新ブログ「べっぷ移住物語」

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猿ヶ京温泉 ざっくりとした感想

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赤谷湖
猿ヶ京温泉のホテル

猿ケ京温泉と聞くと、野生の猿が傷を癒しにやって来そうな秘湯感溢れるネーミングですが、実際は関越月夜野ICから国道17号線一本で来られる恵まれた立地。赤谷湖沿いにグランドホテル系の近代的なホテルが何軒か目に付く一帯が猿ケ京温泉です。このあたりは、三国温泉郷と呼ばれる小規模な温泉地が集合した地域で、猿ケ京はその中で最も大きい温泉街なのですが、実は相俣ダム(赤谷湖)建設の際湖底に沈むこととなった笹の湯温泉と湯島温泉の代替え地という歴史を持ちます。


国道から逸れて温泉街の中に入ると、意外に民宿クラスの小さい宿もたくさんあるのですが、温泉街の中心をドカンと突っ切る国道から、温泉街のある裏道への誘導が上手く行っていないのか、気をつけていないと通り過ぎてしまうので注意が必要です。

猿ヶ京温泉裏道

ダム建設で移転したのは昭和33年、新しい温泉地なのでほとんどの建物はその時に新築されたので、温泉街に歴史的な風情などはいまいち感じられませんでした。その割には、街全体が古ぼけた印象…。

猿ヶ京温泉国道沿い

さらに不満を言うと、せっかくの湖沿いのロケーションにも関わらず、内湯のみ・客室からの景観も望めない宿が多く、温泉地ごと移転した経緯からか、ほとんどの宿は温泉組合の管理する共同源泉の引き湯。

何となく全てが決め手に欠ける感じなのですが、今回お世話になった『はしば』という温泉民宿では、私たち以外のお客さんは17号線の先にある苗場方面のスキー客で、三組ぐらいいらっしゃいましたかね?トップシーズン、スキー場近くのホテルに泊まると結構いい値段しますから、意外にしょぼくれた温泉地にも需要があるもんだなぁ、と思いました。

しかし、やはり宿泊目的で猿ケ京温泉を訪れる人は少ないようで、日帰り温泉施設まんてんぼしの湯は、スキーなどのレジャー帰りに立ち寄るお客さんで常に大盛況だそう。

まんてん星の湯外観

まんてんぼしの湯は、温泉に休憩所や食事処が併設されたよくある感じの入浴施設で、大浴場や露天風呂など、数種類のお風呂が楽しめます。露天風呂の写真はまんてん星の湯公式ページより

まんてん星の湯/露天風呂
まんてん星の湯のロビー
食事処

しかしこれだけの規模の施設でも、自家源泉はなく他の民宿等と同じ共同源泉の引き湯を利用して運営されています。

共同源泉、共同源泉と書きましたが、はしばぐらいの民宿の小さい湯舟には、24時間かけ流しにできるぐらいの湯量は確保出来るようなのですが、まんてんぼしの湯ぐらいの規模になると話は別で、当然お湯は循環、そもそも特徴の少ない無色無臭の硫酸塩塩化物泉に、かなり気になるレベルのカルキ臭…

女湯側の露天風呂には目隠しの囲いが厳重に立てられていて、開放感はありますがせっかくのレイクビューもいまいち…意外に外からの視線を気にするお客さんって、多いんでしょうね。まんてんぼしの湯は温泉街の高台にあるので、そんなに厳重に目隠ししなくても外からは見えないと思うんですけどねぇ。

謎のパラダイス・猿ヶ京温泉センター

猿ケ京温泉にはこのまんてんぼしの湯以外にも、日帰り専用の施設があります。

外観撮影するの忘れてしまったのですが、国道沿いに目立つ看板を出しているので割と分かりやすいと思います。外から見ると和風モダンでオシャレな雰囲気ですが、いざ建物の中に入ってみると…

猿ヶ京温泉センター受付
レジ脇の座敷

モダンレトロというより、本気でレトロ。なんか店構えと随分イメージ違うような?受付で声をかけるも、奥に人の気配はすれど誰も対応してくれない。困った…

仕方が無いのでしばらく待っていると、偶然出てきた子供が私たちの存在に気付き、「お母さん〜、お客さん」と奥に呼びに行ってくれたのでした。

入浴料大人1260 円也。風呂上がりには一人一皿心太が付くとのことですが、それにしても高過ぎない?こんなボロ温泉で1260 円なんて、ぼったくりじゃん!と、かなり後悔しつつ案内されて奥から外に出ると…

猿ヶ京温泉センター温泉入口

おぉっ!何か凄いことになってます。入口からは想像出来ないぐらい、奥は意外に広々。

お風呂にはこの草庵風の門から渡り廊下を通って・・・

茶室みたいな高級感あふれる建物に到着。ここがお風呂のある建物です。

お風呂のある建物に到着
入り口

中も凝った内装になっています。老舗の温泉によくある、男性器を祀った小さな祠なんかもありました。

建物の中は神社みたいにしめ縄とかが飾ってあった

建物の内部その2

女湯

脱衣所から見た女湯洗い場

脱衣所は浴室の中に作られていて、壁や仕切りなどはありません。浴室は脱衣所から一段掘り下げて作られていて、床は総畳張り。すっげーオシャレ(°∀°)

湯船の画像1
湯船の画像2
湯船の画像3

湯舟は六畳ぐらいの広さでそんなに広くはないのですが、湯舟の上だけガラス張りの吹き抜けになっていて、かなり開放感あります。

湯船の上の吹き抜け

お湯はぬる目で何時間でも入っていられそうな感じ。湯舟の三分の一ぐらいは寝湯になっています。

洗い場の中央には巨大な壷が。中身は塩!何これ?これでマッサージとかするのかしら??

