新ブログ「べっぷ移住物語」

中部 長野県

鹿教湯(かけゆ)温泉みやこ旅館

2016/10/10

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またまた昔の記事の手直し。長野県の鹿教湯温泉の記事です。この記事を書いているのは2012年11月ですが、実際に訪れたのは2010年の3月です。

確か、どこかにこの時のことを書いていたはずなんですが、記事そのものが行方不明になってしまいました。以前、使っていたGoogleアカウントが突如消失してしまったことがあって、そのアカウントで書いていたBlogger(無料ブログ)の記事だったのかもしれません。

たかが二年前とはいえ、もうすでに記憶もあやふやになってしまいましたが、これ以上忘れないうちに記事として残しておくことにしました。

この頃は、北関東の温泉もひと通り有名な場所は周って、もう少し遠いところへと少し長野方面にも足をのばし出した頃でした。

確か、中央道を使って行ったように記憶しています。土日祝の高速1000円期間中だったので、別の高速に乗り継ぐと一気に値段が倍になってしまうのが惜しくて、この頃はなるべく上信越は使わないコースを選んでいました。

中央道から見える八ヶ岳

高速から見えるこの山並み、八ヶ岳??他にないよね?違うかな〜。今となっては、渋滞の激しい中央道はむしろあまり使わなくなってしまい、中央道からの景観の記憶もおぼろげになってきてしまっています。

どこで降りたかも覚えていませんが、けっこう開けた街から山道に入ると、一部有料道路だったような記憶があるので、どうにかして松本あたりまで行って、三才山トンネル有料道路を通って行ったんだろうと思います。

たぶん三才山トンネル有料道路??

信州というと雪国のイメージですが、このあたりはほとんど雪は降らないようで、路肩や周囲の山々にも全く残雪は見られませんでした。

鹿教湯温泉はあまり雪が降らないみたい

鹿教湯温泉の看板が出ていたので、今夜の宿はこのあたりでと考えながら走っていると、国道254号線は鹿教湯温泉ではなく温泉街の真上の高い位置に登って行ってしまいました。前方にはトンネル、あれよあれよという間に温泉街は通過してしまい、トンネルを過ぎると突如として山道は終了、狭い盆地のような平らな場所に出ました。

鹿教湯トンネル

少し通りすぎてしまいましたが、再び引き返すような形で鹿教湯温泉を目指します。すると、国道沿いに野天湯と書かれた看板発見!

通り沿いに野天湯の看板が!

しかし、行ってみるもあぜ道の先にはそれらしい建物はあるものの、営業していないのか人の気配は無く、結局野天湯がどれなのか分からず今回は断念。

野天湯は?どこ?結局見つからなかった

歴史ある湯治場、鹿教湯温泉

鹿教湯温泉の温泉街に到着。鹿教湯温泉一帯は、付近の霊泉寺温泉・大塩温泉とともに丸子温泉郷と呼ばれ ています。温泉街には二ヶ所の外湯と足湯があって、温泉街の中心には土産物屋や飲食店も数軒あります。

鹿教湯温泉の町並み1
鹿教湯温泉の町並み2
鹿教湯温泉の町並みその3
鹿教湯温泉の町並み4

付近で宿を探すと、みやこ旅館という宿に空きが見つかりました。建物の外観は翌朝撮影したもの。

鹿教湯温泉みやこ旅館
みやこ旅館玄関
みやこ旅館廊下

お部屋はこんな感じ。

みやこ旅館の客室

けっこう立派な外観の和風旅館ですが、自炊部もあって館内には宿泊者が自由に利用出来る台所もありました。

みやこ旅館には自炊部もある

鹿教湯温泉の隠れた名店、蕎麦屋『辰巳屋』

この日は夕飯が間に合わず、食材の準備などもしていなかったため、夕飯は近くの蕎麦屋『辰巳屋』にて。

みやこ旅館の近くにあった蕎麦屋辰巳屋

くるみそば:そばつゆにくるみペーストを混ぜていただきます。香ばしくてとても美味しかったです。

くるみそば

これは猪鍋だかぼたん鍋だか??ツレは確かとんかつとか生姜焼きとか、「何もここまで来てそんな東京でも食べれるようなもん頼まなくても・・・」みたいな料理を食べていたように記憶しています。庶民的ながら、どれも予想外ボリュームがあって美味しいお店でした。

ぼたん鍋だか猪鍋

焼酎のそば湯割り。

焼酎のそば湯割り

せっかくの川沿いなのに・・・ちょっと微妙な健康センター『文殊の湯』

夕飯のついでに、外湯に入って帰ることにしました。

みやこ旅館の脇の道を谷川に向かって降りて行くと、川沿いに日帰り温泉文殊の湯があります。男女別で、一般外来入浴は300円、鹿教湯温泉の宿泊者は200円。あんまり安くならないのね・・・

文殊の湯

文殊の湯の入り口には、鹿教湯健康センターと書かれていました。

文殊の湯の元の名前は”鹿教湯健康センター”

