県で人気のおやきの専門店「いろは堂」の本店があります。いろは堂は鬼無里の旅の駅の敷地内にありますが、そんな有名な店だったとはつゆ知らず、トイレ休憩で入った隣の産直所で売っていたおやきを購入。確かに隣の店は随分賑わってるな〜、と不思議に思ったんですが、まさかこんな?山ん中に有名なお店の本店があったとは。道の駅のおやきも十二分に美味しかったですが、今度この辺に来ることがあったら鬼無里のいろは堂のおやきがどんなもんか食べてみたいです。

2000年の宗教都市「戸隠神社門前町」

鬼無里の里を通過し山道に入りましたが、意外と民家が途切れることなく続いて気がつくと、重厚な古い建物が立ち並ぶ戸隠神社の門前町に入っていました。

戸隠神社の門前町

ここにある戸隠神社は全国各地にある戸隠神社の本社で、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社が広範囲に点在しています。参道には想像を超える数の宿坊が立ち並んで、神社というよりまるで小さな都市のよう。

戸隠の門前町

戸隠神社の歴史は古く、一説では二千年以上の歴史があるとも言われています。参道に立ち並ぶ宿坊や食事処の中には文化財クラスの建物も多く、連休中飛び込みで私たちに泊まれるような宿がそうそうあるとはとても思えません。温泉地でもない戸隠で宿を探すのは私たちにとってはあまりメリットがないので、戸隠は今回は通過することにしました。

戸隠神社を通過すると、その奥にはキャンプ場やコテージが立ち並ぶアウトドア施設がいくつも点在しています。一大レジャースポットじゃねーか、恐るべし戸隠神社…

キャンプ場やコテージも多い戸隠神社周辺

麓に降りてきてしまいました。さ~て、これからどこに向かう?

上信越自動車道の信濃町インターのすぐそばにある道の駅しなので、休憩がてら今後の作戦を立てることに。地図を眺めていると、ここから10キロほど上信越道を北に進んだ場所にある「赤倉温泉」という温泉地が目に止まりました。

スキーシーズンと夏場以外はまるでゴーストタウン「赤倉温泉」

赤倉温泉は私が子供の頃、冬場にスキーで親に連れられて何度か訪れた記憶のある温泉地です。私の実家は大阪で、なぜにわざわざ赤倉温泉まで来ていたのか、その理由は「安い宿が多いから」だと親が話していたような、いないような。記憶は定かではありませんが、民家を少し大きくしたようなペンションを利用したのを何となく覚えています。もちろん温泉付き。

その宿がまだ残っているかは分かりませんが、スキー場に隣接する赤倉温泉のハイシーズンはおそらく冬場なので、ゴールデンウイーク中は空いていることが予想されます。信濃町からも近いので、これから赤倉温泉に向かうことにしました。赤倉温泉最寄りのインターは、上信越道妙高高原インターチェンジ。信濃町の一つ隣です。わざわざ高速を使うこともないと、上信越道と並走する国道18号線で向かうことに。

長野県から新潟県へ

北に向かって走ること20分足らずで、長野県と新潟県の県境を超え妙高市に入りました。赤倉温泉は県境から10分ほど山に入った場所に、ロッジ風のホテルが建ち並んでいます。オフシーズンの温泉街は車や人影もまばらで、30年前とは随分印象が違うな。当時は一面雪で覆われていたので、いわゆるゲレンデマジックってやつでマシに見えていたんでしょうか。

赤倉温泉の温泉街

それにしても、ちょっと寂れ過ぎでは……

やばいぐらい寂れ果てた赤倉温泉

温泉街をグルっと周ってみましたが、やはりスキーブームの終焉でスキー客を当て込んだ他の多くの温泉地同様、赤倉温泉もかなりの数の宿や店が潰れていました。私が子供の頃に泊まったペンションは結局あったのか無かったのか分かりませんでしたが、大きめのホテルの駐車場に他県ナンバーの車が何台か泊まっている他は、町ごと人が消失してしまったかのように閑散としています。

温泉街のメインストリート沿いには、普段私たちが利用する一万円ぐらいの温泉旅館や温泉ビジホが何軒か集まっていて、「空室あり」と看板を出す宿もありました。酒屋などの食品を商う商店や居酒屋などが何軒か立ち並ぶこの辺りは、一見すると私たちの要求する温泉の条件にぴったりなようにも見えましたが、もし宿で夕飯が付かなかった場合、周辺にいくつかある居酒屋がはたして夜になると店を開けるのかどうか……

メインストリートに1軒だけあるコンビニは、潰れていました。赤倉温泉は麓の幹線道路まですぐなので、コンビニ弁当で我慢するなら赤倉温泉で確実に部屋がとれますが、旅行のときだけは食事が粗末になるのがどうしても嫌なので、今回は散々悩んで赤倉温泉はパスすることにしたのでした。

最後に、赤倉温泉に来た記念に公共温泉「滝の湯」に入って行くことにしました。滝の湯は男女別の岩風呂の露天風呂と、公共温泉としては珍しい水着の混浴ブースがある温泉施設です。

赤倉温泉の共同温泉滝の湯は朝9時から午後5時まで

……が、滝の湯の前まで来てみると、入り口の看板には営業時間は朝9時から午後5時、入場は午後4時までとあります。この時午後5時半、思いっきり営業終了しておりました。

赤倉温泉の周囲の山中には、黄金の湯と河原の湯という公共の野天湯があるのですが、こちらの営業も5月の中旬からで、何から何までタイミングが悪く、これはもう一回ちゃんと計画立ててから来いよってことなんでしょう。

赤倉温泉の周囲には、関温泉や新赤倉温泉、池の平温泉などの温泉地が点在しています。これらの宿を何軒か当たってみるも、どこも満室だったりこれから部屋を準備できないと断られたり。CMでおなじみの「白樺リゾート池の平ホテル」に若干の空室がありましたが、一人二万近い料金のため予算オーバー。

で、ツレが探してきたのが、赤倉温泉から南東に大移動した湯田中温泉にある「水明館」というホテル。料金が一律で格安の伊東園グループということで、今回はそちらに泊まることにしました。

・・・つづく

赤倉温泉観光協会へのアクセス

住所: 新潟県妙高市大字赤倉585-1

Tel: 0255-87-2165

URL: http://www.akakura.gr.jp

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