洗い場の壺

外には石作りの露天風呂が。レイクビューが無くてもこの雰囲気ですよ。これは1260 円でもまぁしょうがないか。

女湯露天風呂
露天風呂からは庭の池が見えます


風呂上がりは、受付脇の座敷でサービスの心太をいただきます。天突きに入って出てくる本格派ですが、この日は小雪のちらつく空模様で、心太はちょっと箸が進みませんでした…

サービスのところてん

確か心太以外にもメニューもありますが、多分この雰囲気だといきなり来て注文しても対応出来ないと思うので、お風呂と一緒に食事も、とお考えの場合は、あらかじめ電話などで予約した方がいいかもしれません。

温泉はかけ流しで、温泉だけを見ればまんてんぼしの湯よりこちらの方が圧倒的にいいんですが、やはり価格や食事などのことを考えると、まんてんぼしの方に人が行くのも仕方ないかなぁ、と思いました。

この日男湯には、スノボ帰りとおぼしきタトゥー入りのグループがいたそうで、他の日帰り施設に行けない人がこっちに来るのかなぁ、と思ったり。

かなり謎の多い施設ですが、温泉をちゃんと堪能したいなら、まんてんぼしの湯より猿ケ京温泉センターの方が断絶オススメです。

ご主人は温泉アドバイザーの資格を持っているそうですよ。・・・って、温泉アドバイザーって何?

食堂兼民宿『はしば』

はしば食堂

今回お邪魔したはしばさんは、国道沿いから見ると食堂の建物しか見えませんが、駐車場の奥が宿泊棟になっています。

はしば駐車場
はしば宿泊棟入り口

湯治宿といった感じの簡素な客室。まぁ寝れりゃ充分だよね〜

はしば客室
酔っ払って寝るツレ

磨きこまれた廊下もいい雰囲気。

はしば廊下

はしばのお風呂

お風呂は男女別の内湯のみですが、24時間かけ流し。ただかなり熱いので、入る時は水足して入ったほうがいいです。

食事

食事は広間で食べますが、びっくりするほどドカ盛り!!山盛りの天ぷらに刺身に・・・おまけに鍋料理まで。とっても美味しかったんですが、食べきれずにかなり余らせてしまった・・・今度はもっとお腹空かせていきますm(_ _)m

はしばの夕食
鍋まで付く!!

手作りらっきょうが感動的にウマー!でした。

はしばの手作りらっきょう

宿のご主人は本業の農家さんで、この時は冬場の農閑期で退屈だったのか、夕食の時それぞれのテーブルを回ってお酌して回る大サービスでした。しかしこのご主人耳が遠くて、会話がなかなかスムーズに行かないのが玉にキズ。(´・ω・`)

何気にオススメな猿ヶ京温泉のスーパーマーケット【いちますや】

はしばのはす向かいはスーパーマーケットなので、お酒や夜食を買うのも便利。しかし、ただの田舎のスーパーマーケットと思うなかれ、見たことないお酒の品揃えが豊富なちょっと面白いスーパーでした。↓これとか・・・

スパークリング清酒ジパング

これは・・・見た目はビールっぽいですが、味は苦味のほとんどないフルーティな味わいで、ビール苦手な人にも飲みやすいかと思います。

麻物語

しかし、これ他にどこで売ってんねん。見たことないわ!


とんがらし干しちう☆

食堂や宿で出される料理の野菜は、ほとんどがご主人が作っているそうです。写真は、駐車場の隅で唐辛子を干しているところ。

物珍しくて写真を撮っていると、おかみさんのおばあちゃんが出て来られて、「アレ持ってけ、コレももってけ」と、あれもこれも持たせようとしてくるので、バイクだしそんなに貰っても申し訳ないので唐辛子だけお土産に頂いて帰りました。

ところで今はしばのウェブサイト見てると、はしばの息子さんですかね?温泉アドバイザーの資格をお持ちで、温泉アドバイザーとは群馬県の温泉協会の独自の資格のようです。

群馬県温泉協会会員施設/温泉アドバイザー居る宿(リンク切れ)

アクセス

住所:群馬県利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉

URL:http://www.sarugakyo-ryokan.com/index.html(群馬県 猿ヶ京温泉旅館協同組合 公式ホームページ)

 http://www.page.sannet.ne.jp/kazuhisa/index.html(温泉農家民宿 はしば)

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