どちらかといえば、”健康センター”という名称がぴったりな無粋な感じの内湯に、二〜三人入れるぐらいの小さな岩風呂の露天風呂もあります。

文殊の湯内湯
文殊の湯の露天風呂

文殊の湯の対岸には、この外湯の名前の由来ともなった文殊堂が小高い山の上に建っていて、夜はライトアップされて大変に美しいのですが、露天風呂は文殊堂から丸見えにならないよう、せっかくの川沿いのロケーションにも関わらず、小さな覗き穴を開けた人工竹垣で厳重に目隠しがされていました。

文殊の湯対岸の文殊堂

泉質は単純泉。複数の共同源泉の混合で、たぶんお湯は循環させてるんじゃないかなと思います。鹿教湯温泉に泊まったついでに、気が向いたら入りに来る程度でいいような感じの、特別どうってことない公共温泉施設でした。

シンボリックにライトアップされた文殊堂と五台橋

文殊の湯の脇には文殊堂に渡る五台橋と呼ばれる古びた橋があり、こちらも夜間はライトアップされていてとても綺麗。確か文殊堂にも行ったと思うのですが、暗かったからか写真は撮ってきていませんでした。

五台橋

発想の転換が素晴らしかった!みやこ旅館の中庭の露天風呂

みやこ旅館に戻って、旅館の中のお風呂に入ることにします。

鹿教湯温泉は昔ながらの湯治場なので、立地的にも狭い谷間に温泉旅館が密集しており、高台にある宿や大きな建物などの最近出来た宿意外、露天風呂を造っても眺望などはほとんど望めないのですが、みやこ旅館は建物が建てられた年代は不明ながら、古い建物の趣を生かし、自然の景観ではなく宿の建物を眺めながら露天風呂に入るという、逆転の発想で大成功している稀有な宿です。

今まで様々な宿に泊まりましたが、このパターンの露天風呂は数少ないと思います。

暗くて写真はほとんど撮って来れなかったのですが、宿の中庭のおそらく元は日本庭園の池だったものを、そのまま露天風呂に転用したような、かなり斬新な造りです。

みやこ旅館露天風呂

まるで池の鯉やカエルになったような気分(笑)

建物から眺める為に造られた中庭を、今度は建物を眺める為に改築するという、なかなか思いつけない視点の大転換。よその老舗旅館の人にも、是非参考にしていただきたいと思いました。

中庭の露天風呂は混浴ですが、木がたくさん植わっているので、建物の方に露骨に入浴姿が見えてしまうことはありません。下の写真はsmallarrowみやこ旅館公式HPより。

鹿教湯温泉の混浴露天風呂

建物から見えない位置に、小さめの女性用露天風呂もあります。

みやこ旅館・女性用露天

他にも、男女別の内湯の大浴場に、貸切風呂が二つ。

女性用内湯

貸切は両方内湯の檜風呂で、宿泊者は無料です。予約なしで好きな時に入れます。

貸切檜風呂『熊倉』
貸切畳風呂『南角』

お風呂はどれも、近年に入ってから造られた新しいもので、おしゃれで清潔で大変すばらしかったです。泉質は単純泉。源泉は共同源泉のようです。

お風呂の詳細はsmallarrowみやこ旅館公式HPにて御覧ください。

部屋に戻って窓の外を眺めると、先程川沿いの文殊の湯に行く時に通った 湯端通りが見えます。向かいの古民家は、レストランかカフェのようで、閉店後もライトアップされていました。

みやこ旅館の向かいの古民家は洒落たレストラン

翌朝、再び窓から部屋の外を眺めると、昨夜は薄暗くてムーディーにライトアップされていた湯端通りは、実際はこんな感じでした。

太陽の光の元で見るとこんな感じでした・・・

チェックアウト。フロント奥にワンちゃんがいました。

みやこ旅館

アルバムの写真の日付を見ると、この後smallarrow猿ヶ京温泉 ざっくりとした感想に続く・・・みたいなんですが、その後の展開が全く記憶に無いです。あ、もちろん猿ヶ京温泉に行ったこと自体は覚えてますけど。

確か、文殊の湯の露天風呂の穴から文殊堂を見た時、嵐のような大風が吹いていたのを覚えています。翌日も風が強くて、上信越から関越に入った途端、あまりの強風に走行不能になり、高崎あたりで下道に降りたんだったと思います。

今まで色んな温泉に行きましたが、みやこ旅館の露天風呂は今でも「あそこはよかった」とちょくちょく話題に上がるほど、インパクトのあったお風呂でした。お金も時間もあまり余裕のない私達なので、同じ宿に繰り返し泊まることはなかなかできないのですが、いずれ機会があればまた泊まりたいなぁと思っています。

みやこ旅館から届く、捨てられないほど素敵な挨拶状

一度っきり泊まっただけですが、今でもシーズンごとに、版画が印刷された洒落た絵葉書を送って来て下さいます。これはそのほんの一部。

定期的に送られて来るみやこ旅館の挨拶状

これもまた行きたいなと、思わせる心憎いサービスですね。

鹿教湯温泉 みやこ旅館へのアクセス

住所:長野県上田市鹿教湯温泉

Tel:0268-44-2021

URL:http://www.miyako-ryokan.com/index.html

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